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「ひきこもる女性たち」 池上正樹著 ”表に出ないひきこもる女性”

2016-10-24 07:10:48 | 本の紹介
「ひきこもり」とは、家族以外の外部の人たちとの関わりが途絶えてしまった「社会から孤立した状態」のことを言う。中には、家族との関係さえも途切れ、誰ともつながりがないhitoたちもいる。

厚労省が2015年11月に公表した「就業形態の多様化に関する総合調査」によると、全労働者に占める非正規労働者の割合は、ついに約40%に達した。働き盛大である35歳〜54歳の非正規労働者は年々増加。その非正規労働者の月収は、20万円未満が80%弱を占め、10万円未満も36%余りに上る。社会保険制度の適用割合も雇用保険が約68%、健康保管約55%、厚生年金約52%、賞与支給率約31%などと、とても日々生活していけるような状況ではない。

2010年に内閣府が行った「ひきこもり実態調査」を見ても、「ひきこもり」層における女性の比率は3割強にとどまる。現場の声を聞けば、同じような境遇に苦しむ女性も数多く潜在していることがわかる。筆者の元に寄せられてくる当事者たちからのメールを分析すると、その内訳は、およそ半数が女性のものからのものだ。圧倒的多くは働き盛り世代の中年層である。
「毒親」を抱えていたり、「摂食障害」や「虐待」「リストカット」「PTSD」などと言われたりしてきた問題を背景に抱えている中にも、「ひきこもり」状態になっている女性たちがいる。

沖縄県の石垣島青少年センターが2015年2月に公表した実態調査によると、ひきこもり状態の人の性別を聞いたところ、「男」は41%だったのに対して、なんと「女」のほうが47%と多かった。内閣府の調査対象者の項目に「自宅で家事・育児すると回答したものを除く」と定義されている。これにより家族とのみとの関係性だけで外には出ていない女性たちの声を救えていない。

2014年、NPO法人「BONDプロジェクト」が東京都の自殺対策事業として、10~20代の若年女性369人にアンケート調査を行ったところ、そのうち性暴力を受けた女性は、約67%(249人)に上った。また、性暴力を受けた女性の半数近い117人が「死にたい」「消えたい」と思っていたという。ちなみに性暴力の内容とは、「痴漢」「無理やり身体を触られた」「無理やり性行為をされた」「性的な画像や動画を撮られた」などだ。
DVで「ひきこもり」状態にさせられている女性たちもいる。

感想;
ひきこもっている人、70万人。7割が男性と言われています。
でも、実際、女性の引きこもりガ多いのではないかと言われています。
女性は”家事手伝い”の言い訳があるために調査には出てこないとも言われています。
ひきこもっていると、親だけではなかなか解決が難しいので、専門家に相談することなのだと思います。
誰か、支える人がいれば社会に出て行けるように思いました。

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