田中広江FP事務所

FP・ネットワーク・オフィス
(FPはファイナンシャルプランナー)

12会忘年会

2011年12月28日 22時49分41秒 | Weblog
昨日は本当に良かったと周囲に感謝することが出来る夜でしたし、10名程度の懇親会で周囲を
気にしながら、幹部社員の方々と本当に良かったと涙を流し合いました。もちろん周囲の人達は、
ごく一部の方にしか理解されていませんし、そんな大変なことが起きたり、良い方向に落ち着いて
安心していることなど全く知る由もありません。会社は誰のものなのでしょうか?今回ほど考えさ
せられたことはありません。先日の稲盛塾長講和の中でも「謙虚にしておごらず」とのお話を再度
お聞きして、更に才能や能力を私物化するなとの素晴らしいご教授を頂きました。ところが会社を
私物化しようとする人がいたり、無茶な要求をして来る株主がいたのでは、どんなに能力が高い
経営者と言えども、事業を継続して行く気持ちが萎えてしまったなら、もう投げ出したくなる気持ち
が痛いほど判りました。ただ応援する全ての皆様にとっても、地元盛岡にとっても公器となってい
る会社が、一部の良からぬ勢力に屈してほしくないし、存続不可能となった場合の損失が大き過
ぎて、何とか続けていただくために様々な形で多くの皆様が応援されていました。本当に今回だけ
はもう駄目かと思いました。長く企業を続けて行くことの難しさや、家族、社員、お取引先、お客様、
株主を含めた関係する方々だけでなく、広く世間様が必要をする企業の存在の貴重さも、痛切に
感じて理解も出来ました。銀行との関係や個人保障の問題、株式会社の株主の実情など、大変な
重責を担っている経営者の覚悟の大変さを実感させられました。心して経営に対してアドバイスを
して行こうと改めて思い知らされました。忘年会の宴会続きですが、食べ過ぎないように食事量を
抑えている成果があって今朝の体重も82.4キログラム。

涙を流して喜び合うほどの感動は久し振りのことでした。経営者が覚悟をし、智慧をしぼり、手間暇
掛けて仕事をする姿勢は、今年アイドカの行動指針でした。最終的には「利他の追求」こそが企業
継続の大きなポイントだと感じました。他を思いやる気持ちで調和の心が養われ、永く人様と関わり
続けられるのだと実感する機会でした。単なる保険屋さんの域を越えないと、その先に見えて来る
ものがありません。我々の思いを歌に乗せて伝えることが出来たなら、そんな思いを実現させてくれ
る男と出会いました。七瀬龍一さんです。今朝アイドカ朝礼に参加して下さり、曲を作るにあたっての
七瀬さんの思いをお聞きしました。家族に対する優しさ、愛情、強さを感じ、本当に素晴らしい方に
お願い出来て良かったと感じました。特に「私の願い」と言う題名通り、私にとっての大切なあなたに
対して、共に人生を歩んで行こうと言うフレーズを聞いて涙が出て来ます。震災後の今だからこそ感
じられたこともあると思いました。今までの「当たり前」が、本当に「有難きこと」なのだと気付かせて
くれたのが今回の大災難でした。改めて噛み締めながら曲を聞いて、早く皆様にもご披露したいなあ
と考えていました。

今夜の忘年会は、青年会議所OBで構成する「12会」の仲間達で、山田町で被災されて南大通りに
開店営業されている”魚河岸”さんでの開催です。12名の会員中9名の参加者で、満席状態のお店
の大半を占めています。話題は震災後の話、選挙の話、そして経営の話とゴルフ談議など多岐に亘
ります。経営者の方々だけに、今年1年を振り返りながら、今後の展開について意見交換です。いつ
もながらとても貴重な情報交換と話し合いです。食べて飲んで盛り上がった後、2次会へ向かわれる
先輩方を見送って、ロータリークラブのパスト会長、パストガバナーが待つ忘年会2次会場へと向っ
て合流です。職場の忘年会に混ぜていただくのは昨年に続いてのことで、何度も顔を合わせている
皆様と、今年を振り返りながらワインを頂きました。近々結婚されることが決まった社員さんと、早く
結婚したいと言う社員さんを囲んで、今後の対策も話し合いました。来年婚活のためのミニ会合を開
きたいと考えています。周囲に本当に頑張っている素敵な若い人達がいるので、出会いの切っ掛け
を大人の私達がもっと企画するべきだと最近富みに感じているからです。「恩贈りの会」とでも命名を
して皆様にもご提案しますので皆で若い人達を応援しましょう!


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