金沢競馬&佐々木(ホープ社)

東海公営(中部優駿)→金沢競馬(カナザワ→フォーカス→ホープ)と渡りあるいた競馬記者歴35数年のおっちゃんのブログです。

記者も馬も手応え掴み金沢へ

2011-02-25 19:53:44 | Weblog


 福山・マイル争覇は北陸・東海・近畿・中国の地区交流レース。印の順、人気の順に

挙げると、昨年の覇者⑧キングスゾーン ( 名古屋 ) 、②トウショウガナー ( 金沢 ) 、

⑨イイデケンシン ( 園田 ) 、④スマリングフィル ( 園田 ) 、と言ったところ。


 さて、短距離路線を求める金沢・トウショウガナー ( 佐藤茂厩舎 ) にはちょっと長い

1600m。前走の白銀争覇 ( 笠松 ) 以後は雪の金沢を避けて京都の牧場で調整。その効果

もあって直前の本追い切りでは492-364-247-116。。砂の深い福山では出色の動きでした。

仕上がりは順調でも、距離、そして2番枠をどうこなすか?。その辺りも気になって…。

トウショウガナーの○印 ( 対抗格 ) には少々不安があった ( 私だけ? ) 。


 パドック・②トウショウガナーの感触は写真を見ての通り悪くない印象 ( 写真・ア )

⑧キングスゾーンもさすがの気配 ( 写真・イ ) でした。ちょっと穴っぽい処で笠松の

⑩エイシンエヴァン ( 写真・ウ ) 、そんな感触のパドック印象でした。目立たなかった

園田勢④スマリングフィル ( 写真・エ ) 、⑨イイデケンシン ( 写真・オ ) らを思うと

やはり相手は⑧キングスゾーン。我々一行はそれぞれの思いを胸に?窓口に向かいました。


 向う正面からのスタート。押して押して行ったのは地元福山⑥クラマテング。それなら

と⑧キングスゾーン・安部幸は2番手外の策。この2頭が後続を5、6馬身引き離します。

( 写真・カ ) 我らが②トウショウガナー・吉田晃は離された3番手の内々。速い流れの

せいか3角まで隊列に変化はありません。そうなると2番手外⑧キングスゾーンには楽に

なります。4角一気に脚を伸ばした②トウショウガナーを引き付けておいて、直線でもう

ひと伸び…。すべてが上手く運んだ⑧キングスゾーンのひとり舞台でした ( 写真・キ )。

内枠を巧くさばいた②トウショウガナー・吉田晃騎手でしたが、やはり外枠ならもっと楽

に動けたのでは…、と悔やまれます。ちなみに結果は以下の通りです。


 1着 ⑧キングスゾーン ( 名古屋 ) 1.44.3
 2着 ②トウショウガナー ( 金沢 ) 2馬身
 3着 ⑩エーシンエヴァン ( 笠松 ) アタマ

馬単⑧-② 390 3連単 ⑧-②-⑩ 3.530


 『 まぁ、仕方ないか… 』そんな思いの2馬身差でありました。レース後すぐに検量所

へ降りて吉田晃騎手に聞くと『 控えたのは予定通り。勝ち馬が強すぎた感じですね 』と、

レースを振り返った。また『 砂は深かったけど走りやすかったですよ 』と馬場の印象も

話してくれた。この後は黒船賞 ( 高知・1400m・3月14日 ) へ向かう予定。今回の2着

で手応えを掴んだトウショウガナーの短距離戦線に注目しています。


 さて、呼子で充電を完了?した我々一行。福山競馬でリベンジなったかどうか…。



社長はマイル争覇で3連単をゲット!佐賀競馬のへこみを補てんしても、あまりある勝利

でありました。私は迷った挙句マイル争覇は回避。その後の10Rで4千円台、最終11Rも

当て、荒尾、佐賀、福山遠征をプラス収支。。よかった!これで何とか金沢に帰れる…。。





急げ!急げ!時間が…。( 前半 )

2011-02-22 15:14:45 | Weblog


 荒尾競馬でちょっぴり高くなった鼻も、続く佐賀競馬でこてんぱんにやられ『 キャ

イーン、キャイーン 』と負け犬のように呼子へ逃げ去った一行でありますが、その呼子で

イセエビとアオリイカ、それに主食の アルコールでたっぷり充電。そう、もう大丈夫!?

 さて本日は ( 2月6日 ) 福山競馬で金沢のトウショウガナー ( 佐藤茂厩舎 ) がマイル

争覇に出走。その応援に間に合わせなければなりません。呼子からは500㌔近い距離がある

ので早朝8時の出発となりました。毎時100㌔走行で5時間。唐津過ぎまでは下道を走らな

ければならず、高速を降りてからも30分程度は下道。どう見ても6時間半は見なければなり

ません。そうなると午後2時半到着。マイル争覇発走が3時30分だけにギリギリかも…。


 実は当初は7時半の出発予定でした。ところが 朝メシが豪華すぎて、メンバー全員が

ご飯をおかわり。私などはおかわりのおかわりで3杯。そうそれだけ食べれば時間はかかる

し、福山へ向かう道中のトイレ休憩も至極当然の成り行き。運転する社長はややキレ気味に

130㌔走行をするのでありました…。。一方、助手席の私は後ろから白っぽい車 ( いわゆる

覆面パトカー ) が来ないか確認、チビりそうな場面もありましたが、日曜でトラックが少な

かったのが奏功?。福山競馬場に2時前に着くことができたのです。


福山競馬場は街中にあります。すぐ前の有料駐車場に止め一本道路を渡って入場。すぐ左手

に専門紙売り場があります ( 写真① ) 。専門紙は3紙あり ( 写真② )、いずれもカラー刷

りで華やか…。どれも見応えがある新聞であります。。 その隣りにはファーストフードぽい

店舗 ( 写真③ ) 、美味そうでした。少し歩くとパドックが見えてきました ( 写真④⑤ ) 。

 ここでスタンド紹介。写真を見てもわかるようにパドックの直後まで2階スタンドが迫って

おり、雨風が強くても馬を見るのに苦労はなさそう。その2階から10mほど馬場側へ移動する

と机付きペア観戦シート ( 写真⑥・たぶん無料だと思う ) 。それを馬場側から見ると写真⑦。

スタンドそのものは接ぎ足しで ( 写真⑧ ) 、佐賀や金沢のようなまとまり感はないのですが、

中身はなかなかのものです。正直うらやましい!。金沢よりひと回り小さい馬場。砂はけっこ

う深めで力が要ります ( 写真⑨ ) 。オーロラビジョンはかなり老朽化が気になります。その

辺りは金沢と同じ悩みでしょうか。 さぁ!福山競馬場探検をしているうちに、もうすぐ9R・

メインのパドックが始まります。。今回、荒尾・佐賀・福山遠征のメインイベント、マイル争覇
です。◎印は名古屋キングスゾーン。期待の我らトウショウガナーは○。パドックへ急ぎます。



佐賀競馬で大敗!

2011-02-18 12:55:25 | Weblog


※下にデジブックあり

 初日の荒尾の勢いそのままに2日目は佐賀競馬へ…。福岡・博多からは40㌔近く。

1時間もかからず行けるので博多を10時前に出発。。ゆうゆうと2Rに間に合いました。

いきなり入り口の予想紙販売店の写真 ( ※① ) で申し訳ないが、スタンドは駐車場から

一段上がった所にあって、カメラにおさまらないからであります。続く写真②は写真①の

場内側です。場内からも新聞が買えるようになっています ( その右側がパドック ) 。

 佐賀競馬には通信社と日本一の専門紙2紙があります。金沢競馬の4紙と比べると半分。

さぞかし儲かっているのだろうと思いましたが、金沢の新聞に比べるとスタッフが多いの

が紙面上からもうかがい知れます。そう楽ではないと聞きました…。


 通信社の社長に手配してもらった来賓席 ( といっても我々だけでしたが… ) に荷物を

置き、新聞を片手にさっそく佐賀競馬探検!。まずは馬場側からスタンドを見ます。写真③。

金沢競馬のスタンドよりも少し長い印象で、しかも綺麗 ( 矢印は記者席、馬主席、来賓席

がある所です ) 。写真④はスタンドの2階。明るくて金沢競馬の2階より開放感を感じま

した。ただ、金沢に比べ窓口はほとんどが手売り。ひと事ながらかなりの人件費だなぁと

感じました。写真⑤は3連単のオッズ。かなり小さめのモニターですが、ひと画面で表示

されており、金沢のような切り替え画面でイライラすることはありませんでした。。写真

⑥⑦は馬場。砂の色こそ違っていますが、金沢競馬とあまり違いはないようですね。でも

ラチ沿いの砂が深いためか、ラチから3、4mあけて走ります。


 我々が陣どっている来賓席のガラス越しに見えるのが検量所です。レースから上がって来

た馬が目の前で鞍を外しています。写真⑧。よく見ると1着の馬はホライゾネットを装着し

ていました。金沢でもソロソロ解禁になるのかなぁ。

 検量所のとなりには調教師スタンド。写真⑨。その前の馬道は向うに見える厩舎へ続く道。

写真では着外で尿検査のいらない馬がそそくさと厩舎へ引き上げていきました ( お疲れさん )

 そのほか写真⑩は入場門横にある麺類屋2店。スタンド内にある各売店も結構活気があり

ました。写真⑪は2階に上がる階段横にある、何かを祭ったもの ( その方面には知識なく

何なのかよく解らない ) 。とりあえず100円入金し『 よろしくたんまっさ! 』

 え~、その信心 ( 神頼み ) の効果もなく、佐賀競馬では3戦完敗。他の同行者も散々の

ようでありました。どうも佐賀競馬は鬼門!とばかりに、3時には今夜の宿・呼子へ向けて

出発 ( 退散 ) した一行でありました。『 うぇ~ん! 』


 地図でも示しましたが、呼子までは九州自動車道を降りてから、下道をかなり走らなけれ

ばなりません。しかも唐津市を過ぎてからもうひと山。 ( この辺りは安土桃山時代に豊臣秀

吉が朝鮮出兵に拠点とした名護屋城もすぐそば。秀吉もここまで来たのか!?と感慨にふけり

ました ) そんなこんなで佐賀競馬場から2時間もかかってしまい。ようやく5時過ぎに呼子

に到着。。半島でも中に切れ込んだ呼子は小さな漁港といった感じで波もおだやか、とにかく

静かです。写真⑫。。

さぁ、悪いこと ( 馬券 ) は忘れて美味しいものでもいただきますか?! 写真⑬⑭。



博多の屋台でいっぱい

2011-02-14 09:13:21 | Weblog


早めに荒尾競馬を後にした我々が目指すのは福岡・博多。再び九州自動車道に乗り

80㌔余りの道程を1時間半でホテルに到着。。ホテルと言ってもビジネスホテルで部屋は

8畳ほどの広さ。でも、貧乏人の私にはすぐ壁があるのはかえって安心感。居心地のいい

部屋で一服したあと、晩飯を例の屋台で食べることにしたのでした…。。

 博多の屋台と言っても一箇所にかたまっているわけでなく、中洲、天神、長浜など多く

に点在。はたしてどこへ行こうか?。迷ったときはタクシーの運転手さんに聞くのが一番。

それによると『 中州は観光客だとボラれる店もあるから長浜の方がいいよ! 』との助言

( あくまで運転手さんの話ですよ ) 。 それじゃとばかりに長浜へ…。。


 まだ6時すぎとあってか客はまばらでしたが、屋台が置けるように歩道の幅が3㍍近く

ありずらりと屋台が並んでいます ( 当然、片側の歩道は通行不可 ) 。またその反対側の

歩道にはトイレも常設してあります…。我々は同じく観光都市・金沢から視察にきた市の

職員の気分になり『 金沢にも名物屋台通りがあってもいいんじゃないかな… 』てな感じ

で話していました。

 先客の3名の方につめてもらい、我々も屋台の一員に…。焼き鳥、つくね、カルビ、etc

酔っぱらってよく覚えてないけど、結構食べましたよ。。ひとり中瓶2、3本は飲んだし、

シメには定番の博多ラーメンも…。それで頭割りすると一人あたり3千円。当然、全額社長

のオゴリでしたが安かった、安かった。運転手さんの言うこと聞いて良かったです。さて、

本来ならもう一軒という処ですが、昨夜からの徹夜の1000㌔強行軍でもはやその元気なし!

9時はベットに入り、いわゆるバタンキューというやつです。。。

儲けるなら荒尾競馬?

2011-02-11 21:19:51 | Weblog
 4角辺りに結構な広さの駐車場があり ( 当然無料 )※写真① 。

 ( 文章下のデジブックを見ながらだとよく分かりますよ!・期限付き )

朝イチとあってかまだ100台程度の数。歩いて1分もすると入場門に到着※②③。専門紙

はベストニュース、ホース、競友ニュースの3社※④。いずれもペラの新聞 ( あっそう

か金沢みたいなマガジンスタイルはマイナーでしたね ) 。。私は競友ニュースを買って

入場門へ。そこにある出走表や成績表が入れてあるケースにふと目がとまった※⑤。上か

ら丸いローラーで押さえてある。一枚つまんで引くとローラーが回りスムーズに取り出せ

るし、これなら風で飛ぶ心配がまったくない。この方式は金沢も真似た方がいいなぁ。


 入場門をくぐるとすぐ右手にスタンド。。そこではミカンや白菜など野菜ものの売店。

さらにその横にはタイラギ貝も大きなタライに入れて売っていました。さすがに目の前が

有明海。。九州・荒尾に来た~!て感じですか。

 専門紙ベストニュースの方に引き連れられて2回の有料席へ…。『 お願いしま~す! 』

のひと言で通してもらう。係員の対応もアットホームな感じでその後の出入りも”顔パス”

的なものでした。いいね!いいね!。

 さて有料席の一番奥 ( 1角寄り ) に記者が陣取る席が確保してあります※⑥。確保し

てあると言うくらいなので部屋ではありません。金沢競馬ならスタンドの端っこにファン

と同じ感じで座っている感じかな。勿論、FAXやPCもありません。それを思うと金沢

の記者は恵まれています。『 もっと部屋を綺麗に掃除しなくては… 』と反省。

 記者さん達への挨拶もそこそこにパドックへ※⑦⑧。10頭も入ればいっぱいになりそう

で金沢に比べ、ひと回り小ぢんまりした印象です。ファンも2階から見る人が多く、フェン

スにかじりついて見る人もまばら…。その点でパドック等の我らには好都合。あわてずじっ

くり馬を見ることができました。。

 馬場は金沢と同じ一周1200m※⑨。ただ、3~4角が大きく膨らんでおり、差し馬に

やや有利かもしれません。 3R~8Rまで観戦。各自3、4回馬券を買ったようで社長

は10数万の儲け、ちびちび100円単位で買っていた私も3戦2勝とまずまずでした。

 遅めの昼食※⑩を取り、3時半には来た道を戻る格好で博多のホテルへ向かいます。。

昨夜からの強行軍で一睡もしてないだけに、今夜はよく眠れそうです…。。。



県境は道路一本

2011-02-10 14:20:56 | Weblog


   総勢4名を乗せたミニバンが西インターから高速に乗ったのが3日の夜9時30分。

夜通し走って荒尾競馬場を目指します。インターネットで調べたら約970㌔。ノンストップ

で走っても10時間。朝の8時近くになります。当然、休憩も入れると…。ただ、月末からの

大雪で心配された福井~木之本間も路面に雪もなく、さらに乾いてスムーズに走ることがで

きました。途中、2度の休憩を入れて本州最西端・下関に着いたのが朝6時半。。いよいよ

九州入りであります。九州自動車道を大牟田の手前、みやま柳川インターで一般道へ…。。


 私の発案で朝飯は高いサービスエリアより、大牟田 ( 荒尾の北隣り ) にあると思われる

牛メシ屋 ( 吉野屋、すき屋など ) で食べる予定にしたからです。ところがまだ市街地から

遠いせいなのか?なかなか見つけることができません。。とうとうしびれが切れた私以外の

同乗者からは 『 まだかまだか 』 のシュフレヒコール。しまいにゃ 『 どこでもいいから

入れ! 』 とのお達しであります。。一般道を30分近く走ってようやく目に入ってきたのが、

金沢でもよく見かけるガストでありました。。トイレをガマンし切れなかった子供のように

そのミニバンはガストの駐車場へ滑り込んでいったのです…。。


 でもガストを選んだのは正解!?。時間無制限で飲み物はおかわりし放題。牛メシ屋では

そうはいかなかったでしょう。。たっぷりやすんで荒尾に向け出発することができました。


 福岡県大牟田市は人口13万。古い町並みをすぎ、こじゃれた新しい町へ…。ところがまだ

大牟田の町並みが途切れてないのに突然、熊本県の標識。そう荒尾市とは道路一本で隔たれ

ているのです。ちょうど金沢市と野々市町のようであります。。道路一本で隔てた県境から

ものの3分も走れば荒尾競馬場の看板。時計を見ると10時半でありました。

2年ぶり!競馬記者の冬季遠征

2011-02-08 08:14:03 | Weblog


 思えば東北2000㌔の旅をしたのはもう2年前の1月。吹雪の中の夜中行、大型ショ

ッピング店並みの三本木 ( 場外 ) 、盛岡競馬場の圧倒的な迫力。帰りによった浦和競馬

の売店など印象強かったことを覚えています。昨年の冬は当社のシステム変更などにより

自重。満を持してとは大袈裟ですが、この冬はまだ行ったことのない荒尾競馬 ( 熊本県 ) 、

佐賀競馬 ( 佐賀県 ) 、そして福山競馬 ( 広島県 ) の3場をめぐる旅です。

 今回は社長と私に加えさらにおっさん2名が参加。計4名。馬券と酒で賑やかな旅に

なにりそうな予感がしました。さて計算すると前回の東北同様に走行距離2000㌔。はたして

どうなるか?! 以下に日程を記載しました。なお初回の荒尾競馬編は2、3日中にアップ

ロードの予定です。よろしければ見て下され。



2月3日 ( 木 ) 21:30 金沢出発


2月4日 ( 金 ) 10:30 荒尾競馬場着 ( 競馬観戦 )

        15:30 荒尾競馬場発

        17:00 福岡・博多着 ( 泊 )


2月5日 ( 土 )  9:40 福岡・博多発

        11:00 佐賀競馬場着 ( 競馬観戦 )

        15:30 佐賀競馬場発

        17:30 唐津・呼子着 ( 泊 )


2月6日 ( 日 ) 8:00 唐津・呼子発

        13:15 福山競馬場着 ( 競馬観戦 )

        17:00 福山競馬場発

        24:00 金沢到着