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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

オーシャンズ8

2018-08-13 15:00:11 | 映画+アクション
Ocean's 8

Directed by Gary Ross
Produced by Steven Soderbergh Susan Ekins
Screenplay by Gary Ross Olivia Milch
Story by Gary Ross
Based on Characters by George Clayton Johnson Jack Golden Russell
2018 USA

ネタバレが含まれますのでご注意ください。




早速映画部で観てきました。
とにかく豪華豪華、Gorgeousでluxuriousで magnificentで amazingで
marvelousで greatで fabulousな(しつこい)キャストと衣装と舞台でした。

主要キャストもさることながらカメオ出演の方々も豪華だし、
舞台がMET GALAだから衣装もセットも眼福でした。

まずはオーシャンズ。
One:サンドラ・ブロックasデビー・オーシャン Two:ケイト・ブランシェットasルー・ミラー
このふたりが11のジョージ・クルーニーとブラピ役でした。
Three:アン・ハサウェイasダフネ・クルーガー Four:リアーナasナインボール
Five:ヘレナ・ボナム=カーターasローズ Six:ミンディ・カリングasアミータ
Seven:サラ・ポールソンasタミー Eight:オークワフィナasコンスタンス


右側、リチャード・アーミティッジasクロード・ベッカー


そしてジェームズ・コーデンも。


オーシャンズ11からはルーベンとイエンも登場しました。
ルーベンは年取りましたね。

MET GALAなのでもちろんアナ・ウィンターもカメオで出演。


シャラポアやセリーナもいたし、他にもたくさんの方が登場していたので
その方たちを探すのも楽しみのひとつです。
マット・デイモンも撮影したらしいですけどカットされていたそうで残念です。

クロード・ベッカーは最初ダミアン・ルイスにオファーがいっていたのかな。
検索するとダミアン・ルイスが度々出てきていました。

ナインボールはシュリちゃん(ブラックパンサー)だとずっと思っていましたので
リアーナと知ってびっくり。相変わらず節穴ですね。
でも私の知っているリアーナとは全然違うんですもん。


ストーリーはオーシャンズ11をリブートした感じ。
ダニー・オーシャンの妹、デビー・オーシャンが刑務所から出所するところから始まります。


出所した彼女はある目的のためにオーシャンズを結成します。
この流れもお馴染みです。


内容的にはやっぱりオーシャンズ11~13のほうが面白いかな。
8はかなり順調に事が運んでいるので緊迫感があまり無いし
オーシャンズは多方面にわたり各々の才能を活かしますがそのあたりも
淡々と進むのでリアル感も薄かったです。

それとね、
失礼ながら、
サンドラ・ブロックのお顔が能面のようでした。
メイクが濃いのもあるのでしょうがほとんど同じ表情でしたよ。
そんなに頑張らなくても・・・と思ってしまいました。


ケイトねーさんはいつもハンサムですが今回はさらにハンサム度がUPです。
薄いブルーの衣装を着る場面があるのですがケイトさんは本当にブルーがよくお似合いです。



しかし今回は何と言ってもカルティエですよ。
1億5,000万ドルのトゥーサンです。


元はマハラジャがカルティエに依頼して作られたものですが
マハラジャ亡命の際に失くなってしまったそう。
で、今回はそれを基に女性用にカスタマイズして制作したそうです。
ジルコニアですが輝いています。


こちらに詳しくありました。
カルティエのネックレス「トゥーサン」

19日まで銀座のカルティエで映画で使用したコレクションが展示しているそうですよ。
カルティエが映画『オーシャンズ8』の独占ジュエリーパートナーに。

お衣装も素晴らしいです。







ここからオチバレです。


今回の計画はデビーが服役中に考えました。
MET GALAのお題が「王宮」だったかな?そんな感じでしたので
デザイナーのローズを取り込み、ホスト役のダフネの衣装のデザインをさせるように仕向け、
アクセサリーにトゥーサンを指名し、当日はレプリカとすり替えてみんなでダイヤを山分けします。

実はデビーの目的はクロード・ベッカーに復讐する事でした。
デビーはクロードに裏切られて服役していました。
なのでトゥーサンを盗んだ犯人に仕立て上げられます。

保険調査員のコーデンさんも活躍です。

デビーの目的も達成し、オーシャンズも解散。
ラストはダニーのお墓の前でデビーがドライマティーニを飲むのですが
その衣装がオーシャンズ1でダニーが出所した時の衣装なんですよね。

オーシャンズ好きにはニヤリとする場面やキャストが登場するので、
もしオーシャンズを見ていない方はまずはこちらを見るとより楽しめると思います。
が、もちろん単体でもじゅうぶん楽しいです。


ダニーとラスティもずっと一緒に行動し他のメンバーとは一線を画していましたが
デビーとルーはそれ以上に近くて親しい関係を匂わせていました。
と、言っても性的な関係ではないです。
少なくともデビーはクロードにも惹かれているのでゲイではなさそうですけど、どうなんでしょう。

でもこれくらいの距離感は女子同士でも普通にアリですけどね。
私にもこれくらいの距離感でおつきあいしている友達はいますし、
結構、女子はみんなこんな感じなんじゃないかしらね。

腕を組んで歩いたりお揃いの服や小物を身につけたり、
恋愛と友情の境目が曖昧というか、友達以上恋人未満な関係と言ってもおかしくないのでは。
あれ?でも、もしかしたらこれがアリなのは私だけかも、と思えてきました・・・


最近は性にこだわらない作りになっているので、
同性でも異性でも曖昧な関係な描写が増えているのかもしれません。

何だかジェンダー問題になりそうなのでこのあたりで終わります。
しかし、相変わらずシンプルな感想が書けないのね、私。

キングスマン: ゴールデン・サークル

2018-01-28 22:36:42 | 映画+アクション
Kingsman: The Golden Circle

Directed by Matthew Vaughn
Produced by Matthew Vaughn David Reid Adam Bohling
Screenplay by Jane Goldman Matthew Vaughn
UK USA/2017

毎日寒いですね。
昨日、友人たちと新年会ランチをしに丸の内に出かけたら
ラグビーワールドカップのイベントをやっていました。
来年日本で行われるため盛り上げようと頑張っています。

実はうちの映画部員のごるちゃんとRちゃんはラグビーの大ファン。
そのイベントにもしっかり参加していました。

私が渡英した時にワールドカップがイギリスで開催されていました。
あれから3年が経とうとしているだなんて時のたつのが早すぎます。

この日の夜、やっと見てきましたキングスマンGC。
ネタバレあらすじ感想をまとめます。


ネタバレしていますのでご注意ください。



1を観てなくても楽しめるそうですが、1を踏まえたセリフやジョークが多いし、
エグジーとハリー、そしてキングスマンの背景を知っていた方がより楽しめます。

なのでまずは1のおさらいから入りたいと思います。

キングスマンとは。
一見高級テーラー、その実態はどこの国にも属さない独立した私立スパイ組織です。
スーツが鎧がモットーです。


キングスマンの武器一覧。


スパイなのでそれぞれコードネームがありますがキングスマンは「アーサー王」に因んでいるようです。
コードネームは後継者にずっと引き継がれていきます。

組織を統括しているのが「アーサー」
1ではマイケル・ケインでした。


ハリー・ハート演じるコリン・ファースのコードネームは「ガラハッド」
円卓の騎士のひとりですね。

これはコリン・ファースのための映画なんじゃ、と思ったくらいスーツがお似合いすぎます。

マーク・ストロング演じる「マーリン」はエージェントではなく、007でいうところの「Q」的な存在で
「魔術師マーリン」に因んで彼らを導く立場にいます。


そして、タロン・エガートン演じるエグジーの父親を昔ハリーがキングスマンにスカウトした人物ですが
ミッション中にハリーを庇って死んでしまいます。
その恩があり、ハリーはずっとエグジーの成長を見守ってきました。


ある日、つまらないことで逮捕されたエグジーはキングスマンの正体を知らぬまま
ハリーに保釈をしてもらいますがパブでちんぴらに絡まれてしまいます。
この場面に登場するのがあの有名なセリフです。


Manners(マナーが)


maketh (作るんだ)


man.(人間を)

元は「Nurture and good manners maketh man.」(教育と行儀作法が人をつくる)という諺みたいです。
ここで傘が大活躍。
英国人はスーツと傘が似合いますね。
マイクロフトの傘もこのくらい仕掛けがあると思っていましたけどね。

エグジーの素質に気がついたハリーはエグジーをキングスマン候補生としてテストに参加させます。

右端がエグジー、その隣が後のランスロットのロキシー。中央が2でも登場するチャーリー。

犬をパートナーとして育てる訓練があります。
エグジーはパグ犬を「JB」と名付けます。


最後のテストはその犬を撃ち殺す、というものでした。
それができなければ失格。しかしエグジーが引き金を引けず合格したのはロキシーでした。
実は空砲だったんですけどね。ハリーもこのテストをクリアしています。
今回、重要な役割を果たすハリーのミスター・ピックル。


1の悪役はサミュエル・L・ジャクソン。


ハリーはサミュエル・L・ジャクソンに撃ち殺されてしまい、
エグジーが「ガラハット」としてランスロットとともにマーリンの指揮のもと世界を救います。


駆け足ですが1のあらすじでした。
Yam Yamさんが以前感想をお書きになっておりますのでご参照ください。
映画 ”Kingsman” 感想
(Yam Yamさん、事後承諾になりすみません。リンク貼らせていただいています。)

そして、ゴールデン・サークルです。

ここからネタバレあります。



冒頭、テーラーから颯爽と登場したエグジーですが謎の集団に襲われてしまいます。
エグジーを襲ったのはキングスマンの訓練で一緒だったチャーリーでした。
何とか凌いだエグジーですが、キングスマンのシステムをハッキングされてしまい、
世界中のキングスマンもエグジーのところにいた友人やJB、ランスロット、
そしてキングスマンの本拠地であるテーラー、そこにいたアーサーも(今回はマイケル・ガンボンでした)
一斉に襲撃され全員死んでしまいます。

初っ端からすごい展開です。
1から引き継いだものが全部消えてしまいました。ショック。

前回サミュエルさんに拉致されていたスウェーデンの王女を覚えていますか?
彼女を救ったエグジーはそのまま交際していたようで、
襲撃されていたとき、スウェーデン国王夫妻と会食をしていたので難を逃れました。

今回の悪役はジュリアン・ムーア演じるポピー・アダムズ。
チャーリーは彼女が救った巨大麻薬組織「ゴールデンサークル」の一員でした。

最近の大女優は悪役を演じるのが流行りなのでしょうか。
シンデレラではケイト姐さんが、パディントンではニコール・キッドマンが悪役を演じていました。

ポピーはベトナムにアメリカンなポピーランドを構え、
ダイナーではミスをした部下を粉砕機に入れミンチにして作ったハンバーガーを
新しい部下に食べさせるというサイコっぷりを発揮。

私はハンニバル好きなので耐えられましたが結構トラウマになりそうな場面でした。
もちろん、前作同様明るく粉砕しています。
前作は首に埋め込んだチップが派手に爆発しみんなの首が飛ぶのがシュールでしたが
今回はね・・・


消えてしまったテーラーの前で立ち尽くすエグジー。
エグジーの前にマーリンが現れます。彼は無事でした。

「最後の審判の日」を実行することになったふたりはケンタッキーにある「ステイツマン」に行き
そこで死んだはずのハリーと会うことになります。

驚くふたり。

ハリーを救ったのはステイツマンのエージェントたちでした。
しかし後遺症で記憶がなくなっていました。
そんなハリーの記憶を取り戻そうとエグジーはミスター・ピックルと同じ種類の子犬を持ってきて
ハリーの目の前で撃とうとするショック療法を実行しますがそれが功を奏し記憶を取り戻します。

ステイツマンの「ジンジャー」役はハル・ベリーでした。

そしてポピーを倒すべく「ステイツマン」と協力します。


ポピーのアジトに向かう3人。


途中、エグジーが地雷を踏んでしまいますがマーリンがエグジーの身代わりになり
ポピーの警備を道連れに吹き飛ばされてしまいます。

マーリーーーーーン!!!!そんなーーーーーーー!!!!


ハリーとエグジーは警備たちをすべて倒しますが獰猛なロボットの犬が立ちふさがります。


ふたりのピンチを救ったのは囚われていたエルトン・ジョンでした。


かなり端折りましたが再び世界を救い、
ステイツマンを力を借りてキングスマンを再建することになります。

ラストはなんとエグジーと王女の結婚式でした。


前作の斬新さはあまり感じられませんでしたが面白かったです。
ですが私的にはかっこいいハリーが見たかっただけにちょっとショボンでしたが
前作では見れなかったエグジーとの共闘が見れたのは良かったです。


マーリン死ぬのはやめて欲しかったです。マーリン返して。
マーリンはカントリーロードを歌いながら警備をひきつけドカーンだったので
その日ずっと頭の中でカントリーロードがぐるぐるしてましたよ。

チャニング・テイタムもステイツマンのエージェントで出演していましたが
あまり出番はなくて、一体何だったんでしょうね。


そして。
結局、エルトン・ジョンが最強だったという。


まさか、サーがハリーたちを救うことになるとは思いませんでした。
ほとんどコントのような流れでしたけど、私はここが一番面白かったです。

ノリノリだわ。

続編の噂もありますが、私は無くてもよいかな。
マーリンもいないし、ハリーのかっこよさも微妙だったし。
ハリーとエグジーの関係も1のほうが好きだったし。

愚痴ってしまいましたが、
アメリカとの対比はとても面白かったです。
投げ縄、最高でした。
独特なアクションも前作よりパワーアップしていてとても楽しめた2時間ちょっとでした。


次回はパディントン・・・・行けるかな。

007 スカイフォール

2013-06-07 12:07:52 | 映画+アクション
原題:Skyfall


ショーン・コネリー演じるジェームズボンド「007 ドクター・ノオ」が公開されてから50年。
その記念として大々的に宣伝された「スカイフォール」ですが、いやほんとにすごい宣伝でしたよ。
ロンドンオリンピックもあったから余計目についたのですが、BBCの「Top Gear」でもボンドカー特集と称して、
ハモンドくんがロケ現場となったトルコまで行ってたし。

ダニエル・クレイグが6代目ボンドに抜擢されたと公表したとき、ものすごく評判悪くて特に欧米ではアンチサイトまでできたとか。
だけど、ダニエルボンドの初作品「007カジノロワイヤル」が公開されると途端に絶賛だったとか。
確かに私も今までのボンドのイメージとはかけ離れすぎてちょっと違和感もありましたよね。カジノロワイヤル観ても
私の印象は変わらなかったですけど(笑)

甘いマスクとスマートな物腰で女性たちを虜にし情報を頂いてしまうボンドとは対照的に硬派で静かなダニエルボンド。
だけど、今回のスカイフォールを観かなり好印象になりましたよ。
MやQと漫才的なやりとりも沢山あって硬派で静かな性格をかなり活用できてるし、何より今までと同じタイプのボンドだと
どうしてもショーン・コネリーとロジャー・ムーア、この名優たちと比べてしまうのでいっその事このくらい違ったボンドで
よかったのかもーと遅ればせながら納得しています。


でもダニエルさんもちゃんとしっかりスーツを着こなしているのでやっぱりボンドは身だしなみなんだなーとあらためて思いましたよ。
イギリス人がスーツで椅子に座るときボタンを外すらしいのですがちゃんとダニエルさんもやってましたね。
最近このマナーにちょっとツボってます

そして、なんと日本の軍艦島も出てくるんです。設定上はマカオの島になってしまいましたが、ちょっとびっくり。
重要なシーンとして出てくるので見ればすぐにわかります。



以下、ネタバレを含む内容となりますのでご注意ください。

各国のテロ組織に潜入しているNATO工作員のリストが奪われたのでボンドは新人エージェントイヴとともにトルコでリストを
追いかけますが、犯人と取っ組み合いになったあげくMの命令でイヴが狙撃しますがそれがボンドに当たり川に落ち行方不明に。


リストを奪った組織がロンドンのMI6のシステムに侵入した挙句本部を爆破してしまいます。
ちゃんと生きて、どこかの海沿いの街で暮らしていたボンドはそのニュースを観てロンドンに戻ります。

手がかりを追って上海やマカオを飛び回り、軍艦島(笑)で首謀者と対峙します。

シルヴァさん

ボンドはソルヴァを捕えMI6本部に拘束します。
そして彼が元エージェントでMに復讐するためにやっていることを知ります。

Mさん。

しかし、再度システムに侵入しシルヴァは逃走し、ボンドはQの援護を受けながら追いかけます。
しかし、Qって世代交代したんですねー、びっくり。


ロンドンでは、今回のリスト流出でMが政府の審問委員会にかけられます。
MI6を規制する権限を持つ政治家のマロリーもMに引退勧告するなど悪役を匂わせますが、ほんのりMを援護します。
女性の大臣から00セクションが時代遅れだし必要ないでしょと、言われますが今回の作品なかでしばしば、
時代遅れや不要論が出てきます。
Qが発明した数々のアイテムもヤングQは「おもちゃ」とか言ってるし。

シルヴァは政府の公聴会に現れますがマロリーやイヴ、そしてボンドの活躍でMは無事でしたが、シルヴァもまた逃走します。
そしてボンドはMを連れて、逆にシルバを誘い込むようQに協力してもらいます。
もちろんマロリーも協力しQに的確な指示をあたえます。

そしてもちろん、
ここでアストン・マーチンですよ!しかもちゃんとシートが飛び出すボタンや機関銃もついてます。こうでなければいけません!


ボンドたちが向かったのは「スカイフォール」と呼ばれるボンドの生家でした。
何と、パパとママのお墓もあります。それにしてもボンドって本名だったんですね(笑)
壮絶な戦いの末、シルヴァを倒しますがMもまた致命傷を負い殉職します。

すべてが終わりマロリーのアシスタントを務めるイヴに呼ばれマロリーの部屋に行くと、
次の任務を与えられます。そう、マロリーがMを引き継いでいました。
そしてイヴはミス・マネーペニー?と、ここは明確になっていませんでした。


50周年ということで、かなり派手な宣伝でどんだけ?と思っていましたが、面白かったです。
007はCGを多用しないのも好きなところですね。
ダニエルさんはもうしばらくボンド役をやるそうですが、こんな渋いボンドもいいと思います
カジノロワイヤルと慰めの報酬で文句言ってすみませんでした

96時間 リベンジ

2013-05-18 11:23:42 | 映画+アクション
原題:Taken 2


リュック・ベンソン製作、あのスーパー父ちゃんが帰ってきました。
と、いうわけで先日BDが届いたので早速鑑賞しました。

以下、ネタバレの内容が含まれますのでご注意ください。

前回、誘拐された娘を奪還するため誘拐した組織の悪党たちをバッタバッタと倒していきましたが、
悪党たちの父親であるアルバニア人のムラドが復讐を誓うところからストーリーは始まります。


誘拐のトラウマと戦いつつ、彼氏もできて車の免許をとるためにパパに運転を教わったり穏やかな生活を送るキム。
パパに彼氏の存在がバレた途端ママにも内緒にしてた彼氏のお家がすぐにバレたり、「身辺調査しないでよ」とか
言ってるあたり普通の親子ではないと思いますが(笑)

再婚相手との不仲に悩む元妻のレノーア。キムと3人で行くはずだった旅行もキャンセルになってしまったことを聞いた
ブライアンが、仕事でイスタンブールに行くんだけど終わったらお休み取るから来ないか?と誘います。
イスタンブールでは3人楽しく過ごしていましたが、ムラド率いる組織が3人を狙います。

ホテルにキムを残し、レノーアと二人でバザールにお出かけ中尾行されているのに気付き二人で別々に逃げるのですが、
レノーアさんが捕まってしまい、絶体絶命に。

状況を把握したブライアンは悪党と睨みあいながらもキムに電話をします。
「パパとママは拉致される。お前はパパの部屋に隠れるんだ」
これは前作のキムとブライアンの電話でのやり取りを踏襲していて面白かったですね。
前作は「キム、お前は拉致される」でしたが、前回も今回も冷静にキムに指示を出しています。


捕まったブライアンは今回の拉致が復讐のためだと知ります。

何とか隙をついてキムに電話意をするブライアン。指示通り隠れて難を逃れたキムの無事を確認しますが、
救出するために手伝うから!と断固言い張るキムにブライアンは指示を出します。
キムを守りつつ奥さんと自分を救出しなければならないブライアン、お父さんは大変ですね。


だけどキムも頑張りました。
ブライアンは見張りの隙をついて抜け出しますが、レノーアは動くことができません。
ひとまず、追われているキムを助け車を手に入れレノーアを救出しに戻ります。※1

しかし、レノーアは別の場所に連れられてしまいます。
ブライアンの特殊なスキルを駆使し格闘に続く格闘の末、レノーアを無事に見つけ出します。

そして、ひとり残ったムラドに「復讐を忘れ静かに余生を過ごすなら見逃してやる」と言います。
「なぜ見逃す?」
「こんなことはもう終わりにしたいんだ」そう言うブライアンにムラドは承諾するふりをしながら攻撃しようと
したので仕方なくムラドを殺します。
最後は親子3人+彼氏と仲良くお話しながらHappy end。


映画を観終わった後、特典映像をチェックしていたら「もうひとつの結末」があったので、
最後の場面が少し変わるくらいかな?と思いつつ見始めたら、監督のメッセージが。
「本編を見直したらブライアンの動機づけに疑いがあるので、構成を変えることにした。それが劇場公開版です」
そして何と映像が※1から始まるんです。ちょっと!それもうひとつの結末どころじゃないのでは。。。。

最後のムラドを殺す場面は同じなので行きつく先は同じだけど、そこに至るまでの経緯が違うよ!って事なんですね。
劇場版ではレノーアを救出する際にムラドと出くわし殺害することになっていますが、
別バージョンでは、※1でレノーアは救出されこの復讐劇を終わらすためだけにブライアンは単身でムラドを探し出し殺害します。

確かに動機は違うかもしれませんが、私はどちらでも納得できましたけどね。
奥さん救出するついでに終わらす事でも別にいいじゃない(笑)
それにしても違うバージョンを新たに撮りなおしたんですねー、大がかりな場面は両方同じでしたが大変そう。


しかーし!
やはり前作のほうが断然面白かったです。
今回もブライアンのCIA工作員としての特殊スキルは出るんですが、前作のスキルの方が圧倒的に良かったです。
どうせ続編作るなら、ブライアンの工作員時代のお話で作って欲しかったです。
お願いリュック・ベンソン様 次はそれで頼みます。

ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル

2013-04-01 15:19:50 | 映画+アクション
Mission: Impossible – Ghost Protocol

4作目となったMIシリーズですが、実は2作目が何かちょっとカンフーっぽくなった感じだったのでちゃんと観てないうえに
3作目もまったく観ていません。1作目がすごく面白かっただけに余計そう思ってしまうのかもしれません。
でも、今ちょっと調べたら3作目はJJエイブラムスが監督だったんですね!知らなかったー観なきゃ(笑)

なので4作目も当時テレビでよく宣伝をみかけたのですが上映中に観ることはなかったですね。
トムが危険なスタントを自ら演じたという有名なこれこれ!


なんだけど、噂で私の好きな「LOST」のソーヤー役で有名になったジョシュ・ホロウェイが出てることを聞いて!

しかもちゃんとオープニングのクレジットに名前が出てくると聞いて!(笑)
早速観ました。オープニングからいきなりジョシュのかっこいいアクション!お~、なんて観てたら、

何と!
開始から30秒で殺されました

そんな!

以下はネタバレが含まれますのでご注意ください。


瞬殺(笑)される割には存在自体はわりと重要で、回想でもう一度出てきますが(でもやっぱり30秒くらい)なんかがっかり。
やっぱり、ドラマの役者がメジャーな映画でよい役をもらうのは難しいですかね。ERから出世したジョージ・クルーニーはそうとうミラクルかもしれないです。

さて、内容ですがかなり面白かったです!
あのスパイ大作戦のテーマソングが流れると否応なしに盛り上がってはしまうんですが。
トムクルーズは相変わらずすごいですね。てか、この人いったいいくつよ!と思って調べたらもう50歳なんですねーびっくり。
でも全然痛々しくないしかっこいいです。日頃どのような鍛え方をしているんでしょうか。役者って大変ですね。

ジョシュが死んだあと、ベンジーがイーサンを脱獄させようとブタペストの刑務所のシステムにハッカーするところから始まりますが、
ベンジーって誰?しかもイーサンに奥さんが?やっぱり3を観ないとバックグラウンドが全然わからないですが観るうえではあまり気になりませんので大丈夫。
脱獄の時にイーサンがボグダンという男を一緒に脱獄させます。もちろんIMFにとっては想定外です。
しかし、このボグタンは後々重要になるのかな?と思いきやそうでもなかったのでちょっと残念ですね。もちろんこれまた重要人物との仲介役なので必要ではありますが。。。

そしていつものIMFからの指令があり動き出しますが、ターゲットが(何と!)クレムリンを爆破しその罪をアメリカにかぶせたことから、政府はIMFをゴーストプロトコル、つまり「そんな組織知らんよ、アメリカは一切関知してないよ」という存在にします。
でも、いつもIMFがエージェントに言ってるセリフですよね、それ(笑)
政府の援助が受けられなくなり孤立無援となったイーサンとチームは残された武器と情報で戦うことになります。

エンディングはもちろんいつも通りなので省きますが、この手のシリーズは水戸黄門のように主軸の設定がブレないことが大事だと思うのでこれから先も続編を作るならいつものオープニングとスタイルは変えないでほしいですね。
とにかく、今度MI3を観ようーっと。