明日から極楽息子（大）の修学旅行です。名古屋市立の小学校では修学旅行で京都、奈良に行くことに決まっています。誰が決めたのかはわかりませんが、誰も変えようとしないので何十年も変わっていません。行く前からしおりがここまでボロボロなのはなぜでしょうか。
関ドライブインとあるのは、亀山市の名阪関ドライブインですね。自動車道の整備により、三重県や奈良県へのアクセスは格段に便利になりました。行き先は同じでも、時間を有効に使えるのはいいことです。奈良市に入って法隆寺、東大寺、奈良公園、興福寺といかにも修学旅行コースです。
宿の花園会館は妙心寺が運営する宿泊施設。宿坊と違って普通のホテルとして営業していますし、望まない限りは精進料理というわけでもありませんが、職員にお坊さんが多いので子供たちが戸惑うかもしれません。
次の朝は妙心寺境内の散歩から。豊川でお世話になっている烹金寺（ほうきんじ）は妙心寺派なので、参詣したら和尚さんが喜んでくれるでしょうね。午前中に京都に入り、金閣寺を見てから大徳寺で座禅を組むそうです。大徳寺は多数の塔頭（たっちゅう）寺院を併せ持つ広大な複合寺院なので、具体的にどこで座禅をするのかわかりません。ここで修行をした一休さんに思いをはせて座ってみるのも趣があるかもしれません。北東にある真珠庵が一休さんの塔頭です。
最後の清水寺も修学旅行の定番。清水の門前でみやげ物を漁るのも、昔からの慣わしです。門前の商店街にサイトがあります。土地柄で民芸品の店が多いようですが、あまり変なもの買って来ないといいけど。
