昨日決まった第48回大鐘賞映画祭の受賞作&俳優が「聯合通信」等々の今日のニュース
で報じられています。作品賞=「高地戦」、監督賞=カン・ヒョンチョル監督(「サニー」)、主演男優賞=パク・ヘイル(「最終兵器 弓」)、主演女優賞=キム・ハヌル(「ブラインド」)、助演男優賞=チョ・ソンハ(「黄海」)、助演女優賞=シム・ウンギョン(「ロマンチックヘブン」)、新人監督賞=ユン・ソンヒョン(「番人」)、新人男優賞=イ・ジェフン(「番人」)、新人女優賞=ムン・チェウォン(「最終兵器 弓」)。あら、李大根(イ・テグン)さんが映画発展功労賞を受けたの? そりゃ良かった!
※少女時代も、今回はいいフンイキだったようで、良かったネ!
日本でも映画祭がいろいろで、私ヌルボ、アタマがごちゃごちゃ状態。
10月22日(土)~30日(日)は第24回東京国際映画祭。
韓国関係の映画(共作等を含む)は「第7鉱区」「哀しき獣(黄海)」「玄海灘は知っている」「大阪のうさぎたち」「マジック&ロス」「まぶしい一日」「韓国映画の秘密」。詳細はリンク先で見てね。
第12回東京フイルメックスは11月19日(土)~27日(日)。韓国映画は、特別招待作品としてキム・ギトク監督「アリラン」、コンペティション部門で「ムサン日記~白い犬(茂山日記)」「豊山犬」「カウントダウン」が上映されます。全部観たいが、可能かどうか? (個人的な話ですが)韓国映画以外では、なぜかまだ観ていなかった「洲崎パラダイス 赤信号」(1956年川島雄三監督)。<日活100周年twitter>に、この作品を「三大男女の腐れ縁映画と勝手に認定。(他2本は「夫婦善哉」「浮雲」)」と書いてあるのを見て、「他2本」を共感と嘲笑と羨望(?)を持って観た私ヌルボとしては3本目も観なくては、ということです。
過日の「アジョシ」に続いて先週観た韓国映画が「クイック!!」。超大作B級映画。楽しめるけど、「超大作」というカタチの大きさとB級という映画の質が合ってないような・・・。わりと世評の高い「猿の惑星:創世記<ジェネシス>」も、ヌルボとしては期待度通り10点満点で6点くらい。知性が増すと、凶暴度は減じるのでは、と思うのはヌルボの希望的観測にすぎない? 3Dだなんだとヴィジュアル面で進化しても、内容が伴わないと単なる見世物に止まってしまいます。振り返ってみれば<ヌルボお薦めの映画160本>(未公開)中、巨費をかけた大作はというと、・・・「ベン・ハー」(半世紀前!)くらいだなー。SFX(やVFX)を駆使した映画では、・・・「2001年宇宙の旅」だけかも。「パコと魔法の絵本」もかな?
★★★ Daumの人気順位(10月18日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 9.6(396)
②3バカに乾杯! 9.6(1828)
③るつぼ(韓国) 9.5(1987)
④アンサンディ 9.2(126)
⑤リアル・スティール 9.1(340)
⑥庭を出ためんどり(韓国) 9.1(757)
⑦ナデルとシミン 9.1(20)
⑧インファナル・アフェアⅢ 終極無間 8.9(83)
⑨星を追う子ども(日本) 8.5(70)
⑩最終兵器 弓(韓国) 8.4(2607)
4位は先週興行成績の方で紹介しました。純粋に初登場は7位だけです。
その7位、今年の第61回ベルリン国際映画祭で満場一致で金熊賞を受賞したイラン映画。7歳の娘と暮らす夫婦。妻は家族で国外に出たいが認知症の父を抱える夫は反対、妻は娘をつれて親の下に別居する。夫は父の世話をする女性を雇うが、やがて「事故」が起こってしまう・・・。日本では先月(2011年9月)の16日、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映されました。韓国題は「씨민과 나데르의 별거(シミンとナデルの別居)」。
【専門家による順位】
①手のとどく限り(韓国) 9.0(1)
②北村(プクチョン)方向(韓国) 8.0(8)
②ナデルとシミン 8.0(8)
④コンテイジョン 7.7(4)
⑤アンサンディ 7.6(6)
⑥庭を出ためんどり(韓国) 7.0(7)
⑦トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 7.0(5)
⑧るつぼ(韓国) 6.7(8)
⑨モーツァルトの街(韓国) 6.6(3)
⑨ダンス・タウン(韓国) 6.6(3)\t
②「ナデルとシミン」、⑨「モーツァルトの街」、⑨「ダンス・タウン」が新登場。
②「ナデルとシミン」は上述しました。
⑨「モーツァルトの街」というタイトルはは第21回東京国際映画祭<アジアの風>部門出品作品でした時のもので、原題は「モーツァルト・タウン」。これに⑨「ダンス・タウン」と、今年3月に韓国で公開された「アニマル・タウン」と合わせて<タウン3部作>といわれるジョン・ギュファン監督の作品で、いずれも大都市に潜む孤独と悲しみをテーマにした作品です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月14日(金)~16日(日)] ★★★
「リアル・スティール」がトップに
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・リアル・スティール ・・・・・・・・10/12 ・・・・・・・・・・・600,416・・・・・・・・・・・・・813,756・・・・・・・・・722
2・・依頼人(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・9/29・・・・・・・・・・・・288,884・・・・・・・・・・・2,040,368・・・・・・・・・569
3・・三銃士/王妃の首飾りと・・・10/12 ・・・・・・・・・・・262,124・・・・・・・・・・・・・386,703・・・・・・・・・613
ダ・ヴィンチの飛行船
4・・るつぼ(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・・9/22 ・・・・・・・・・・・240,107・・・・・・・・・・・4,359,612・・・・・・・・・564
5・・ワンドゥギ(韓) ・・・・・・・・・・・・10/20 ・・・・・・・・・・・・57,777・・・・・・・・・・・・・・67,069・・・・・・・・・221
6・・ただあなただけ(韓) ・・・・・・・10/20 ・・・・・・・・・・・・46,949・・・・・・・・・・・・・・48,343・・・・・・・・・206
7・・闘魂(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・・10/06 ・・・・・・・・・・・・29,774・・・・・・・・・・・・・196,747・・・・・・・・・297
8・・ヒット(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・10/13 ・・・・・・・・・・・・21,476・・・・・・・・・・・・・・29,837・・・・・・・・・208
9・・最終兵器 弓(韓) ・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・・19,955・・・・・・・・・・・7,432,100・・・・・・・・・200
10・・カウント・ダウン(韓)・・・・・・・・9/29・・・・・・・・・・・・・10,369 ・・・・・・・・・・・・464,719 ・・・・・・・・163
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「るつぼ」は400万人を超えましたが4位に落ち、「リアル・スティール」がトップになりました。
「依頼人」はトップの座には立てないまま200万人を超えました。
今週の初登場は5・6・8位の3作品で、すべて韓国。
5位、<多文化共生>の時代を反映した青春小説「ワンドゥギ」(→コチラ参照)
の映画化作品で、本ブログでは今年3月22日の記事等、今まで何度か紹介してきたので、今回は省略します。
6位は今年の釜山国際映画祭のオープニング作品。心を閉ざした元ボクサー(ソ・ジソプ)は、事故のため徐々に視力が失われてゆく状態なのに明るい女性(ハン・ヒョジュ)と出会い、そして・・・、というラブストーリー。韓国題は「오직 그대만」。
8位、私設格闘技場を舞台に行われる格闘技に、賭けだのヤラセだのが絡み、思わぬ選手まで登場したり、・・・という<コミック痛快劇>というふれ込みのコメディ。ドラマの「HIT~ヒット~」とは関係ナシ。韓国題の「히트」を見て、最初「ヒート」かと思ってしまいました。「ヒット」と「ヒート」、ハングル表記は同じなんですね。
で報じられています。作品賞=「高地戦」、監督賞=カン・ヒョンチョル監督(「サニー」)、主演男優賞=パク・ヘイル(「最終兵器 弓」)、主演女優賞=キム・ハヌル(「ブラインド」)、助演男優賞=チョ・ソンハ(「黄海」)、助演女優賞=シム・ウンギョン(「ロマンチックヘブン」)、新人監督賞=ユン・ソンヒョン(「番人」)、新人男優賞=イ・ジェフン(「番人」)、新人女優賞=ムン・チェウォン(「最終兵器 弓」)。あら、李大根(イ・テグン)さんが映画発展功労賞を受けたの? そりゃ良かった!
※少女時代も、今回はいいフンイキだったようで、良かったネ!
日本でも映画祭がいろいろで、私ヌルボ、アタマがごちゃごちゃ状態。
10月22日(土)~30日(日)は第24回東京国際映画祭。
韓国関係の映画(共作等を含む)は「第7鉱区」「哀しき獣(黄海)」「玄海灘は知っている」「大阪のうさぎたち」「マジック&ロス」「まぶしい一日」「韓国映画の秘密」。詳細はリンク先で見てね。
第12回東京フイルメックスは11月19日(土)~27日(日)。韓国映画は、特別招待作品としてキム・ギトク監督「アリラン」、コンペティション部門で「ムサン日記~白い犬(茂山日記)」「豊山犬」「カウントダウン」が上映されます。全部観たいが、可能かどうか? (個人的な話ですが)韓国映画以外では、なぜかまだ観ていなかった「洲崎パラダイス 赤信号」(1956年川島雄三監督)。<日活100周年twitter>に、この作品を「三大男女の腐れ縁映画と勝手に認定。(他2本は「夫婦善哉」「浮雲」)」と書いてあるのを見て、「他2本」を共感と嘲笑と羨望(?)を持って観た私ヌルボとしては3本目も観なくては、ということです。
過日の「アジョシ」に続いて先週観た韓国映画が「クイック!!」。超大作B級映画。楽しめるけど、「超大作」というカタチの大きさとB級という映画の質が合ってないような・・・。わりと世評の高い「猿の惑星:創世記<ジェネシス>」も、ヌルボとしては期待度通り10点満点で6点くらい。知性が増すと、凶暴度は減じるのでは、と思うのはヌルボの希望的観測にすぎない? 3Dだなんだとヴィジュアル面で進化しても、内容が伴わないと単なる見世物に止まってしまいます。振り返ってみれば<ヌルボお薦めの映画160本>(未公開)中、巨費をかけた大作はというと、・・・「ベン・ハー」(半世紀前!)くらいだなー。SFX(やVFX)を駆使した映画では、・・・「2001年宇宙の旅」だけかも。「パコと魔法の絵本」もかな?
★★★ Daumの人気順位(10月18日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 9.6(396)
②3バカに乾杯! 9.6(1828)
③るつぼ(韓国) 9.5(1987)
④アンサンディ 9.2(126)
⑤リアル・スティール 9.1(340)
⑥庭を出ためんどり(韓国) 9.1(757)
⑦ナデルとシミン 9.1(20)
⑧インファナル・アフェアⅢ 終極無間 8.9(83)
⑨星を追う子ども(日本) 8.5(70)
⑩最終兵器 弓(韓国) 8.4(2607)
4位は先週興行成績の方で紹介しました。純粋に初登場は7位だけです。
その7位、今年の第61回ベルリン国際映画祭で満場一致で金熊賞を受賞したイラン映画。7歳の娘と暮らす夫婦。妻は家族で国外に出たいが認知症の父を抱える夫は反対、妻は娘をつれて親の下に別居する。夫は父の世話をする女性を雇うが、やがて「事故」が起こってしまう・・・。日本では先月(2011年9月)の16日、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映されました。韓国題は「씨민과 나데르의 별거(シミンとナデルの別居)」。
【専門家による順位】
①手のとどく限り(韓国) 9.0(1)
②北村(プクチョン)方向(韓国) 8.0(8)
②ナデルとシミン 8.0(8)
④コンテイジョン 7.7(4)
⑤アンサンディ 7.6(6)
⑥庭を出ためんどり(韓国) 7.0(7)
⑦トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 7.0(5)
⑧るつぼ(韓国) 6.7(8)
⑨モーツァルトの街(韓国) 6.6(3)
⑨ダンス・タウン(韓国) 6.6(3)\t
②「ナデルとシミン」、⑨「モーツァルトの街」、⑨「ダンス・タウン」が新登場。
②「ナデルとシミン」は上述しました。
⑨「モーツァルトの街」というタイトルはは第21回東京国際映画祭<アジアの風>部門出品作品でした時のもので、原題は「モーツァルト・タウン」。これに⑨「ダンス・タウン」と、今年3月に韓国で公開された「アニマル・タウン」と合わせて<タウン3部作>といわれるジョン・ギュファン監督の作品で、いずれも大都市に潜む孤独と悲しみをテーマにした作品です。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月14日(金)~16日(日)] ★★★
「リアル・スティール」がトップに
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・リアル・スティール ・・・・・・・・10/12 ・・・・・・・・・・・600,416・・・・・・・・・・・・・813,756・・・・・・・・・722
2・・依頼人(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・9/29・・・・・・・・・・・・288,884・・・・・・・・・・・2,040,368・・・・・・・・・569
3・・三銃士/王妃の首飾りと・・・10/12 ・・・・・・・・・・・262,124・・・・・・・・・・・・・386,703・・・・・・・・・613
ダ・ヴィンチの飛行船
4・・るつぼ(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・・9/22 ・・・・・・・・・・・240,107・・・・・・・・・・・4,359,612・・・・・・・・・564
5・・ワンドゥギ(韓) ・・・・・・・・・・・・10/20 ・・・・・・・・・・・・57,777・・・・・・・・・・・・・・67,069・・・・・・・・・221
6・・ただあなただけ(韓) ・・・・・・・10/20 ・・・・・・・・・・・・46,949・・・・・・・・・・・・・・48,343・・・・・・・・・206
7・・闘魂(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・・10/06 ・・・・・・・・・・・・29,774・・・・・・・・・・・・・196,747・・・・・・・・・297
8・・ヒット(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・10/13 ・・・・・・・・・・・・21,476・・・・・・・・・・・・・・29,837・・・・・・・・・208
9・・最終兵器 弓(韓) ・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・・19,955・・・・・・・・・・・7,432,100・・・・・・・・・200
10・・カウント・ダウン(韓)・・・・・・・・9/29・・・・・・・・・・・・・10,369 ・・・・・・・・・・・・464,719 ・・・・・・・・163
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「るつぼ」は400万人を超えましたが4位に落ち、「リアル・スティール」がトップになりました。
「依頼人」はトップの座には立てないまま200万人を超えました。
今週の初登場は5・6・8位の3作品で、すべて韓国。
5位、<多文化共生>の時代を反映した青春小説「ワンドゥギ」(→コチラ参照)
の映画化作品で、本ブログでは今年3月22日の記事等、今まで何度か紹介してきたので、今回は省略します。
6位は今年の釜山国際映画祭のオープニング作品。心を閉ざした元ボクサー(ソ・ジソプ)は、事故のため徐々に視力が失われてゆく状態なのに明るい女性(ハン・ヒョジュ)と出会い、そして・・・、というラブストーリー。韓国題は「오직 그대만」。
8位、私設格闘技場を舞台に行われる格闘技に、賭けだのヤラセだのが絡み、思わぬ選手まで登場したり、・・・という<コミック痛快劇>というふれ込みのコメディ。ドラマの「HIT~ヒット~」とは関係ナシ。韓国題の「히트」を見て、最初「ヒート」かと思ってしまいました。「ヒット」と「ヒート」、ハングル表記は同じなんですね。
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