おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「若者たち」

2014年08月09日 | Weblog

 

午前5時の気温はプラス17度。濃い霧が立ち込めております。

きょうは久々、良い天気になりそうでちょいと嬉しいです。

もっとも明日夕方からは、またまた台風の影響かお天気はよろしくない。

今度の台風は、火曜日早朝には、ご当地直撃のコースを辿りそうで、クラクラしております。

我がニッポン国、お天気も一筋縄ではいかないようなのです。

話は変わりますが、

あの懐かしいテーマソングとともにフジテレビの「若者たち」を「毎週録画」で観ております。

TVで放映されておったのは、記憶が正しければ、おぢが中学生のとき。

ザ・ブロードサードフォーが低音で歌うあの主題歌、当時校内で開かれた合唱コンクールで、おぢのクラスはこの歌を選曲し、歌った記憶がありまする。

ウキペディアには、1966年の放送とありますから48年前のこと。

ほぼ半世紀も昔のことだったのです。

きのうのことはサッパリ覚えていないのに、50年近く昔のことはしっかり覚えているってねぇ、、、

長男役は田中邦衛さんで、長女は佐藤オリエさんでした。

ラマの内容は今も昔も両親のいない貧しい家族が、怒鳴り合い、殴り合いながら暮らすというお話。

昔ならこんな熱い兄弟もいたろうけど、いまはいないでしょう、って話です。

フジテレビの審議委員で作家の林真理子氏は「いつの時代だろうと思うくらい貧しい家が出てきて、不幸のてんこ盛り」「本当に心に残らなくて、最後まで『これが今、ドラマになる意義はなんだろう?』」とコメントしたそうな。

おぢと似たりゴンベの年齢、還暦の林真理子にボロクソ言われておるわけです。

おぢより15歳若いハニーさんは「人とガチンコで関わり合う時代ではないので、そこがいいのかな」「メールで意思疎通を図ることないのもいいのかも」と申しておりました。

なるほど、、、

「古い演出、クサイ演出」が批判の的らしいですが、とにもかくにも若くて豪華な役者さんが熱演する姿がいい。

フジテレビといえば、いまや「アッパラパー番組」に「アッパラパー女子アナ」というイメージですが、この番組は同局の原点を感じさせたりもするのです。

検察庁御用達の「HERO」も楽しく見ておりますけど、不幸のてんこ盛り「若者たち」をホントの「若者たち」にも見てほしい、とも思ったりするおぢなのでした。

ところで、

安倍総理が広島の平和式典で行なったスピーチ、冒頭の3段落が一字一句同じだったそうな。

「六十八年前の朝」が「六十九年前の朝」となり、「せみ時雨が今もしじまを破る」という表現がなくなった以外は同じだそうな。

これまた品性のないスピーチですなぁ。

ネット上で批判を浴びておるそうだ。

原稿を総理本人が書くことはないので事務方の所業だろう。

「総理の心情を忖度すれば、手抜きでいいじゃん!」って考えたわけか?

被爆者団体は「厳粛な慰霊碑の前で前年と同じあいさつをするとは、広島や被爆者、平和を軽視している証左だ。それが底流にあるから集団的自衛権の行使容認を閣議決定したのではないか」と話したそうな。

そう思われても詮無いことでござる。