後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔693〕トーマス・マン『魔の山』、100分で名著(NHK)に登場していますが、彼が絶賛する彫刻家がティルマン・リーメンシュナイダーなのです。

2024年05月14日 | 図書案内

  100分で名著(NHK)にトーマス・マンの『魔の山』が登場し、興味深く視聴しています。
  トーマス・マンといえば私にとってはなんと言っても『講演集 ドイツとドイツ人』(岩波文庫)です。このノーベル文学賞受賞者が絶賛する彫刻家がティルマン・リーメンシュナイダーなのです。『結・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーからシュトース』にも紹介しましたが、こんな件があります。

 「当時ドイツに、私が完全な共感を覚える一人の男がいました。その名はティルマン・リーメンシュナイダーといい、…」(18ページ)

■NHKのサイトより
名著139「魔の山」トーマス・マン
20世紀ドイツ文学の最高傑作の一つ『魔の山』。作家トーマス・マンをノーベル文学賞受賞のきっかけの一つになったともいわれる名著です。世界中の作家や研究者たちが今も言及し続けるなど、現代の私たちに「行き詰った近代市民社会にどう向き合ったらよいのか」「生と死の関係をどうとらえたらよいのか」といった深い問いを投げかけています。番組では、20世紀世界文学の旗手ともいえるトーマス・マン(1875-1955)の人となりにも触れながら、代表作「魔の山」にマンがこめたものを紐解いていきます。…(以下略)


最新の画像もっと見る