福山・マイル争覇は北陸・東海・近畿・中国の地区交流レース。印の順、人気の順に
挙げると、昨年の覇者⑧キングスゾーン ( 名古屋 ) 、②トウショウガナー ( 金沢 ) 、
⑨イイデケンシン ( 園田 ) 、④スマリングフィル ( 園田 ) 、と言ったところ。
さて、短距離路線を求める金沢・トウショウガナー ( 佐藤茂厩舎 ) にはちょっと長い
1600m。前走の白銀争覇 ( 笠松 ) 以後は雪の金沢を避けて京都の牧場で調整。その効果
もあって直前の本追い切りでは492-364-247-116。。砂の深い福山では出色の動きでした。
仕上がりは順調でも、距離、そして2番枠をどうこなすか?。その辺りも気になって…。
トウショウガナーの○印 ( 対抗格 ) には少々不安があった ( 私だけ? ) 。
パドック・②トウショウガナーの感触は写真を見ての通り悪くない印象 ( 写真・ア )
⑧キングスゾーンもさすがの気配 ( 写真・イ ) でした。ちょっと穴っぽい処で笠松の
⑩エイシンエヴァン ( 写真・ウ ) 、そんな感触のパドック印象でした。目立たなかった
園田勢④スマリングフィル ( 写真・エ ) 、⑨イイデケンシン ( 写真・オ ) らを思うと
やはり相手は⑧キングスゾーン。我々一行はそれぞれの思いを胸に?窓口に向かいました。
向う正面からのスタート。押して押して行ったのは地元福山⑥クラマテング。それなら
と⑧キングスゾーン・安部幸は2番手外の策。この2頭が後続を5、6馬身引き離します。
( 写真・カ ) 我らが②トウショウガナー・吉田晃は離された3番手の内々。速い流れの
せいか3角まで隊列に変化はありません。そうなると2番手外⑧キングスゾーンには楽に
なります。4角一気に脚を伸ばした②トウショウガナーを引き付けておいて、直線でもう
ひと伸び…。すべてが上手く運んだ⑧キングスゾーンのひとり舞台でした ( 写真・キ )。
内枠を巧くさばいた②トウショウガナー・吉田晃騎手でしたが、やはり外枠ならもっと楽
に動けたのでは…、と悔やまれます。ちなみに結果は以下の通りです。
1着 ⑧キングスゾーン ( 名古屋 ) 1.44.3
2着 ②トウショウガナー ( 金沢 ) 2馬身
3着 ⑩エーシンエヴァン ( 笠松 ) アタマ
馬単⑧-② 390 3連単 ⑧-②-⑩ 3.530
『 まぁ、仕方ないか… 』そんな思いの2馬身差でありました。レース後すぐに検量所
へ降りて吉田晃騎手に聞くと『 控えたのは予定通り。勝ち馬が強すぎた感じですね 』と、
レースを振り返った。また『 砂は深かったけど走りやすかったですよ 』と馬場の印象も
話してくれた。この後は黒船賞 ( 高知・1400m・3月14日 ) へ向かう予定。今回の2着
で手応えを掴んだトウショウガナーの短距離戦線に注目しています。
さて、呼子で充電を完了?した我々一行。福山競馬でリベンジなったかどうか…。
社長はマイル争覇で3連単をゲット!佐賀競馬のへこみを補てんしても、あまりある勝利
でありました。私は迷った挙句マイル争覇は回避。その後の10Rで4千円台、最終11Rも
当て、荒尾、佐賀、福山遠征をプラス収支。。よかった!これで何とか金沢に帰れる…。。