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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ロンドン旅行記 5日目

2015-12-18 07:44:56 | ロンドン旅行
間が空いてしまいましたがロンドン5日目、
いよいよ明日帰国を迎えた最終日になってしまいました。

この日は午前中に大英博物館、午後はアフタヌーンティをしながらお買い物、
夜はハムレットというわりとゆっくりな日にしました。

ところで街のあちこちにあったこの看板。

何だろうねー、Letだしアメリカの「For Rent」みたいなもの?とか滞在中ずっと考えていましたが
調べてみたら本当にその通りでした。
これは英国の言い方なんでしょうか。アメリカとはいろいろ違いがあって面白いです。

今日は最後だし一度くらいちゃんとイギリスの朝食を食べよう、という事になり、
近くに会ったBill'sに行きました。

日本にもあちこちにあるあのBillsとは違うんですよね。
サイトを見たらイーストサセックスが起源だとありました。
そういえば、イーストサセックスは大変な洪水があったんですよね。
最初は小さな青果店でしたが洪水のあとにレストランを始めたそうです。

イーストサセックスのルイスも行ってみたいですね。
Bill'sのサイトです。
https://bills-website.co.uk/

店内もかわいく装飾されていました。

トースト、卵、ベーコン、ソーセージの朝食。
後輩はこれにベイクドビーンズをつけていました。
ちょっとつまみ食いさせてもらったら、すごく豆の味がしました。
何というか、豆ー!って感じで。


朝食のあとは大英博物館に行きました。
青空に映える博物館。本当に天候には恵まれました。ありがとう、後輩!


午前中のみの滞在なのでそれぞれ見たい所を選んで行かないと時間が足りないね、と
待ち合わせの時間を決めて自由行動に。
私はひとまずミイラから見てみましたがとにかくすごい数のミイラや遺物が展示されていました。


インディ・ジョーンズみたいな人たちが長年にわたり盗・・・いえ発掘してきた結集なんですよね。
そのまま少しUpper Floorをウロウロしてから古代ローマと古代ギリシャ、
そして古代エジプトの展示があるGround Floorへ。
ロゼッタストーンとご対面~

さすがにここは人が多くてあまり近寄れなかったのですが、確かに3種類の文字がありました。
ヒエログリフとデモティック、そしてギリシア文字で書かれたとウィキにありますが、
この時代に3か国(?)の文字で記すなんてすごいですが、これを解読するって暗号解読と同じレベルですよね。
いろいろあったあとにナポレオン率いるフランス軍が再発見するも、イギリス軍に敗れて所有者はイギリスに。
エジプト政府から返還の要請がありましたが現在は取り下げているようですね。
同じくギリシア政府もパルテノン神殿の遺跡を返せって言っているようですがこれは継続中?

そしてそのパルテノン神殿のお部屋に行きました。
これを見ただけでも、古代ギリシャって本当にあったんだなーと感慨深いです。


次は念願のアフタヌーンティ。
Mistyさんのところで紹介されていたSoho's Secret Tea Roomへ。
住所を頼りに向かいましたが、パブがあるだけでそれらしきお店がどこにもないんです。
しばらくウロウロしましたがそのパブに人に聞こうとお店に入りました。
すると、何て事でしょう。このパブの2階がSoho's Secret Tea Roomだったんです。
しかも、2階に行く階段がカウンターの向こう側なので、
お姉さんに予約してるんです、って言って通してもらうという、何という秘密基地。
だからシークレットなのか!

しかし奥に入ればそこはもう別世界、パブの雰囲気とは打って変わってかわいらしいティールームが。


実はこの日、残念な事にスコーンがないと言われ(!)
大変なショックを受けつつも雰囲気ともども楽しく味わってまいりました。

茶葉がすごーく細かくてしかもポット中にてんこ盛りに入っていましたため
何度もお湯をもらう羽目に(笑)でもすぐに濃い目の紅茶ができるのが利点ですね。

その足でソーホースクエアガーデンに寄りつつオックスフォードストリートのマークス・アンド・スペンサーへ。
衣料品もある総合スーパーなのですがロンドンに来て初めて安いと思いました。
少し行くとドミニオン劇場もありました。


かなり体力的に限界がきていたのでここで一旦ホテルに戻る事に。
アフタヌーンティでもクロテッドクリームを食べそこなったので、
近くのスーパーに行くと言う後輩にJさんおススメ、ロダスのクロテッドクリームと、
水牛のモッツアレラチーズを頼みました。
私より若いだけあってかなり元気な後輩でした。

その夜は2度目のハムレット観劇。
スクリーニングの前夜だったからなのか、今日はステージドアは無いよ、という案内がありました。


今回もベネディクトは終演後はカーテンコールもそこそこに寄付の呼びかけをしていました。
難民の救済はとても大切な事だし、私も寄付はしてきました。
でもね・・・・
舞台のカーテンコールがすごく楽しみだったんですよ。
クラシックコンサートやオペラでも、指揮者が誇らしげに拍手を浴びて、
素晴らしい演奏を支えた演者たちにお礼を言いながら一緒に立たせて、
舞台裏に引っ込んではスタッフや主催者とともに何度も何度も登場するんです。

そのやりきった表情で嬉しそうに拍手を受ける指揮者や演者たちを見ていると
素晴らしかったよ、ありがとう、の言葉をもっと伝えたくて、腕がちぎれそうになりながらも必死に拍手をするという、
ライブならではの舞台と観客の一体感がすごくすごく好きなんです。
さすがに演劇ではそこまでやらないとは思いますが、
フランケンシュタインでは良い笑顔で答えていたので今回はそれがほとんど無かったのが唯一残念でした。

最後は愚痴になってしまいましたが・・・
いやもう本当に観れただけでもじゅうぶん過ぎるほど満足してるんです。

楽しかったロンドンもついに最後の夜になってしまいましたが、待っていたのは恐怖のパッキング。
何が大変って重量オーバーにならないようにしなければいけない事なんですよね。
私のスーツケースはかなり大きいサイズなのでうっかりしてるとかなりの重さになってしまうんです。
往きに入っていたJさんたちへのお土産分は余裕があるとはいえ、お土産なんて大した重さではないですし。

出発時に計っておいた重さの感覚を頼りに目方でドン!(古いって)
ハワイなんかだと部屋に重さを計るメーターが置いてあったりするし、
空港に行けばそこら中にメーターがあるんです。

しかしホテルにもヒースロー空港にもそんなものは無いので、ぶっつけ本番。
翌日の朝、早めにチェックアウトを済ませ地下鉄でのんびりと空港に。
ドキドキしながらカウンターでスーツケースを預けましたが何とかギリギリでクリアー。
23kgが制限ですが22.5くらいでした。
そして余ったポンドで更にお土産を買いつつ、無事にイギリスを飛び立ちました。

これでロンドン珍道中は終わりです。
自他ともに認める雨女の私が天候に恵まれ、
しかも途中アテンドつきという、私にとっては稀に見る幸運な旅行となりました。

そして、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

ロンドン旅行記 4日目 その3

2015-11-26 22:34:44 | ロンドン旅行
ベネディクトのインタビュー記事が相変わらず(笑)長く、
なかなかまとまらないので先にこちらを・・・
間が空きましたが4日目のラストです。

ブレッチリーパークから一旦ホテルに戻り、後輩とも無事に合流できました。
お向かいのパブではパブクイズのお知らせが出ていました。
うわー、参加したーい!


後輩もV&Aやショッピングなどマイペースに楽しめたようで私も一安心。
これからJさんと待ち合わせして食事に行きます。
食事は私のリクエストでノッティングヒルの「オスタリア・バジリコ」というイタリアンです。

ロビーでJさんと落ち合いましたが、開口一番
「dicoさん、まだ時間があるからアビーロードに寄ってから行こう」
そう、Jさんは唯一ペンディング案件であったアビーロードが気にかかっていたようです。
さすが、さすが優秀なビジネスマンです。

そうして私たちは地下鉄でセント・ジョンズ・ウッドに向かいました。


既にビートルズな雰囲気。


アビーロードの標識がありました。


そしてここがあのアビーロードの横断歩道です。


多少ラッシュ時を避けていますがそれでもかなりの交通量でした。
しかもトラベラーたちが無駄に歩道を渡る渡る。
ロンドンでは黄色のランプがのっている白黒のポールがある歩道では歩行者優先なんだそうです。
なのでここも歩行者が待っていたら車は必ず止まらなければいけないんだそうです。
「仕事でどうしても車でここを通る時があるんだけど、殺意わくもん。」とJさん(物騒)

なので車が少なくなるまで、と待っていると親切にも止まってくれます。
結果、こんな写真になることも多かったです。


反対側を見るとかなり渋滞しています。
いっそのこと信号つけてくれたほうがお互いのためなんじゃ・・・と思ったり。


まともに撮れたのはこれだけ。
もちろん、レコードカバーのように真正面から撮る事はできなかったです。


このあたりは駐在する日本人には人気の場所だそうです。
治安もよくて学校も近いとの事でしたがいかんせん建物が古くてよく水浸しになるところも少なくないとか。
でもビートルズファンの聖地ですからJさんの前任の方も住んでいたようですが、
Jさん本人は住居が水浸しになるのはちょっと・・・・と別の場所に住んでいます。

余談ですが、ロンドンでは犬を連れている人もよく見かけますが、
ロンドンで犬を飼うにはかなり厳しい条件があるそうですよ。
Jさんもロンドンに住んだら犬を飼いたかったそうですが時間がなくて未だに実現していないようです。

さて、アビーロードからノッティングヒルに向かいました。
再びセント・ジョンズ・ウッド駅。
ちょうど今開催されているテニスのツアー・ファイナルのポスター。

このそうそうたるランキングプレイヤーの中に錦織くんが入っているのがとても感慨深いね、
とJさんとふたりでため息をついていました。
残念ながら錦織くんはセミファイナルに進出出来ませんでしたがこの試合に出れるだけでもすごいってー。

こちらはクリムゾンピーク。
ついついこういうのに目がいっちゃうんですよね。


ノッティングヒルゲート駅で降り、レストランに向かいます。
駅近くで昔のバスを発見!かわいいー。
今は貸し切りバスとして運用されているみたいですね。


このあたりは昔、治安も悪く荒んでいたそうですが再開発して今ではきれいな町になっていました。
ここからレストランまで結構な距離があり、とにかく歩く、いえ走りました。
途中、走りながらも何とか写真を撮る私たち。このパターンにも慣れてきたよ(笑)




すごくきれいな街並みなのですが、新しいせいか同じような建物ばかりで
しばらくするとちょっと飽きてきちゃったりしていました。
ポールスミスのロゴがついた建物。オフィスかしら。


必死に歩いていたら後ろからポンと肩を叩かれ、
ロンドンで肩を叩かれるいわれはないはず、と恐る恐る振り向いたら、
何とそこにはレストランで合流予定だったKさん改め、Aくんが。
ちょっと待って、この人一体どこから現れたの?
駅からここまですごいペースで歩いてきたのに・・・という疑問もそこそこに再び出発。

しばらく歩いているとJさんがふと止まり小さな本屋さんを指さして
「dicoさん、あれがノッティングヒルの本屋だよ。」と。

私は全然頭になかったけどそういえばそんな映画がありましたよ。
ジュリア・ロバーツとヒュー・ジャックマンの「ノッティングヒルの恋人」

当時は「THE TRAVEL BOOKSHOP」という名前だったそうですが、
一度閉店したためか「The Notting Hill Bookshop」となっていました。


絵本などがたくさん置いてありました。ホビットもありました。


片隅にジュリアロバーツも。


そしてこの本屋さんにほど近いレストランに入りました。
iPhoneも6以降は夜でもすごくキレイに写るのですが残念ながら私のは5Sなので暗い・・・
なのでネットから頂きました。


お店の中はかろうじて・・・でもやっぱり暗い。


イタリアビールのペローニ。美味しかったです。


水牛のモッツアレラチーズが美味しくて、スーパーでも安かったので買って帰りました。
Jさんがお醤油をかけると美味しいと言うので自宅で試してみたら本当に美味しかったです。
冷奴に近いかな。

長い4日目も終わり、JさんとAくんともこれでお別れです。
たった2日にも満たないのに長期間お世話になった心境です(笑)
忙しい中をお付き合い頂いて、心より感謝です。

5日目、ラストデーは大英博物館とバービカン2回目です。

ロンドン旅行記 4日目 その2

2015-11-15 01:23:57 | ロンドン旅行
その1のクリストファーのアップ画像が横になっていたのにさっき気がつきました。
そのうちこっそり直そうと思います。

チューリングさんの博物館に行く前にお腹がすいたのでお昼を食べる事に。
食事ができるお店、というかHUTと呼ばれる施設のひとつのような建物の中にありました。
あまりオプションもなく、しかもそんなに安くなかったのですが結構美味しかったです。
「Potato Skin」という7.75ポンドのセットをよくわからずにチョイスしましたが、
皮ごとのポテトに野菜を詰めて焼いてある感じで、
「Skin」てそういう事?と、何となくひとりで手をポンとしたくなりましたが、
冷静に考えれば、気づかない方がどうかしているような気がします。

壁には当時を思わせるたくさんのポスターがあり、「Save Bread Save Potato」の文字もありました。

本当はここにその料理の写真を載せたいのですが私ときたら料理を美味しそうに撮影する能力が著しく欠けているんです。
なのでそんな画像をUPして食欲わかなくなると困るので自粛。

さて、いよいよチューリングさんです。
建物の中に入るとスーツを着た紳士がお出迎えしてくれました。
イミテーションゲームを知ってるなら楽しめますよ、というような事を他のゲストに説明していました。
私はテディベアが見たかったので場所を聞くと2階にあると教えてくれました。
映画を知っているなら2階を見るといいよ、とか何とか言っていたような気がします。

入るとすぐに目に入るBomb。


その手前にあったBombは横にボタンがあってそれを押すとガチャコンガチャコンと動き出し、
アルファベットが表示される仕組みになっていました。
それが面白くて猿のように何度もボタンを押しては騒音を立てていた私。

さっぱりわからないけど、とりあえず撮ってみました。
これ日本語で書いてあってもわからないから。
エニグマとBombを解説している本を5回くらい読みましたが未だに仕組みがよくわかりません。


カラフルではないんだけど本当に美しいです。
はるさんが深い色調と仰っていましたが、本当にその言葉がぴったりです。


こんなに美しいのに裏は大変な事になっています。
この配線、チューリングさんもやったんですよね。すごいです。
この頃はこんな複雑になってしまうんですね。



「Short but wonderful life」ってありました。
短い人生だったけどすごい功績を残したんだよ、とかそういう意味?
短いけど素晴らしい人生・・・ではないですよね。どちらかといえば悲しい人生ではないですか(涙)

展示を見ていたらふとボニー・マクバードさんのブログを思い出しましたので
過去の駄訳を引っ張り出してみました。
THE IMITATION GAME - Genius at Play その1
THE IMITATION GAME - Genius at Play その2
THE IMITATION GAME - Genius at Play その3

これだけの功績を残したのに、もっと言えば彼がいなかったらPCもスマホもまだなかったかもしれないのに、
重要機密に関わったために自分を弁明することもできずたったひとつの罪のために、
死を選ばせ、歴史に埋もれさせようとしていたということにあらためて悲しみと怒りが心の中を通り過ぎました。

彼は何を思っていたのでしょうか。
自分の研究もそこそこに国のために貢献してきたのに。
生まれる時代が違っていたら、好きな研究に没頭しながら笑って過ごせたのでしょうか。

ベネディクトがアラン・チューリングを演じなかったら私はきっとここには来ていなかったし、
チューリングさんの功績もほんの少ししか知らなかったし、
不当な扱いを受け悲しい結末を迎えていた事もニュースで聞きかじった程度しか知りませんでした。

だから、ありがとうと言いたいです。
ここに導いてくれたベネディクトに、そしてコンピューターの概念に変化を与えたチューリングさんに。

チューリングさんの・・・モニュメント?




そしてやっと会えました、ポーギーくん。

ケンブリッジでいつも椅子に座りチューリングさんの講義の練習相手になっていたとか。
チューリングさんは同僚と話さない分、ポーギーにいろいろ話しかけていたんでしょうね。
このお話はこちらにあります。
Talking to Porgy
これを訳しているサイトがこちらにあります。
ポーギーに話す
青木靖さんというソフトの開発をしている方が訳しているのですが、
この方の翻訳、何だかスゴイんですけど・・・・

他にもいろいろと展示してあり、ドイツだけではなく日本語の研究もしていたり、
第二次世界大戦だけではなく第一次からの資料もありました。

パズルにトライできるコーナーも。
以前グーグルが公開していたクロスワードすら出来ない私は確実に不採用です。


出口に向かうと先ほどの紳士が扉を開けてくれて「テディベア見れた?」と聞いてくれました。
本当に紳士なのねー。惚れるわ。
Jさん曰く、見かけは本当にみんな紳士だけど中身はねぇ・・・・と。
皮肉好きな民族ですもんね。

外に出るとあちこちで学生の団体が教師のような人に説明を受けながら見学していました。
本当はもっともっと見たかったけどそろそろ戻らないといけないので後ろ髪をひかれながら出口へ。

もちろんギフトショップには寄りましたよ。
ショップにはポーギーくんのレプリカも売っていました。
これも喉から手が出そうでしたけど我慢我慢。
しかし、イギリスって何でもベアにすればいいと思ってますよね?

ここではポストカード数枚とガイドブック。
そして紅茶を買いました。


今回の旅行で一番苦労したのが小銭なんです。
アメリカのセントは慣れているので大丈夫なんですけどペンスは初めてなのでさっぱりわからずで、
種類もかなりあるし、うっかりすると1ポンドや2ポンドも硬貨で混ざってるし。
見かねた後輩がわかりやすく分けてくれたんですけど・・・・無理無理。
結局お釣りでもらう安い硬貨は寄付したりして消化しましたよ。

そんなこんなでブレッチリーの駅にたどり着き、閑散としたホームに電車が入ってきたとき
私の前にいたインド風の女性がドアが開くまでじっと待っていたので開けてあげました。
往路で覚えて本当に良かったです。

再びぼーっと田園風景を見ながら帰路につきましたが
これで終わらないのがJさんマター。
長い一日はまだまだ続きます。

ロンドン旅行記 4日目 その1

2015-11-12 21:46:37 | ロンドン旅行
4日目です。
もう4日目になっちゃったんだ、と少し寂しい気持ちになりつつ今日はブレッチリーパークへ。
この日、後輩はヴィクトリア&アルバート博物館に行きたいということで別行動をすることになりました。
夜はJさんと食事をする約束をしていたので夕方ホテルで落ち合う事に。

ブレッチリーパークに行くなんてマニアックだよねー、よく知ってるね、と
昨日も散々言われましたがやはり真相は言えず。
↓真相


前日Kさんたちからブレッチリーへの行き方を教わりましたがかれらも行った事はないので
ユーストンから乗る事、切符は必ず往復、「Return」を買う事、
そして英国の列車は行き先がよく変わるのでちゃんと電光掲示板を確認する事だけ言われました。

Angelから地下鉄でユーストンに行き、一旦地上に出るとかなり広い駅の構内に出ます。
販売機で切符を買いますが最初に駅を検索しなければならないのに
ブレッチリーのスペルがわからなかったので「B」だけで延々と探しました。
だから事前にきちんと調べておけと・・・
何とかブレッチリーを探し出し、往復でチケットをゲット。


その次にブレッチリーが何番線から出るのかを確認するために頭上にある電光掲示板を見上げれば、
膨大すぎてここは東証取引所ですか?と突っ込みたくなる掲示板を
目を皿のようにして「Bletchley 」の文字を何とか見つけ出すことに成功。

ホームまでたどり着いた時、しまった、コーヒーでも買えばよかった、
などと考えてるうちに発車時刻がせまってきたので諦めました。
ちなみに列車の扉は手動なんですよね。
私の前に並んでいた人が押していたので気がつきましたが知らなければずっと待っていたところでした。

こうしてモタモタと電車に乗りイギリスの田園風景を見ながら、
つかの間の休息をとっていましたが1時間もかからずにブレッチリーに到着。
Top Gearを見ているせいか、こういう風景を見ると車で走りたくなります。
次は車でどこかに行きたいですね。

余談ですがイギリスと日本が左側通行なのは、剣を左わきに差しているからだと以前どこかで読んだのですが
先ほどちょっと調べてみたら、ここのサイトに詳しく掲載されていました。
世界の右側通行・左側通行の理由

ブレッチリーパークまで無事にたどり着けるかちょっとドキドキでしたが
駅の前に案内板もあったし、何より歩いて5分くらいなので方向音痴の私でもすぐにたどり着けました。

ブレッチリーに着いた途端に空が怪しく曇り出したんですけど後輩がいないせいか・・

まずはチケットをゲット。今日は空いてる?


外に出ると、


暗号解読っぽいモニュメントが。
盛り上がってまいりました。


最初は奥にあるお屋敷に。ミテーションゲームの展示もこの建物です。


中は結構近代的。


奥まで行くとありましたー。
こんにちは、ベネディクト!


入口でスタッフの女性に写真を撮っていいかと尋ねたところ「OK」のお返事。
「Everywhere」と言っているような気がしたので、
お言葉に甘えてそこら中撮りまくり、怪しい人になっている私。

最初に視界に入ったのが衣装。ジョーンのもありました。


そうそう、ふたりでピクニックしてましたよね。


そこかしこに説明がありました.
読み始めると一年くらいかかりそうなのですが写真ばかり撮って説明はまったく読まないのは
さすがにちょっとばかり恥ずかしかったので読むふりだけしてました。


でもムーアさんのとこだけは何とか読んだ!

何となく駄訳です。
「10代の時にコンピュータに魅了されました。
子どものころは毎年computer sleep away camp(コンピューターのサマーキャンプのようです)に行きました。
プログラミングに夢中だったので、チューリングが研究に陶酔し情熱を燃やし続けた人物であることを知っていました。
私はずっとこの素晴らしい人生の物語について書きたいと、語りたいと願っていました。」

イミテーションゲームのトレーラーも定期的に流れていました。
こんなところで動くベネディクトに会えるとは!
って昨日さんざん動くベネディクト見てきたけど、映像のほうが実感がわくという自分でもすごい小並感。


パブもちゃんと再現。




ここでひとり、頑張っていたのでしょうか。


身分証?


そしてクリストファーとご対面。


美しいです。


最後にマーク・ストロングさん~


展示されている部屋を出るとサンルームのようなお部屋が執務室になっていました。


再び外に出て探索。結構広いのであちこち歩き回りました。
冬はここでスケートが出来たみたいです。いいなぁ。


白鳥がのんびりとしてました。


ここはもしかして・・・・


ひょっとして、あの場面・・・?


門の外に手だけ出して撮影。私怪しいから。


これからリアルチューリングさんに会いに行きます。

ロンドン旅行記 3日目その2

2015-11-04 22:15:02 | ロンドン旅行
Jさんと別れ、Kさんとまずは「ダ・ヴィンチ・コード」に出てくるテンプルチャーチに行きました。


このあたり一帯をテンプルと言うんだそうです。
入口。


どこもかしこも絵になる風景でした。




テンプル教会は有料でした。
テンプル騎士団と言えば青池保子の「サラディンの日」を思い出します。すごく好きだった作品です。


上から見たとこ。


ひと通り見たあと、そのまま歩いてトワイニングス本店へ。

すごーく小さいお店でしたが中に入ると紅茶がぎっしり並んでいました。
奥に年代別にダージリンの葉がおいてありましたが2015年もので100g60ポンドとかそんな値段で驚愕。
100gですよ。

お店を出た後地下鉄でTowe Hillに向かいロンドン塔に到着。


ブーリン家の姉妹のお姉さん、アン・ブーリンが処刑されたんですよね。
青い空に映えていますが建物自体はやっぱり何となく怖かったです。


本当は中に入りたかったのですが45ポンドもするのでやめました・・・時間もなかったし。
そしてタワーブリッジ。


地下鉄のBankで降りてシティに。


目の前にはイングランド銀行。


その横に旧王立取引所。

旧王立取引所の中は現在ショッピングモールになっているそうなので入りたかったのですが、ここも時間がなく断念。
実はバービカンの前にシャーロック・ホームズパブに行こうとしていたのですが行けませんでした。
時間がないとかお腹が空かないとか、そんな事よりも疲れ果てて倒れそうだったので。
歩き回ったというより走り回ったに近いものが(笑)
バービカンに体力を残しておかないと観劇中眠る羽目になっちゃうと困るし。

そのままイングランド銀行のすぐ前にあるオフィスにお邪魔しました。
見かけは古い建物でしたが中は結構近代的。
でも古いからメンテナンスとか大変らしいですよ。

そこでもうひとり社員を連れて近くのパブに行くことになりましたが、
突然Jさんが「ちょっと時間あるからガーキン行こう」と言い出し私と後輩を連れてまたもや走り出すJさん。

ここもハリー・ポッターでおなじみのレドンホール マーケットを走り抜け、


中はこんな感じ。走りながら撮影(笑)14世紀ごろからある市場だそうです。


超巨大保険組合のロイズ本社ビルを通りぬけると、


目の前にそびえるサーティ・セント・メリー・アクス、通称ガーキンビル。
わーい。


ホームズパブは行けなかったけどこれが見れて良かったーと思いましたが、
何だか私よりも満足そうなJさんでした。

Kさんたちが待つパブに行きJさんはまた仕事があると戻っていきました。
別れ際、部下たちに「明日dicoさんブレッチリーに行くらしいから行き方教えてあげてね。」と言っていました。
何から何までホントにすみません。


何と結局、ここが最初で最後のパブとなってしまいました。
本当はフィッシュ&チップスを食べたかったんだけどお腹に余裕がなかったのでチップスだけ。

せっかくだからとエールだけは頼みましたがこれも少しだけしか飲めませんでした。
アルコール飲んだら確実に寝る自信ありますもん。

バービカンまでキャブで送ってくれるというありがたい申し出があり念願の初キャブ。
シャーロックとジョンが向かい合わせに乗っていたのを見てずっと疑問に思っていたのですが、
本当に向かいにも席がありました。これは馬車の名残だそうですね。


いよいよバービカンに到着ー。


中に入ると大きなハムレットのポスターが。


公演が終了しカーテンコールのあとにシリア難民への寄付の呼びかけをしていました。
多分毎回やっていたんでしょうね。
出口でスタッフがお金を入れるバケツを持っていました。

そしてステージドア。
ここもあらためて画像を。
鮮明ではありませんがレアティーズ役のKobna Holdbrook-Smithさん。


で、ベネディクト。後輩撮影。




ちびっこの私は片手を高く上げて動画を撮影していました。片手じゃシャッター押せないし(涙)
でも後輩のほうがちびっこなんですけどね。
目の前に来るまでの30秒くらいの動画で、しかも見づらいですがYoutubeにこっそりUPしたのでよかったら~
https://www.youtube.com/watch?v=Y_0rn-5JOYA

3日目も無事に終了です。いや、本当に疲れました。
どのくらい回ったか地図にしてみましたが・・・ちょっと詰め込み過ぎだよ、私。


結果。
ハリーポッターに出てくるKing's Cross駅のホグワーツ行き9と4/3ホーム
バッキンガム宮殿
ホースガーズの衛兵交代式
ビッグベンとウェストミンスター寺院
セントポール寺院
ナショナルギャラリー
ロンドン塔とTowerブリッジ
イングランド銀行
ガーキン
テンプルチャーチ
トワイニング1号店
アビーロード
観劇前にSherlock Holmes Pub

最初にリクエスト出した時は「無理」と言っていたのに、アビーロード以外ほぼ行けたんですね。
見ると言うより通り過ぎただけの場所もありましたけど(笑)
お客の要望には必ず応えると言う営業マン魂を見せつけられました。