Sherlock Series 4 Episode 1
Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
ラストです。
メアリーの葬儀が終わり墓地を歩くジョン。
そして家の中でひとり携帯電話の呼び出しにも応じないジョンがいました。
ジョンの姿に重なる声。
それはセラピストのエラの声でした。
エラが誰かと話しています。
Ella:あなたは最近よく夢を見る。その夢は何度も見るの?
Ella:その話をしたい?
Ella:これは相互的なリレーションシップだということは知ってるわね。
Ella:世界中が自分の周りで砕け散っていく。すべてが絶望的で修復もできない。
それがあなたが感じずにはいられないものだとわかっている。
でもあなたがきちんと私に心を開けばあなたを助けられる。
エラの相手はシャーロックでした。
SH:それは僕のスタイルじゃない。
どうすればいいのか知りたいんだ。
Ella:誰に?
SH:ジョン。
場面はマイクロフトの家に変わります。
帰宅したマイクロフトは冷蔵庫を開けますが何も入っていないのかすぐに閉めます。
そして冷蔵庫に貼られているメモを見つけます。
そのメモには「13th」と書いてありました。
マイクロフトは懐中時計で時間を確認し、電話の受話器を取ります。
MH:シェリンフォードにつないでくれ。
221B。
ハドソンさんとシャーロックが向かい合って座っています。
ハドソンさんは涙声です。
Mrs.H:元にもどらないの?
SH:無理でしょうね。
Mrs.H:私たちは団結するべきだと思うわよ。みんなで協力しないと。
ロージーの世話もあるし。
シャーロックは立ち上がり所在なさげにテーブルの上に積まれているファイルの前に立ちます。
SH:僕は・・・・・えーと・・これを調べます。事件かもしれません。
Mrs.H:事件?そんな気分じゃないでしょう?
SH:仕事は悲哀に対する最善の解毒剤ですよ、ハドソンさん。(by空き家の冒険)
Mrs.H:そうね、そうだといいわね。
お茶を淹れるわ。
SH:ハドソンさん?
Mrs.H:なあに?シャーロック。
SH:もし僕がちょっと自分の能力に自信過剰になっていると思ったら・・・・
Mrs.H:Yes?
SH:僕に「ノーブリ」と言ってください。
※シャーロックのセリフは「黄色い顔」からの引用です。
ラストにホームズがワトソンに言うセリフです。
本当はジョンに言ってほしかったのですよね、やっぱり。
原文は下記になります。
“if it should ever strike you that I am getting a little over-confident in my powers,
or giving less pains to a case than it deserves, kindly whisper ‘Norbury’ in my ear,
and I shall be infinitely obliged to you.”
Mrs.H:ノーブリ。
SH:そうしてくれれば、僕は心から感謝します。
シャーロックはテーブルの上にある手紙を見ながら見知らぬ封筒を引き抜きます。
SH:これは?
Mrs.H:ああ、私が持ってきたの。私のに混ざってたから。
封筒の中から出てきたのは「MISS ME?」と書かれたDVDでした。
Mrs.H:あらやだ。それは・・・・
SH:間違いありません。
Mrs.H:Oh!
SH:終わりじゃない事はわかっていました。モリアーティの企みも。
シャーロックはラップトップでDVDを再生します。
画面に出てきたのはメアリーでした。
MW:あなたの注意を引きたかったのよ。
Mrs.H:Oh!
MW:これは万が一に備えて・・・何かあった場合に。あなたがこれを見ているのなら私は多分死んでいるわ。
MW:私は普通の人生を送りたいの、でも誰にわかる?確実なものなんてない、定めなどないの。
昔の生活は結果が全てだった。危険は楽しくもあったけど、でも永遠に逃げることなどできないわ。
このことは覚えていてね。それで・・・あなたに事件を依頼するわ、シャーロック。
MW:これまでで一番難しい事件になるかもしれない。
私が消えた時、もし私が消えたら、私のために何とかしてほしいの。
シャーロックはがジョンの家に行くとモリーがロージーを抱いて出てきました。
Molly:Hi.
SH:どんな様子なのか知りたかっただけなんだ。僕にできることがあるんじゃないかと。
Molly:これ、ジョンから。
モリーはシャーロックに手紙を渡します。
SH:そうか。
Molly:今読むことはないのよ。
Molly:ごめんね、シャーロック。彼は・・・ジョンは・・・あなたがジョンを助けたいと言ってきたら・・・
SH:Yes?
Molly:彼は・・・あなた以外だったら誰でもいいと、そう言ってた。
モリーが家の中に入っていき、シャーロックはその場から離れます。
MW:あなたに事件を、シャーロック。
私が消えた時、もし私が消えたら、私のために何とかしてほしいの。
Save John Watson.(ジョンを救って)
彼を救って、シャーロック。
Save him.
SH:我々はいつの間にその道を歩かされているのだろう。
我々が行く道はいつの間にただ1つの目的地へと流れる川に変わってしまうのか。
死は我々をサマラで待っているが、サマラに行かずに済ませることなんて、できるだろうか。
When does the path we walk on lock around our feet?
When does the road become a river with only one destination?
Death waits for us all in Samarra. But can Samarra be avoided?
ここでエンドロールが流れますがそれが終わるともう一度メアリーが出てきます。
「Go to Hell, Sherlock.」
この「Go to Hell」ですが当初は地名だとも言われてましたが、
結局、一度地獄に堕ちなさいって事なんでしょうね。そうしないとジョンは救えないって事で。
E1のテーマは「サマラの約束」になるのだと思います。
「only one destination」はここでは「死」の意味になるのだと思いますが
では、どうすればよかったのか・・・・うーん、「サマラの約束」はかなり深い話です。
拙訳をここまで読んでいただいてありがとうございます。
次はE2になります。
Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
ラストです。
メアリーの葬儀が終わり墓地を歩くジョン。
そして家の中でひとり携帯電話の呼び出しにも応じないジョンがいました。
ジョンの姿に重なる声。
それはセラピストのエラの声でした。
エラが誰かと話しています。
Ella:あなたは最近よく夢を見る。その夢は何度も見るの?
Ella:その話をしたい?
Ella:これは相互的なリレーションシップだということは知ってるわね。
Ella:世界中が自分の周りで砕け散っていく。すべてが絶望的で修復もできない。
それがあなたが感じずにはいられないものだとわかっている。
でもあなたがきちんと私に心を開けばあなたを助けられる。
エラの相手はシャーロックでした。
SH:それは僕のスタイルじゃない。
どうすればいいのか知りたいんだ。
Ella:誰に?
SH:ジョン。
場面はマイクロフトの家に変わります。
帰宅したマイクロフトは冷蔵庫を開けますが何も入っていないのかすぐに閉めます。
そして冷蔵庫に貼られているメモを見つけます。
そのメモには「13th」と書いてありました。
マイクロフトは懐中時計で時間を確認し、電話の受話器を取ります。
MH:シェリンフォードにつないでくれ。
221B。
ハドソンさんとシャーロックが向かい合って座っています。
ハドソンさんは涙声です。
Mrs.H:元にもどらないの?
SH:無理でしょうね。
Mrs.H:私たちは団結するべきだと思うわよ。みんなで協力しないと。
ロージーの世話もあるし。
シャーロックは立ち上がり所在なさげにテーブルの上に積まれているファイルの前に立ちます。
SH:僕は・・・・・えーと・・これを調べます。事件かもしれません。
Mrs.H:事件?そんな気分じゃないでしょう?
SH:仕事は悲哀に対する最善の解毒剤ですよ、ハドソンさん。(by空き家の冒険)
Mrs.H:そうね、そうだといいわね。
お茶を淹れるわ。
SH:ハドソンさん?
Mrs.H:なあに?シャーロック。
SH:もし僕がちょっと自分の能力に自信過剰になっていると思ったら・・・・
Mrs.H:Yes?
SH:僕に「ノーブリ」と言ってください。
※シャーロックのセリフは「黄色い顔」からの引用です。
ラストにホームズがワトソンに言うセリフです。
本当はジョンに言ってほしかったのですよね、やっぱり。
原文は下記になります。
“if it should ever strike you that I am getting a little over-confident in my powers,
or giving less pains to a case than it deserves, kindly whisper ‘Norbury’ in my ear,
and I shall be infinitely obliged to you.”
Mrs.H:ノーブリ。
SH:そうしてくれれば、僕は心から感謝します。
シャーロックはテーブルの上にある手紙を見ながら見知らぬ封筒を引き抜きます。
SH:これは?
Mrs.H:ああ、私が持ってきたの。私のに混ざってたから。
封筒の中から出てきたのは「MISS ME?」と書かれたDVDでした。
Mrs.H:あらやだ。それは・・・・
SH:間違いありません。
Mrs.H:Oh!
SH:終わりじゃない事はわかっていました。モリアーティの企みも。
シャーロックはラップトップでDVDを再生します。
画面に出てきたのはメアリーでした。
MW:あなたの注意を引きたかったのよ。
Mrs.H:Oh!
MW:これは万が一に備えて・・・何かあった場合に。あなたがこれを見ているのなら私は多分死んでいるわ。
MW:私は普通の人生を送りたいの、でも誰にわかる?確実なものなんてない、定めなどないの。
昔の生活は結果が全てだった。危険は楽しくもあったけど、でも永遠に逃げることなどできないわ。
このことは覚えていてね。それで・・・あなたに事件を依頼するわ、シャーロック。
MW:これまでで一番難しい事件になるかもしれない。
私が消えた時、もし私が消えたら、私のために何とかしてほしいの。
シャーロックはがジョンの家に行くとモリーがロージーを抱いて出てきました。
Molly:Hi.
SH:どんな様子なのか知りたかっただけなんだ。僕にできることがあるんじゃないかと。
Molly:これ、ジョンから。
モリーはシャーロックに手紙を渡します。
SH:そうか。
Molly:今読むことはないのよ。
Molly:ごめんね、シャーロック。彼は・・・ジョンは・・・あなたがジョンを助けたいと言ってきたら・・・
SH:Yes?
Molly:彼は・・・あなた以外だったら誰でもいいと、そう言ってた。
モリーが家の中に入っていき、シャーロックはその場から離れます。
MW:あなたに事件を、シャーロック。
私が消えた時、もし私が消えたら、私のために何とかしてほしいの。
Save John Watson.(ジョンを救って)
彼を救って、シャーロック。
Save him.
SH:我々はいつの間にその道を歩かされているのだろう。
我々が行く道はいつの間にただ1つの目的地へと流れる川に変わってしまうのか。
死は我々をサマラで待っているが、サマラに行かずに済ませることなんて、できるだろうか。
When does the path we walk on lock around our feet?
When does the road become a river with only one destination?
Death waits for us all in Samarra. But can Samarra be avoided?
ここでエンドロールが流れますがそれが終わるともう一度メアリーが出てきます。
「Go to Hell, Sherlock.」
この「Go to Hell」ですが当初は地名だとも言われてましたが、
結局、一度地獄に堕ちなさいって事なんでしょうね。そうしないとジョンは救えないって事で。
E1のテーマは「サマラの約束」になるのだと思います。
「only one destination」はここでは「死」の意味になるのだと思いますが
では、どうすればよかったのか・・・・うーん、「サマラの約束」はかなり深い話です。
拙訳をここまで読んでいただいてありがとうございます。
次はE2になります。
こんにちは。
早速ありがとうございます。
いやいや、いつも適当にやっちゃっているだけですよ~
そうなんですよ、会話がほとんどないですよね。
どちらかといえばダラダラとふたりのやりとりを見ていたいので寂しいです。
E1の感想をまとめようとも思いましたが文句の繰り返しになりそうなのでやめました(笑)
確かにそうですよね、まったく向き合わないどころか間にメアリーが入ってるし。
ふたりが自分たちできちんと向き合ってくれればまだ救われたかもしれないですが
メアリー、キューピッド説で乗り切ることにします(笑)
早速、お邪魔してしまいました~。
おかげさまでパワー充填させていただきました♪
ありがとうございます。
S4オンエアから2カ月以上も過ぎていながら、なぜ未だ放送の予定がないのでしょうかねえ?
世界でも屈指のホームジアンが熱い国のはずなんですけど・・・。
わー、ありがとうございます!
いい加減な訳ばかりですみませんです。
噂によるとN〇Kが消極的だとか・・・もしかしたらANXとかのほうが早い、なんてことになるかもですね。
世界屈指の遅さですね(泣)
こんばんは。
瀕死の探偵は私も好きです。
いつかは見てみたいと思っていたので嬉しいです。
実は私、E2は展開が早くて内容をほとんど把握していません(汗)
ハードル高そうですけど頑張ってみますね~
dicoさん、一休みされるのかと思ったら、既にE2へ!すごいです。ホントにお疲れの出ませんように~
いまだに放送日が決まっていない今、dicoさんの訳だけが救いです。
何となく雰囲気で分かったつもりになっていた部分も、ちゃんと訳を読むと微妙なニュアンスが伝わってきますね。
それにしてもE1の切ないシャーロックを観て、クリフハンガーになってるイベント参加者の皆さんはその後どうしただろうと、人ごとながら心配になります^^;
さていよいよ神回のE2ですね。
楽しみにしています^^