江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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最近の戦利品-大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン。

2014年11月25日 22時58分44秒 | ガメラ
 ども、江戸です。今日は最近の戦利品について語ってみましょうか。


●大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(デジタル・リマスター版)

     
 なにやら『大映特撮DVDコレクション』では次作の『対ギャオス』の方が先に発売されるようですが、順番的にはこちらが先なので、私は順番通りに購入。値段もこちらの方が安く買える店があるしね……。

 本作は『ガメラ』シリーズの2作目ですが、私が初めて観た『ガメラ』映画はこれか『対ギャオス』だったと記憶しています。まあ、幼少時にテレビで観ただけなので、かなり記憶は曖昧なのですが、当時本作が好きだったというのは未だに覚えているので、それだけシリーズとのファーストインパクトが大きかったのではないかと思ったり。

 で、本作で新たに登場する怪獣はバルゴン。某バラゴンと混同しそうなややこしい名前ですが、ガメラと初めて戦った怪獣です。四つ足でトカゲのような姿には、生物的なリアルさがあって私は好き。また、敵としても舌から噴出される冷凍液でガメラを凍結させたり、背中のトゲから虹色の殺人光線で遠距離にある兵器に壊滅的な被害を与えたりと、なかなかの強敵だったと思います。

 そして、実質的な本作の主役もバルゴンとなります。出現したバルゴンに対して、人間達が次々と作戦を立てて対抗するのがメインのストーリー展開ですな。ガメラは中盤と最後にだけ出てきて、美味しいところを持っていく感じ(笑)。また、本作は昭和シリーズで唯一子供が物語に絡んでこないので、比較的重厚な人間ドラマが展開されていると思います。実際、欲深い人間の汚さがたっぷりと描写されていますね。

 それだけに、怪獣が登場するまでにはかなりの時間を要するので、そういう意味でもあまり子供向きとは言えません。それに、前作の半年後に公開された作品なので、ちょっと話の作りが雑かな……と思えるところも。展開が荒唐無稽なのは怪獣映画としてはある程度仕方がない宿命みたいな物ですが、ナレーションによって話が進められている部分はもう少しどうにかならなかったのかだろうか……。でも、ガスバーナーの件は説得力があったし、これから生まれた反射作戦は後の『ゴジラVSビオランテ』におけるスーパーX2に繋がっていたのかもですなぁ。

 さて、次は『対ギャオス』辺りを購入したいと思いますが、個人的には昭和シリーズでの最高傑作はこれなので楽しみです。



 じゃ、今日はここまで。

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