徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

大阪城の梅林

2023年02月28日 16時24分31秒 | 旅行・観光

昨年に続き、今年も大阪城の梅林に行ってきました。

  


去年と同じはずなのに、今年の梅は小粒のように感じたのは、何なのでしょう・・・

100種類もあるとのことで、満開のものがある一方、まだ蕾が固いものもあります。
でも全体的には7~8部咲きなのでしょうか・・・

それにしても多くの人出で、外国人も多く、この季節の大阪の名物になっています。

  

  

この梅林が出来たのは、あまり古くなく、1974年(昭和49年)府立北野高校の卒業生が開校100周年を記念して、22品種、880本の梅の木を大阪市に寄付したのが始まりなのだそうです。

今では100品種、1270本あるそうですが、幹もかなり古くなっているように見えます。
次の時代に繋ぐためにも植樹してゆくようにして欲しいものです。

  

なんといっても寒い冬があけ、春の兆しを告げる梅は、古くから日本人にしみ込んだ風景なので、無くならないようにしたいものです。

 


映画 「シャイロックの子供たち」

2023年02月22日 16時00分28秒 | 映画・社会

まず、興味を持ったのが  ”題名” です。

    

映画は、シェクスピアの戯曲「ベニスの商人」の舞台から始まります。
”ベニスの商人”の話は、大まかには知っていますが、その金貸しの名前がシャイロックだということを知りませんでした。
つまり、銀行=金貸し=シャイロックで、子供は、銀行員ということなのです。

  

その金貸しは、強欲でかなり評判の悪い金貸しですが、銀行員全員が悪い金貸しではありません。 銀行員も色々ですが、まっとうな銀行員のためにも申し添えます。
悪い銀行員といっても、それも様々で、根っからの悪党や、一時の迷いから悪に手を染めてしまう人もおり、それらの人々を描いているのがこの映画なのです。

「シャイロックの子供たち」は、池井戸潤の小説で累積発行部数50万部を突破し、昨年は、TVドラマ化され、今年に映画化されました。
     

さて、その銀行は、東京第一銀行のとある支店での騒動です。
お金を扱う銀行での現金紛失事件が、それも100万円という大金で、上層部はうやむやにすべく穴埋めをしますが、お客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)田端(玉森裕太)とともに事件の真相を探る。

  

出世コースから外れた支店長・九条(稲葉敏郎)、パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)エースと呼ばれるが過去に問題がある滝野(佐藤隆太)、本店から調査に来た本部調査部・黒田(佐々木蔵之介)

銀行を取り巻く取引先にも多くの問題を抱え、銀行を利用して一儲けを図る石本(橋爪功)や沢崎(柄本明)など芸達者の登場人物の掛け合いもなかなか見ものでした。

最後は、池井戸潤の十八番である「やられたら、倍返し」が見事成功するのでしょうか・・・・

   


トラ 今年こそARE(アレ)を掴めるのか・・・

2023年02月07日 13時49分18秒 | 野球・タイガース

2月に入り、プロ野球もキャンプインし、いよいよ球春が高まってきました。
まして、今年はWBCが3月に開催され、多くの大リーガーの参加もあり、関心はますます増えてきました。

今年のトラにも多くの新しい顔がそろっています。 
みんな期待大ですが、その中でも僕なりに期待するのは、スタッフが刷新されたことです。



プレーはなにもコーチがするわけではないのですが、選手を動かすのは、監督はじめコーチ陣で、適切な助言と作戦を駆使して、いかに選手の長所を伸ばすことが出来るか、それが側面から出来るのがスタッフであると思います。

それに、キャンプ中には、岡田監督の門下生ともいわれる臨時コーチにも期待がたかまります。 野手では、赤星氏が昨日まで、あと鳥谷氏の名前が挙がっています。投手は、誰なのでしょうか・・・昨年は山本昌でしたが・・・

勿論、それには、昨年の課題の解消、つまり守備陣の強化が大きなウエイトがおかれているのは当然でしょう。

  
   ドラフト新加入選手               カイル・ケラー

次に、助っ人にも期待がかかります。
(この時期、毎年のことながら、あれもこれも期待ばっかりが大きくなりますが・・)

昨年の助っ人は、抑えのカイル・ケラーを残して全員解雇しました。
ややこしいことに、同じ投手で同じ名前のケラーが新規加入したことです。
なお、新規加入のブライアン・ケラー 背番号24 は先発要員らしいですが・・・

ケラー以外の新規加入には、投手でジュレミー・ビーズリー 右右 背番号99
野手で、ヨハン・ミエセス 右右 外野手 背番号55
シェルドン・ノイジー 右右 外野手 背番号7

   
    ビースリー       ミエセス        ノイジー
  

守備陣の強化の一環として、佐藤の3塁固定、大山の1塁固定を掲げ、外野にはセンター近本が決まっているだけで、あと2つのポジションは、この外人と若手で競い合うことになります。 守備の固定は、打撃に集中することも目的で、攻守両面の効果を狙っています。
打撃のレベルアップは当然のことなのですが・・・

 
中野がセカンドにコンバートともなると、ショートは今のところ小幡が有力視されています。
それを狙うのは木浪や北条だけではなさそうです。 熊谷や遠藤も・・・

どちらにしても、AREを目指すトラとしては、エラーを減少して、しょうもない失点を防がなくてはなりません。

これらを達成するためには、このキャンプでの見極めが今季の展望に大きく影響することに違いありません。

         

今年のチームスローガンは「ARE(あれ)」です。
なぜ、優勝といわず”あれ”といったのか・・・どうやら昨年のトラウマがあったのではと思いますが・・・

そこで”あれ”を次のようにこじつけたようです。
つまり、「Aim Respect  Empower」
「目標に向かって、野球に対する敬いの気持ちをもって、個々がパワーアップすることで最高の結果を残す」ということだそうです。

蛇足ながら、その通りになれば良いのですが、”アレ”が”あれ~”にならなければ良いのですが・・・