バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

老々介護ならぬ、老々××!?

2016年05月15日 21時40分38秒 | バス運転士
あるバス停で降車完了… 扉を閉めようと思った時、1人のお婆さんが通路を歩いて来て「この次は何処になるの?」と言ったので、私は「次は○○2丁目で… あの歩道橋を過ぎたところにあります」と答えながら前方を指差した。すると、お婆さんは… 濃厚な化粧品の香りを撒き散らしながら通路を歩いて行き、自分の席に座った。

もしも、降車完了後すぐに発車していれば、次の○○2丁目まで一気に行けたのだが… 残念ながら、バス停の手前にある交差点の信号が変わってしまった。しかし、私は「まぁ、そんなに遅れているわけじゃなし… 慌てて行くこともないかぁ~」と思いながら、信号待ちをすること10秒、20秒…

と、突然! 「今、信号待ちだで… まだ立たんでいいよ。バス停は、もう少し先だで… さっき、○○2丁目のことを聞いてなさったもんで…」と、お婆さんに話し掛けているようなお爺さんの声が聞こえてきたので、私は「確かに、さっきは立ち上がって来たけれど… 今は静かに座っているんだけどなぁ~ お爺さん、何を言っとるの!?」と思った。

さて、○○2丁目に到着して中扉を開けると、前述のお婆さんとお爺さんの2人だけが降りたのだが… お爺さんは「どちらへ行きなさるの? この辺は※●×◆…」と、目的地へ向かって歩き出したお婆さんに話し掛けていた。おぉ~ まさか、こんなところで老々ナンパが見られるとは… お婆さんの濃厚化粧品の香りによって、お爺さんの何かが覚醒しちゃったのかなぁ~??? う、う、羨ましい…(そういうオマエは、いつになったら覚醒するんだ? あ、いや… 覚醒する前に“永遠の眠り”に就いちゃうだろうな。ハハハ…)

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