ふるやの森

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ジョン・タイター56: タイター予測の意味 1

2011-08-25 08:36:02 | Weblog
2001年 2月15日 11時45分 : ジョン・タイター 「投稿の動機」

予定以上に長い滞在になった。この春には帰宅しなければならない。大人になってからの生活の大半は、今回の任務を遂行するための読書、思索、討論に費やしてきた。もし、あなたが一点の疑いもなく私の言葉を信じるにしても、もう交流する時間は残されていない。この後は帰還に向けたタイムマシンの整備に専念することになる。この間このウエブ上で拝見したあなた方の考え方と行動の仕方は私のやり方と違いはあるにしても、妥当性を云々すべきではないだろう。そして、あなた方が投げかけた質問の動機は私にもよく理解できているつもりである。物理学の公式を延々と並べたり、未来のポップカルチャーの予測をしたりといった質疑からは得るものがないだろうと思っている。それを故意に質疑を避けているようには受け取らないでほしい。ただ、私は普通の人間であり、疲れやすく忘れっぽいだけなのだ。もし答えそこなった重要な質問を思い出したら、また戻ってきて答えることはやぶさかでない。


ジョン・タイターが本当に2036年からきたタイムトラベラーであったかどうかは、まだ決着をしていない。だが、彼が2000年11月2日から2001年3月24にかけてサイト上で読者からの質問に答えて投稿した大量の記事だけが今は記録に残されている。

ジョン・タイター・ドットコムのウエブマスターは後にこう語っている。

タイムトラベラーがやってきて投稿したなどとは・・・・・・・こんなタワゴトを信じる者がいるだろうか?その証拠にあなたも(少なくても今のところは)信じられないでいるではないか・・・健全な懐疑心を持ち続けるのは結構なことだ。でも同時に柔軟な態度も失わないでほしい。というのは、タイターの物語には内容的に一貫性があり、詳細な写真と図面の添えられた記事があり、タイムマシンについてのタイター独自の科学理論の展開があるからである。とりわけ重要なことは、近未来についての具体的な予測が示されていて、近いうちにこの話の真偽に決着をつけるからである。

「アメリカは2004年から2005年にかけて内戦に入り、2008年に抜き差しならないところまで激化をする。この時期までに、もはや自分たちがこれまでと違う世界に生活していると誰もが実感する。2012年までに合衆国のすべての国民が淘汰される。」

ノスタラダムスも聖書もこのように明確には未来予測をしていない。2000年にタイター氏がこのサイトに投稿をし始めるまで誰もが書いたことのないシナリオである。この予測が現実化したなら分別のある人ならタイター氏がタイムトラベラーであると認めて残りの話にも耳を傾けざるをえないのである


ここで読者に考えていただきたいのである。「未来予測」とは何だろうか?

ノストラダムス・聖書の他にも人類はこれまでに数多くの終末予言を耳にしてきた。ホピ予言、マヤカレンダー、日月神示、ジュセリーノ・・・それぞれに違いはあっても、共通して伝えているのは2012年にかけて大規模な変化を世界が経験するという点にある。タイター予測が他の予測と異なる点は、それが超越的な何者かのメッセージのチャネリングではなく、(私たちの未来に近い)未来世界から来た人間からの報告であるという点にある。

タイターの予測はアメリカ国民に大きな反響を呼び、後の9・11をめぐる社会的な混乱に人々を備える効果を果たした。この時期を境に人々は、メディアだけに頼らず、起きている事態の裏側の真相を見通し、インターネットを通して情報を交流するようになっていったのである。

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