7月になりました。今日は梅雨の晴れ間ですね。
今日は午前中に会長と公演のチラシの校正を届けに行きました。会長の家で、会長の車に乗り換え
て、出発。なんとカーミュージックは「相模甚句」でした。会長やりますね。これを覚えて舞台で歌いま
す。踊ります。
さて、I印刷所のご主人にいろいろ注文をきいていただきました。今月半ばの稽古の日に、
チラシは塾生にお配りできると思います。会長は午後からも用事が入っているらしくゆっくり話す間も
ありませんでした。私は、高座渋谷方面に行き、プログラムの広告をいただいて帰宅しました。
さて、昨日は、神奈川県立青少年センター多目的プラザでの地域演劇教育集団「劇団ひこばえ」公
演を観劇。横浜の中学生に殺害された野宿生活者須藤泰三30回忌追悼公演でした。
「街に陽が昇るとき~俺たちはゴミじゃない~」(脚本・演出 石渡アキラさん)出演者は今回は、子
供さんは少なく、70歳くらいのかたから大人の出演者が大勢で、今回のひこばえの取組の前向き
な姿勢がいっぱいでした。
主人公のHさん、お坊ちゃん中学生で最後まで、悩みを引きずる1さん、やまと塾でのころより、
ずいぶん大きく立派な演技をしていましたね。演出助手のMさんも昔、お世話になった方でした。
当時は高校生でした。みんな、劇団ひこばえで学び、成長していくのですね。頼もしいです。
私たちの演出の森田さんも神奈川区民Mの子供たちの引率でいらっしゃいました。公演後も
予定がおありで、私たちの劇の話はできませんでした。売れっ子森田さんです。
そのあとは、大ホールでのカネコキヨミさんのダンス発表会。前半をみせていただきました。
子供も、大人も、みんな、楽しそう。音楽と照明、衣装の力は、踊りを引き立てるために、なくては
ならないもの。演劇もそうですね。
カネコキヨミ先生も華麗に踊ってくださいました。カネコキヨミさんのパワー・無料発表会を打てる
実力にはただただ、感心しました。
さて、その前日30日は、厚木の市文化会館小ホールで、劇団扉座公演・厚木シアタープロジェクト
24回公演、つかこうへい原作・脚本演出横内謙介の「つか版・忠臣蔵」の観劇。おせわになったS・T
さんが、吉良上野介にふんして大活躍。ご当地厚木バージョンで、ぬいぐるみアユコロさんや、ご当
地OECフードのPRもありました。お芝居のセリフや転換音楽も照明もなにもかもテンポがハイで、
ハイで、2時間40分の間、居眠りする暇は1秒もありませんでした。
これが、現代のお芝居なのか、奇想天外の面白さで、笑いもいっぱい。
アフタートークには市川笑也さんが登場。市長さんも観劇の席から登壇して、厚木の文化をPR。
横内謙介さんは、市の文化親善大使をつとめていられるそうです。横内さんは「セリフを相手に
むかって言うのではなく、前にむかっていう」これが、つかこうへい流。
笑也さんは、「芝居が長くなるので、歌と音曲をぐっと早くしたら、役者のセリフもずっと早くなった。
歌舞伎役者は、歌舞音曲にのせてセリフを言うので。」と話されました。笑也さんは、家柄伝統を
重んじる歌舞伎世界の中では異色の青森のサラリマン家庭の出身で、猿之助に見出された、
いわば異端児。私たちが応援しているS・Tさんの出身も同じ青森です。頑張って。STさん。
長くなって、ごめんなさい。 水野昂子
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