今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

宝塚・華やかさは…ま、いいけど。

2017-06-23 | 競馬
お久しという感じ。宝塚記念だというのにね。その宝塚。やはりグランプリというからには、頂点のレベルと共に華やかさも求められる。その点では今回はやや物足りない。大阪杯がG1になってキタサンのように、大阪杯→天皇賞→宝塚記念というひとつの王道が形成された。ただ実際にその蹄跡を踏むのはやさしくはない。今回の出走馬ではキタサン1頭のみ。基本距離適性の問題もあるし、体調面の問題もある。無事是名馬がクローズアップされるね。
 一流馬は数使わない、というのが特に日本では暗黙のルール化している。私は調子さえいいなら使って行くべきというスタンスなのだが、大事に処してこそ大望も、というような一種の深慮遠謀が美学となって正論化しているわけだ。競走馬の現役期間は3-4年が多い。馬だってもっと走ってアピールしたい筈だよ(笑)。地方の馬たちはJRAでいうところの連闘や半連闘は日常茶飯。それゆえ個々の馬の能力向上が妨げられている(使いべり)、という論には別に逆らうつもりはないが、同じ馬として生まれての落差には、なんか見て見ぬふりの私たち。まあ人間社会だって同じようなものか。ナシ、ナシ、ナシ。
 POG話は興味ない人もいるだろうが、私たちがこれほど長く競馬を続けてこれたことの理由として、ひとつの幹にはなっている。どんな夢でも描ける方がいい。楽しさというか、臨場感を伴ったドキドキ感は、世の中そんなにはないしね。ドラフト会議では結構ヘコんだ私だが、現在は持ち直している。というか、やっぱり勝っちゃうんじゃね。という気分にもなってきた。 タニノフランケル・ルーカスに、グラマラスライフ・シーリアという牡牝タッグ。大物マル外と思っているレリカリオも順調で、ヴェールを脱ぐ日はアッと云わせるかもしれない。かつてクロフネを見つけた私が、それ以来ぐらいの期待は持っている。持つのは自由(笑)。オルフェーヴル産駒はアベレージ的には威張れなくても、1頭や2頭は当たりが出ると考えたいね。その当たりがシエラでも驚けない。ゴールデンドックエーはG1級の馬を出すだろうと期待されていた。今のところアルバートドックが出世頭。その下のリライアブルエースも共にDI。そしてオルフェに変ったわけだ。アルバートやリライアブルはPO戦争でもグループ1扱いだったが、シエラはランク下がった扱い。普通にみれば当然だろうが、爆発する魅力の点では楽しみはありそう。そして心配していたタンタフエルサ。どうやら杞憂に終れそうな気配になってきた。血統分ならソコソコ走ってむしろ当然の馬か。 なんかドラフトの夜とは随分テンションが違うぞ。まあ秋からがほとんどなので、夏の間はひたすら妄想が続く。それが一番楽しいのだ。
 
 
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