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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

最近のいろいろ Benedict編

2016-12-19 07:22:14 | BC_2015・2016
久しぶりにまとめです。
が、いろいろと言うほどでは無いです。
シャーロック関連もあるのでタイトルとカテゴリーをどうするか悩んだのですが
カテゴリーをいい加減にするとあとで困ったりするので分けることにしました。

まずはベネディクトのイベント関連から。
と、言いつつマーティンです。

私の中では1、2を争う可愛さのセントポール大聖堂での画像。
このおふたりと、あとベネディクトも良かったです。
やはり神がかった何かがあるのでしょうか。

この日、マーティンはNSPCCのチャリティのイベントに参加したようです。
221Bの住人てのがすごいナイス。

リハーサルでマーティンがジョークを言って和んでいます。
マーティンは本当にスマートです。


そして次の日、セレブレーションクリスマスに参加のベネディクト。
この画像も可愛いし、221B3人目の住人て紹介もステキです。


Celebration of Christmasって大聖歌隊の音楽会という認識なんですけど合ってますでしょうか。
去年渡英した時に時間がなくて前を通っただけでしたが一度入ってみたいです。
私が通った時も長蛇の列でしたがCelebration of Christmasは大変みたいですね。

ベネディクトは詩の朗読をしたようです。
リハーサルかしら。


本番。
ハムレットとロバートブリッジスの詩を朗読したとFBにありましたが・・・


参加した方でしょか、インスタにUPされていた画像も何かいいですよね。


Brixton prisonでのLetters Live。


オリヴィア・コールマンも登壇していて思わずおおっとなりました。


まとめの動画はこちら。
Letters Live in Brixton Prison: Dec 2016


「何でも手に入る時代になりましたが怪しげな情報も非常に増えています。」
「I've long since owed you an account of the destiny of.....」
(訳せませんでした・・・すみません。)


「your cat!」

The Current Warも主要キャストが決まり撮影も始まるそうですね。
少しだけですが記事があったので。
EntertainmentWeekly

シャーロック編に続きます。

え?今更?な、まとめです。

2016-11-24 07:34:33 | BC_2015・2016
何とか人間らしい生活になってきましたが相変わらず部屋の中は物が散乱し、
ネット環境も最悪です。いつになったら落ち着くのでしょうか。

今月に入って全然まとめもしていなかったので
少しですが画像を貼ってストレス解消をしようと思います。
11月前半あたりです。順不同で。


やっぱり、親の前だと息子に戻っちゃうんですねー、久々にかわいー。





この時の映像もスルーしたままだったんですよね。
いろいろ良い画像がありましたがこの画像が一番好きかな、私。


これも好き。


ジョシュさんのインスタにUPされた画像。
Happy/Sad/Confused だそうです。
https://www.instagram.com/p/BMZlREDgabP/

動画はこちら。
Benedict Cumberbatch Talks Doctor Strange & Does More Impressions


ジミー・ファロン。これも全然見れてない(涙)

SNL・・・の話題はもういっか(笑)


変顔の撮影で有名なアンディ・ゴッツさんが先日ベネディクトの画像をツイートしてました。


コリン・ファースもあった。


これはマーティン。


GQのながーい記事
HOW BENEDICT CUMBERBATCH BECOME MARVEL'S STRANGEST SUPERHERO


シャーロックの作曲を手掛けているアーノルドさんとプライスさんがツイートしていた画像。




シャーロックコンのおふたり。

動画もあります。
Sherlocked 2016 - What Does The Music Mean To You?


この画像が可愛くてついつい。
御大のパートナー、イアンさんのお誕生日に撮った写真。
イアンさんのわんこはいつも良い味だすんですよね。


最後に、
ツイッターでまわってきたJJのエッセイがすごく良かったので。

「テクノロジーはありがたみを忘れさせる」という言葉にうんうんと頷きましたが、
「「ネタバレ(spoiler)」という言葉が
「ほかのみんなより先に手に入れられるクールな情報」という意味になってしまっている。
もはや誰も覚えていないだろうが、この言葉の本来の意味は
「取り返しのつかないダメージを与えること、台無しにすること」なのである。
ネタバレは製作者が意図した体験を平気でめちゃくちゃにする。
そしてなぜかそれはいま、多くの人にとって、好ましい選択になっているのだ。」

耳が痛いです、私。いや目が痛いのか?この場合。
作り手側の意見ではありますが、確かにおっしゃる通りです。はい。

J.J.エイブラムス特別寄稿:ぼくがマリオに学んだこと

もひとーつ。
全然関係ありませんが「聖☆お兄さん」が実写になると聞いて愕然としている私。
この漫画も大好きだったのに・・・・
ブッダとイエスを日本人でキャスティングするってどうなんですか。
イエスはジョニデ以外認めませんから!!

ちょっとすっきりした(笑)

とりあえずいろいろ

2016-10-30 09:21:02 | BC_2015・2016
きちんと追いかけられていないのでとりあえずの忘備録です。
落ち着いたらちゃんとまとめたいと思っています。

まずはやっぱりこれから。
シャーロックのS4E1の放送日がお正月に決まったようです。
お正月放送は想定内なんだけど、日本には関係ないしさ・・・・(泣)


それよりも、ベネディクトのこの発言がすごく嫌(笑)
「ドラマを観たら、ちょっと休みが必要なんじゃないかって思うよきっと。」
いやいやいやいや、そんなダークにしなくても、
間を置くのは全然構わないから、普通に明るく終わってくれません?
なんて、ダークだと明言しているわけじゃなさそうなんですけど。

クリフハンガーが無いのであれば、
メアリーが退場してジョンが221Bに戻ってまたふたりで事件を追いかけるでENDだったら、
そうしたら、最終回でも納得するのよ・・・寂しいけど。
しかし、何だかかんだと言ってきましたが約2か月後には放送ですもんね。
楽しみ半分不安半分・・・

動画はこちらからも見れます。字幕つきです。
Benedict Cumberbatch reveals why Sherlock will probably take a 'break' after series four

見出しに釣られたRadioTimesの記事。
あとでちゃんと読みたいです。
Benedict Cumberbatch says Tom Hiddleston ISN'T joining Sherlock


もうひとつ、見出しに釣られた記事。
ついにシャーロックの過去が明かされる・・・・うん、もうみんな知ってるけど・・・
Benedict Cumberbatch Reveals ‘We’ll Finally Learn Sherlock’s Past In Series 4’


これも面白そうだったので。
ベネディクトとトムヒ、これを言ったのはどっち?っていう質問してるのかな?
私も結構自分の言った言葉を忘れるので、他人の事笑えませんけど。
WATCH: Benedict Cumberbatch Plays ‘Who Said It: Cumberbatch or Hiddleston?’




ストレンジ。なんかいよいよですね~・・・日本以外。
DOCTOR STRANGE TV Spot #39 - Cultist (2016) Benedict Cumberbatch Marvel Movie HD

シヴィルウォーのクリップを見ながら治療法を説明してるのかしら。
バッキーの腕が亡くなった場面で「僕はメカニックじゃなくて医者だからね。へへっ」とか言ってましたね。
DOCTOR STRANGE Promo Clip - Civil War Cures (2016) Benedict Cumberbatch Marvel Movie HD

↑と一緒に撮ったのでしょうか。こちらはパグがストレンジのコスプレしています。
FBにUPされていましたが、ハロウィンネタみたいです。
DOCTOR STRANGE Promo Clip - Pug The Avenger (2016) Benedict Cumberbatch Marvel Movie HD

ハロウィンといえばこれがすごく可愛かったー。
パトリック家、最高じゃないですか。
SWにバットマン…ハロウィーン仮装かわいすぎ!ニール・パトリック・ハリス一家

ストレンジのビハインドシーン。
Doctor Strange: Behind the Scenes Movie Broll - Benedict Cumberbatch

GQが話題になっていましたがロシア版のGQの写真がステキすぎて・・・
内容も面白そうなんですけど、ロシア語・・・
GQ Russia


これもカッコよかった。ベルリンのプレミア。
オール黒のスーツがよく似合いますね。


これはウェストミンスターでしたっけ。
何だかちょっと人間離れしているような雰囲気の画像。


RDJホームズもいよいよですね。脚本家を集めているようです。
これも楽しみです。
Sherlock Holmes 3 team gathering writers' room for new script


御大やイアンさんが出演している「The Boys in the Band」の舞台、観に行ったんですね。
シャーロック以外で一緒の写真は珍しいかも。


The Boys in the Bandのサイト。
動画にキャストを含めた感想がありますが、アンスコさんやテナントさん、グレアムさんも話していました。
The Boys in the Band

Youtube版
Boys In The Band - Audience Reactions

最後にGNS!
落ち着いたら見なきゃー。
YoutubeにいくつかUPされていました。
The Graham Norton Show

ブライアン・クランストンが出ていてびっくりしました。
ブレイキングバッドは最高です。

シャーロックが放送される前に見ないとだわ・・・

Tom Hiddleston interview by BenedictCumberbatch その5

2016-10-28 12:21:43 | BC_2015・2016
ベネディクトの「インタビュー ウィズ トム・ヒドルストン」ラストです。


かなり意訳していますので誤訳など多々ありますがご容赦ください。
前回はこちら。
Tom Hiddleston interview by BenedictCumberbatch その4

元記事はこちら。
Interview Magazine


BC:君の言う通り自分たちの専門外の活動は干渉に過ぎないと揶揄されがちだ。
僕たちは難民キャンプのユニセフのボランティアやスタッフじゃないし、
警官でもなければ政治家でもない。
だけど、調査や何かに所属したりしてある程度関わった人たちを
現場でユニセフとして働いている人たちのようにスポットライトをあてる事ができると思う。
すごく良い事をしてるんだ。批判するよりずっといいよ
ひどく苦しんでいる状況を目の当たりにしても沈黙しているより批判される方がずっといいに決まってる。
シリアだろうとスーダンだろうとね。

TH:僕はとても誇りに思ってる。

BC:うん、そうだね。

TH:いったん現実を知ってしまえば道徳上の良心の呵責で行動する気になる。
僕が南スーダンで見た事を話さないなんて絶対にあり得ない。

僕は以前君にこの話をしたけど、ハロルド・ピンターがノーベル受賞の演説で
劇作家としての現実と一般人としての現実の違いについて話していた事を思い出した。
「演劇においての真実はとらえにくく、永遠に見つける事はできないがそれを探求せずにはいられない。」
「真実をとらえたと感じる時がある。しかしそれは指の間をすり抜けて消えていく。
しかし市民として、何が真実で何が偽りなのか問い質していく義務がある。」
僕は彼の演説を見ていて、心を動かされたのを覚えてる。

※ハロルド・ピーターさん。
この受賞演説、BBCが一切報道しなかったとウィキにあったので
ちょっと興味を引かれ内容を探したら訳している方がいらっしゃいました。
かなり長いです。
ハロルド・ピンター氏、ノーベル文学賞 受賞演説(全文)
(引用元:教育改革リサーチ研究所)

イラク戦争とその主導国である英国とアメリカの両トップを痛烈に批判していたため
BBCは黙殺したという話です。
BBCニュースは記事にしていたのでテレビでは一切放送しなかったって事でしょうか。

大戦後、ソ連の残虐行為は明白な事実として広く知られているのに
イラク戦争とそれにまつわる事に事実など何もない、嘘ばかり知らされてきた。
イラク侵略におけるアメリカの残虐行為は犯罪に値する、というような内容でした。
斜め読みですが、かなりアメリカを批判していました。


BC:わかるよ。それを目の当たりにしたら行動しないわけにはいかないよね。
君に与えた影響は僕には想像もつかないけど。
世間の目のという重圧もある。想像でしかないけど。
だって、君の仕事やプロモーションは幅広く知られているからね、君の私生活も。
ここで込み入った話をするつもりはないし、僕は友達に私生活に関する質問をするつもりもない。
彼と彼の交際相手とのツーショットが盗撮されたりしているし、そういう話をする気はないんだ。
そんなわけで、親愛なる読者の皆さん、ドアは閉じられました。

TH:(笑)Thank you.

BC:どういたしまして。君が僕の立場だったら同じ事するでしょ。
で、有名人の責務に話を戻すけど、
責任も負うけど素晴らしい経験にとても感謝しているって言ってたよね。
子ども時代や思春期、20代、そして今の30代の体験で思い入れがある事ってある?
君が感謝している事で。

TH:幸せな子供時代を過ごせて両親にはとても感謝している。
人生最初の10年はある意味一番人格形成に影響があると思う。
どうなるかわからない僕をずっと信じてくれた人たちにも感謝しているよ。

BC:学校で演劇の指導者とか同年代で導いてくれた人で特に感謝している人はいないの?

TH:チャールズ・ミルンという先生がいたよ。
僕はJourney's Endのプロダクションを1999年にエディンバラ・フェスティバル・フリンジでやったんだ。
ケンブリッジ大学に行く時に先生が僕にカードを書いてくれて、
「ケンブリッジに行ったら思い切り楽しみなさい電車に飛び乗ったりこれからの人生を楽しむんだ。
だけど、多分君はいつか役者になると私は思うよ。」て言ったんだ。
自分を信じていれば支えてくれる人たちがきっと現れる。それはとても価値があるんだ。

ケネス・ブラナーにも感謝している。
彼はとても実質的に僕を信頼してくれた。
僕はいつも彼に感謝しているよ、例え失敗作におわったとしてもね。

※このプロダクションはschool productionだったそうですが学生たちで制作する舞台のような感じ?
下の画像は2007年にブロードウェイで上演されたJourney's Endです。
ヒュー・ダンシーがスタンホープを演じていました。


そういえば、共演の話があったんですね。
ベネディクトはスタンホープ大尉役をオファーとありましたが、
1999年にトムヒが演じたのもスタンホープだったようです。
ベネディクト・カンバーバッチ&トム・ヒドルストン、戦時中を描いた映画で再び共演か?

BC:スゴイよ!でも、君はいい仕事をしたと思う。
Journey's Endのプロダクション、見たかったよ。きっと君はうまくやってのけたんだろうね。

TH:君がまだ僕を知らなかったころ、君の舞台を見たよ

BC:いつ?

TH:「ヘッダ・ガーブレル」でテスマンを演じてた。よく覚えてるよ。


若い!かわいー!!









BC:マジで!じゃ、そのあとすぐに君と会ったんじゃないかな。
君は最初のソーの撮影に行って、パーティがあったよね。
誰のパーティだったかは言わないけど、とにかく、僕が言いたいのは、
僕たち内輪の集まりで会ったわけだけど僕は、何こいつ、スゲーカッコいい、って思ったよ。
君はオセロの舞台が終わったばかりだった。

TH:マーベルユニバースに参戦してどうだった?

BC:何よりもマーベルの一部だというのが全てだと感じたよ。
コミコンに参加したことがあるんだけど、
作品を盛り上げてくれたファンにお返しするにはすごく良い方法だよね。
ちょっと怖かったけど。
ピンクフロイドになったような気分だった。
僕がハローって言うより早くファンのみんなが叫び出すような感じだったよ。
その様子には驚くばかりで思わず笑っちゃったけど、そのうち慣れるのかな。

(2014年ホビット)


(2016年ストレンジ)

どんなふうにユニバースが広がっていくのか、早く見たくてたまらないんだ。
僕も君たちの仲間になるんだよ!
それにしてもすごい役者たちがキャスティングされてるよね。
役者として今までで一番ハードだけど最高に楽しい仕事だ。
彼らは役者の正しい扱い方をよく知っている。
映画の題材は挑戦的でウィットに富んでいて笑いがたくさんある。
Dr.ストレンジは複雑でユーモアもある。だけどエキサイティングなキャラクターだ。


TH:My friend、この機会を作ってくれてありがとう。

BC:どういたしまして。お疲れ様でした。

TH:And, happy birthday!

BC:ありがとう。僕は世界の向こう側で君が良い夢を見れるように祈ってるよ。
じゃあ、ロンドンで会おうね。



以上です。
上手に訳せなくてすみませんです。
トムヒのユニセフは知らなかったです。かなり熱心に活動してるんですね。
そういえばアイスバケツもすぐにやり遂げてましたし。

それにしてもこの人は一体どれだけ様々な記事や本に目を通しているんでしょ。
ドラゴンスクール→イートン校→ケンブリッジ→RADAですもんね。
ウィリアム王子の先輩だとか。
英国の役者ってみんな何気にすごい学歴なんだもん。

(via @HiddlesFrance)

Tom Hiddleston interview by BenedictCumberbatch その4

2016-10-26 07:33:08 | BC_2015・2016
ベネディクトの「インタビュー ウィズ トム・ヒドルストン」続きです。


かなり意訳していますので誤訳など多々ありますがご容赦ください。
前回はこちら。
Tom Hiddleston interview by BenedictCumberbatch その3

元記事はこちら。
Interview Magazine


BC:答えを考えている間、僕の考えを言ってもいい?

TH:君が話してくれたら僕も話すよ。

BC:今まさに、父親になってから本当に思うんだけど、
毎日少しでいいから、自分の事よりもっと大切な事に専念できる時間がほしいんだ。
息子が生まれてから急に思うようになった。
息子を抱くたびに、初めてわきあがる感情に目を向けながら鏡に写った40歳の男を見て思うんだ。
「そうだよね、僕もずっと子どものそばにいたいんだ。」って。

(本物がないので代用してみました)

TH:僕も同じだ。僕のは後悔だけど。
過去を振り返ったとき、やりたかった事をやってなかったと後悔するのが怖いんだ。

苦痛緩和ケアのスペシャリストであるオーストラリアのナースが、
数年前に書いた本の驚くべき記事を読んだんだけど、興味深いものがあった。
死が迫っている人たちの苦痛を和らげるのが彼女の仕事だった。
数日から数週間で最後を迎える人たちと多くの時間を過ごしてきた。
そして彼女は長年その仕事に携わったことで心を揺さぶられた。
彼らはみな同じようなことを言うからだそうだ。多くは「必死に働かなければよかった。」と言うんだ。

BC:きちんと向き合うなんてすごいよ。

TH:家族はバランスをきちんと正すんだ。
だけど、君はどうやってそれを実現させる?仕事の合間に時間を作るとか?

BC:時間は作ってるよ。歳もとっていくんだろうけど、どんな些細な事も見逃したくないんだ。
僕たちにはこの仕事をすることで、とてつもない特権があるけど、時々、ロケで離れると、
何だか人生の大半を飛び回っているような気がするよ。
うまく家族と関係を保ちたいよね。

(本物がないので・・・・)

TH:オーストラリアのナースが書いた本によると5つの後悔があって、
「必死に働かなければよかった」
「他人の期待通りの人生じゃなく、自分に正直に生きる勇気があればよかった」
「自分の気持ちを伝える勇気があればよかった」
「友達とずっと連絡を取り合えばよかった」そして
「自分を幸せにしたかった」だよ。

これって自分の人生を歩む最高のリストだと思わない?

※この話って有名なのかなあと検索してみたら結構ありました。
こちらは5つの後悔が載っているガーディアンの記事です。
Top five regrets of the dying
日本語はないのかなあと探してみたら翻訳本がありました。
私が知らないだけでやっぱり有名な話なんですね。
死ぬ瞬間の5つの後悔


BC:君にとっては最高のチェックリストだね。僕にとってもだ。
仕事が忙しい人や家を空ける事の多い人の事を考えちゃうよね。
僕たちの仕事の奇妙さとかも。
架空の世界に存在している誰かとして偽りの境遇におかれたふりをし、
公の場でそのストーリーに沿った話をしないといけない。

投影された姿だけどそれが君のすべてではないよ、君のすべてが投影されるわけじゃない、
そうでないと、家に戻っても何もないってことになるし、そんなのはあり得ない。
だけど、君は公の場にいるときにどうやって君という一個人にもどるの?
トムに戻る時、特に何か考えていたりするの?
家の事?家族?友達?それとも運動の事?

TH:家に帰る、それだけだよ。文字通りにも隠喩的にもね。ロンドンに帰るんだ。
ナイトマネージャの撮影が終わった時、75日間、自分自身として過ごした時間より
ジョナサン・パインだったほうが長かったことに気づいたよ。


BC:何か影響があった?どう?

TH:君も僕の立場になってなってみればわかるよ。僕は最高の事を成し遂げたんだ。
急いで家に帰って妹の婚約披露パーティに行った。
家族に囲まれてとても安らいだ。そのあとは退屈な日々だよ。時間がなくて読んでいなかった本も読んだ。

BC:僕も君の家に行ったな。覚えてるか?

TH:(笑)あったねー。
僕はただ何となく過ごしていて、近況を報告したり、
コーヒーを飲んだり、新聞を読んだり、両親と過ごしたりした。

BC:ユニセフで素晴らしい仕事もやったよね。
君が2、3年前にギニアの視察調査に行った時の経験を書いたブログを読んだよ。
君にとってはとても重要な自己形成の体験だったようだ。
社会的に影響力をもつ今では君にも果たすべき義務があると思ってる?

※ユニセフUKのサイトで今でも読めます。↓Da1からDay5までありました。
Tom Hiddleston’s Guinea field diary


TH:僕はパインというキャラクターに全力を注いだ。
ナイトマネージャーを20年間愛し続けてきたと公言しているヒュー・ローリーは、
パインを魂を失くした人だと見なし原因を探っている。

そして単なる偶然だけど、僕はナイトマネージャーが始まる1週間前に
今も続いている内戦の影響に関するドキュメンタリーを制作するためにユニセフで南スーダンに行ったんだ。

罪のない子どもたちがその影響下にある。南スーダンは最も若い独立国家だ。
2011年にスーダンから独立宣言をした。
2013年12月の中旬に大統領と副大統領の派閥抗争が激化し、民族間で分裂した。

まだリリースされていないけど、僕は子どもの兵士の徴兵に関するドキュメンタリを制作したんだ。
人権への違反行為だよ。
武力強化された国を見て、これらの武器は一体どこから来るのかと思った。
南スーダンは貧困と絶望が渦巻く一方で軍事設備が整っている。
なぜだ?
ナイトマネージャーのリチャード・ローパーのような男が、
破壊行為で利益を得る惨状を目の当たりにした南スーダンから帰国した。


そしてジョンルカレと食事をした時に南スーダンの事を話したんだ。
僕はこんなにも無力だ。
貧困にあえぐ新興国家で住民が内戦で苦しんでいるのにどうする事も出来ない。
パインの怒りは僕の怒りでもあるんだ。
そしたらル・カレは身を乗り出して、「それを利用するんだ。」って言ったんだ。

僕が育てられてきた世界は次第に不安や動揺が増してきている。
どこでも不平等や対立もあるから心配だよね。
誰でもそうだと思う。
お互いに寛大になれればいんだけど。
自分が信じていることのために僕に立ち向かう義務があるのか、いろいろと考えたよ。
僕には発言できる機会があるから。

子どものために助けが必要な場所にはレッドラインがある。
彼らは何も求めてこない。
ちなみに、実質的な改善をもたらすスキルが無いのは自分でもよくわかってるんだ。
僕は医者じゃない。外交政策に影響を与える事も出来ない。学校も建てられない。
栄養失調の人たちを助けるプロテインペーストを作り出す事も出来ない。
だけどそれを伝える事は出来るんだ、君もね。

デイビット・ノットと呼ばれる類まれな外科医がいるんだけど、
彼はニュースで報じられる前の2013年にアレッポに行き、子どもとシリアの戦争の被害者の治療を行ったんだ。
彼の勇気ある働きを耳にしたけど素晴らしかったよ。
ユニセフから大使を任命された者として、子どもたちのために立ち上がる責務を感じる。


だって名もない人がやってるんだ。だから僕もやる。
僕は役者だからデリケートな仕事だけど。
でもどうにかしてその話をする場を与えてもらわないとね。
僕はずっと以前から確固たる信念を持って行動してきた勇気ある人たちにかなり触発されたんだよ。



長いので一旦切ります。
次で終わると思います。
Tom Hiddleston interview by BenedictCumberbatch その5

ふたりとも話なげーよ(苦笑)