「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

老健に入った父に面会

2024年04月03日 19時01分31秒 | 介護
今日は老健(介護老人保健施設 )に入所している父との面会で10時に家内と一緒に行ってきました。

車椅子に乗って面会場所にやって来た父は相変わらず穏やかな表情でしたが1ヵ月間の入院前に比べるとかなりの痩せ方です。お腹周りがスッキリしてました。

私の事は認識していると思いますが、声掛けをしてもしっかりとした返事はなく、頷く程度で入院時の面会時と同様に15分の面会時間中で殆ど会話らしい会話というものはありませんでした。施設の方のお話では父に職員さん達を困らせる様な言葉や態度は一切なく、穏やかな性格でとても介助・介護がしやすい利用者さんですとのこと。しかしその分活発ではなく会話が続かず意思疎通の面で問題が出て来ています。認知症がかなり進んでしまいました。

私の問いかけには頷くことはできますが声を発してくれず私のことを本当に認識しているのかどうか怪しいかもしれまんせん。家内のことは分かっていない様子でした。

リハビリは嫌がらずに行っているそうで、左右2本の手摺を持ちながら3~4m程は歩ける状態だそすです。順調に歩行訓練が進んでくれて自宅に戻れる日が早く来ることを望んでいます。

施設の面会スペースでの父(97歳)




施設での父の衣類は私が週2回持ち帰って洗濯をし届けることになっていて、今日は入所後初めての衣類持ち帰りでした。入所時はまだ寒い日があるかと思い冬物の下着なども持って行ったのですが、室内は適温に保たれているので冬物の一部は返されました。またボタンで留めるシャツなども介助の手間が掛かるのでこれまた返却。それと依頼を受けて持参した毛布も不要とのことで返却でした。入所時の説明は施設の相談員の方から毛布を持参して下さい、とのことでしたが現場のスタッフさんの意見とは擦り合わせがされていない様です。必要な物、不要な物をしっかり説明して欲しかったと言うのが私の率直な意見です。

また入所時に分かったことでしたが、入所前の相談員さんの話ではリハビリは週3回までとのことでしたが、実際のリハビリ担当者さんからの入所時の説明では週4回ないし5回リハビリを行うそうでした。老健への入所はリハビリが主な目的なので週3回と言う話があった時には少々不満、不安があったのです。
ただし、リハビリ担当者さんからのお話の4回ないし5回と言うのが実際に本当のことなのかどうか今となってはどうなんだろう?と不信感も湧いているのが事実です。相談員さんと現場スタッフさん達との話が違っていることに戸惑いを隠せません。

そして衣類を持ち帰って洗濯をしようと思い取り出すと、何と便失禁した衣類が汚れたまま出てきました。勿論汚れた衣類とそうでない物は別々のビニール袋に分けてはあり、固形物は取り除かれてはいましたが恐れ入りました。ショートステイやデイサービスでの便失禁の場合は先方である程度は洗濯をして返してくれていたのでその違いに大いに驚きました。衣類を渡される時にも汚れ物があることすら話はなく、「はい、荷物。どうぞ。」と言う感じで渡されたのでした。老健での対応というのはこれが普通のことなんでしょうか?

また洗濯物の父のズボンのポケットには父が新聞を読むために持参していた虫眼鏡が入ったままだったんです。洗濯をする時は常日頃からティッシュが入っていないかどうか必ずポケットの中を確認する癖がついているので見つけることができましたが、気が付かずにそのまま洗濯機を回してしまっていたらレンズが割れてしまうこともあり得ます。洗濯が終わって衣類を取り出すときにその破片で怪我をしたかもしれません。

で、これらの事は施設に電話して話をしないといけない事項かと思ったのですが、この時の私の精神状態では乱暴な言葉になってしまいそうだと思い、一呼吸入れて思考をめぐらした結果、まず今までお世話になっている両親のケアマネさんに電話をして老健の現在の対応状況を報告してどこの老健でもこんな対応なのかどうかを聞くことにしたのです。

老健に入所した時点で父のケアマネさんは老健に所属している別のケアマネさんに移っていて私が電話をしたケアマネさんはこの老健とは関係のない施設の方なので今回の様な事案では気兼ねなく話が出来る立場の方なのです。

彼の返答は、便失禁についてはコロナ禍以降は感染症の恐れから固形物の除去だけでそのまま持って帰ってもらう様になっているとのお話でした。ショートステイやデイサービスでの対応とは違っていますが老健では今回の様な対応が一般的らしいですね。一呼吸置いてから対応して良かったです。直接施設へ電話しなくて本当に良かったと思った次第です。

また洗濯物を業者に頼むことが出来るのですが、そして当初はお願いするつもりでいました。しかしそれでは2週間に一度の面会だけしか施設に行きません。スタッフさん達とのコミュニケーションが不足してしまうだろうと考え、わざわざ洗濯を自宅で行い週2回施設へ行くことに決めたのでした。でもこの判断で良かったと思っています。ただでさえ現在施設に対してちょっと不審感が芽生えているのでそれを解消するためにも丁度良かったと思っています。

また今日は夕方にこの老健のリハビリスタッフさんが来訪され、実家の室内の確認をしていきました。玄関の段差の確認やリビング、廊下、キッチン、寝室、トイレなどの手摺の有無、段差の確認など写真を撮りながらの作業でした。以前脳梗塞と肺癌になり実家で私が面倒を看ていた兄がいましたが、彼は車椅子での生活を送っていたのでその時に不便は感じていなかったので父の場合も大丈夫だろうと考えていました。案の定スタッフさんからは特に問題はなく追加で設置が必要な物はないとのことでした。これで後は父が一日も早くリハビリを終えて帰ってくることを楽しみに待つことが出来ます。

そして彼の帰り際に父の洗濯物に紛れていた虫眼鏡のことを説明し持って帰ってもらいました。次回からは洗濯物の中に紛れていない様に注意して欲しいものです。



さて、今朝も早起きして早朝ランしましたがトレーニングに関しては明日の分と一緒に更新することにします。

コメント (2)
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