徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「 羊の木 」

2018年02月08日 10時48分29秒 | 映画・社会

この映画の想定が、いかに原作が”漫画”と言えども、大胆な想定になっています。
素性の知れない男女6人、彼らは全員、元殺人犯で、刑務所を出てきたばかりの人たち・・・
この設定と”羊の木”という題名に興味をもって、見に行ってきました。


その6名を、寂れた港町・魚深の市役所職員の月末 一 (錦戸 亮)がその受け入れを命じられました。
そのことを知っているのは、上司のほか誰もおらず、秘密裡に勧められる国家プロジェクトとして進めらます。
これは、再犯の防止だけではなく、地方の過疎化にも役立てようとする目的だそうです。

  
  清掃員 栗本は、海岸を清掃中、羊の木のプレートを拾います。はて、このプレート
  が、この映画にどんな関りがあるのでしょうか・・・              
  

彼らを出迎える月末もその異常性に驚くが、初めはそれぞれ仕事をこなしてゆく中で、趣味であるバンドの練習にも励みます。

そのバンドの練習に彼らの一人が入ってくることによって、話はあらぬ方向に進んでゆきます。

  
       文 に接近する宮脇              


それと並行して、この街の異様なお祭り”のろろ祭り”も、この映画を盛り立ててゆきます。
のろろ祭りの”のろろ”とは海から来た悪霊で、生にえとして二人が身を投げ、そのうち一人は助かるが、もう一人は死体も上がらないという言い伝えがあると言われています。

物語は、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・石田 文(木村文乃)をも巻き込み、街のひとと6人の感情が徐々に交錯してゆきます。

その6人とは・・・
つり船屋 杉山勝志 役   北村 一輝
介護士  太田理江子役   優香
清掃員  栗本清美 役   市川実日子
理髪師  福元宏喜 役   木澤 紳吾
クリーニング店員  大野克己役 田中 沢
宅急業者 宮脇一郎 役   松田 龍平

         

  物語は、この6人がどのようにかかわってゆくのか、あの”のろろ祭り”での騒動は・・・
 文に接近してゆく宮脇は・・・月末の父と介護士とは・・・
 死亡事件の犯人は・・・そして”羊の木”とは・・・


さて、最後まで、私には”羊の木”の意味が分かりませんでした・・・

推測するに、ヨーロッパでは、木綿は羊の木から取れるという言い伝えがあり、この単純な発想、考え方がこの物語とどのように関係するのか? 
要はあまり難しく考えずに単純に考えることの大事さを言いたかったのでしょうか・・・

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新線に積極的な阪急電車の実現性は・・・ ③

2018年02月05日 11時07分07秒 | 鉄道のよもやま話

阪急電鉄が発表した5つの新線計画も資金面や工期など多くの課題を含んでいますが、それでもこの時期、積極的な理由とは何なんでしょうか・・・

まず、2016年からJR北梅田駅を本格的に着手されたことが阪急を積極的に新線を考えた一因と思われます。
このJR北梅田駅は、JR東海道線から支線として新大阪ー福島の地下化が完成するとJR西日本の関空特急「はるか」が乗り入れる計画です。
北梅田駅が2023年に完成予定で、なにわ筋線の開業予定が2031年の予定で、JR西日本と南海の関空アクセスを難波と北梅田を結び、JRは40分、南海は38分で結びます。

  北梅田駅 工事  

つまり、JR地下線と新駅の工事が本格化しているなか、2018年度の政府予算に盛り込むためにも、阪急も早めにこの計画に参戦しないと北梅田駅への乗り入れが難しくなるので、この時が阪急が決断するには最後のタイミングだったのではないでしょうか・・・・

 

 北梅田駅工事


 

そこでこの新線工事に政治家の力が必要となります。
1番積極的なのが大阪維新の会で、府市とも優勢な間に計画を進める必要があります。
以前から、東京に比べ、大阪の地下鉄が私鉄への乗り入れが進んでいないのは、市営地下鉄が原因とされ、昨年から民営化が進んでいることが乗り入れなどが推進出来る環境が整っていることも大きな要因の一つです。
また神戸市営地下鉄への乗り入れも現市長が積極的なのも推進の原動力になっています。

 他に「うめきた」開発(貨物駅移転が遅れていたが2024年に完成のメドがついた)やグランフロント大阪の運営に参加しており、北梅田は、今後の阪急の拠点としたいところです。

   

また、過去に旧運輸省系の審議会が約15年ごとに答申が発表されることを考えれば、関西の場合2004年に答申されていることから、2019年つまり来年にも次世代の鉄道計画をデザインした答申が出ると予想されることも、阪急の動きが積極的になっている一因ではないでしょうか・・・

                     (これらの情報は、昨年12月の東洋経済を参考にしました)

 

 

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新線に積極的な阪急電鉄も実現性は・・・②

2018年02月02日 09時03分04秒 | 鉄道のよもやま話

前回、阪急電鉄は ”なにわ筋線構想” を含む新線構想を5つ検討していることを書きました。
その実現性について、まず資金面での問題を述べましたが、今回はそのうち3つの構想が重なる十三駅に問題があります。

3つの新構想の接点となるのが十三駅です。
その3つの新構想とは、1、なにわ筋連絡線(十三~北梅田) 2、新大阪連絡線(十三~新大阪) 3、西梅田・十三連絡線(西梅田~北梅田)です。

  

この十三駅は、現在、阪急電車の神戸線、宝塚線、京都線の接点でもあり、ここに上記の連絡線を接続させるには、周りが密集の商業地であり、自ずと地下駅が想定されます。

そしてこの3つの構想だけではなく、これが出来れば5つの構想も含めると、伊丹空港や関西空港、新大阪駅、難波などからも直通列車が乗り入れることが出来ます。

そこでこれらの連絡線を繋ぐのは、地上での現在の3線との接続は、無理で、たとえ地下化されても莫大な建設費と工期が必要となります。

地下駅が出来るとしても、単純に考えて、現在の3線から個別に地下に入り、それぞれから北梅田や新大阪に分離させるという方法が考えられます。

    
 
別に、京都線の淡路駅、神戸線の神崎川駅それぞれから地下で新大阪駅を経由して十三で接続させ、そこから北梅田につなぐ方法もありますが、いずれにしても費用と工期がかかることは必至です。

将来の北陸新幹線やリニア新幹線をも見据えた戦略をあわせて考えてゆかなくてはなりません。

現状と将来を見据えて採算性などあらゆるところを考えて、どうクリアしてゆくか、阪急電鉄の手腕が問われます。

阪急電鉄が新線計画に積極的な訳については次回に述べます。

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映画 「祈りの幕が下りる時」 

2018年01月30日 10時14分09秒 | 映画・社会

題名「祈りの幕が降りる時」とは、映画を見るまでは、この東野圭吾原作の新参者シリーズの完結編としての「幕が下りる」という表現だと思ったのですが、どうやら違うようでした
この映画を最後を見ればなるほどと思わせました。

また、加賀恭一郎(阿部寛)が日本橋の所轄を離れなかったのか、そして父親とあまりしっくりいかなかった訳も分かりました。

そして、刑事 加賀恭一郎の過去が明かされます。

   


物語は、東京都内のアパートで女性の腐乱死体が発見された所から始まります。
松永脩平(溝端淳平)を初めとする捜査一課は同じく東京で発生したホームレスの焼死死体との繋がりがあると感じ捜査を進めてゆく内に浅居博美(松島奈々子)という女性の存在が浮かんできます。

松永から相談を受けた加賀は次第に謎とされていた母親に繋がってゆくことが分かってきます。

  

浅居の母親は借金を残して失踪し、父親 浅居忠雄(小日向文世)と二人で夜逃げし、心中を図ろうとしますが、その途中、浅居は男に襲われ殺してしまいます。
父親は、その男に入れ替わり生きることを決め、博美は養護施設に預けられます。

成長した博美は有名な舞台演出家として活躍していました。
ここらあたりの物語は、松本清張の”砂の器”を彷彿する感じがしました。

父親は、自分のために浅居の名声が汚れることを気遣い会うことを制限して隠密裏に会っていたと考えられました。
そこで、死体で発見されたアパートに残された日本橋の12の橋の名前がこれらの謎を解明してゆきます。

  
          

 多くの謎を含んだこの物語も、良くある推理小説の謎ときのヒントの一つに同一人物が名前を変えているところとか、過去を隠し、名を遂げた人物が犯罪を積み重ねるところなど盛り沢山の謎が積み重なっています。

特にこの映画はシリーズで謎とされていた主人公の謎が判明するところを言いたかったのではないでしょうか・・・・

 

 

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新線に意欲的な阪急電車も実現性は・・・

2018年01月24日 09時39分34秒 | 鉄道のよもやま話

昨年3月に、阪急電鉄は、なにわ筋連絡線構想を打ち出した。
その他に、新大阪連絡線、伊丹空港連絡線、神戸市営地下鉄直通運転、西梅田・十三連絡線など5路線を発表しています。

   


新線構想の実現にはまだまだ多くの問題があるようです。

まず、資金的な問題が上げられます。
今、上下2層の巨大高架工事に取り組んでいる淡路駅は7年延長され、全体の完成は2027年(平成39年)度末となる見込みです。

このような公共性の高いインフラ工事の建設費は、阪急単独での整備工事はありえず、大阪市や大阪府、国の財政支援が前提となります。

  
    現在の阪急淡路駅の立体工事 と 改良工事後の淡路駅構内図 


このように費用には政治情勢に左右されるところが多く、阪急の希望がそのまま反映されるとは限りません。

次の問題点は、鉄道利用者の見通しがどうかでしょう。
つまり、今後の経営が成り立つかどうかが問題になることでしょう。

阪急の沿線は比較的恵まれてはいますが、それでも2016年の年間輸送人員は、1991年の2割減に落ち込んでいます。
期待したいところは、海外客の増加、梅田地区などの開発の進展や大阪万博やカジノ構想にどこまで期待できるかにかかっています。

そのほか北陸新幹線やリニヤ中央新幹線の開業時期はどうなるのか不透明要素が多くあります。

これら政治的要素が絡むところがあり、政治の動きにも注目しなくてはなりません。

その他の不安要素についてや、阪急が新線に積極的な訳を次回に述べます。
 

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