23 塀内久雄 内野手 31歳 年俸1450万円
【2012年成績】 61試合 17打数 1得点 2安打 打率.118 0二塁打 1三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 1四死球 4三振 得点圏打率.286
便利屋として使われた塀内に待っていたのは厳しい現実、そんな2012年のシーズンでした。
狙い目だったショートにはオープン戦から根元が好調だったことで塀内は打席に恵まれず、僅か20打席とは悲しすぎます。
2009年に.302でプチブレイクをした塀内がフロックだったかどうかを試すチャンスすらほとんどなく、この3年間での98打席は2009年のそれにすら足りていません。
こういった立場の選手もチームには必要なのでしょうが、伊東監督に代わって何かが変わるのか、塀内にとっては大切なファーストインプレッションがどうだったのかが気になります。
春先こそ一塁にコンバートとなった大松や守備の衰えを隠せない福浦の守備固めとして出番はそこそこありましたが、その大松が意外に器用なところを見せ始めると存在意義が薄れ始めて、そして8月上旬に登録を抹消されてから戻ってくることはありませんでした。
代走で起用をされたりとベンチには重宝する存在ではあったのでしょうが、塀内でなければといったところまではいっていなかったのだと思います。
ホワイトセルの加入で主戦場だった一塁が激戦となったことも塀内には不幸でしたし、そのためこれまでの役割を早坂に奪われたといった感じです。
バットでアピールをすることも叶わず、かなり失意の一年だったでしょう。
そういう意味ではロッテでは数少ないトレード要員ではないかと、いろいろな意味で人気のある選手ですから複雑なところではあるのですが、それなりに実績があってそれこそ全ポジションを守れるのではないかとも思える守備力はレギュラーが固定をしていないチームからすれば魅力があるでしょう。
もちろんロッテで活躍をしてくれるのが一番ではあるのですが、余程のことがない限りは今季よりも状況が改善をするとも思えません。
G.G.佐藤や佐伯の入団が決まれば塀内の地盤沈下に拍車がかかっても流れが止まるとは思えませんので、本人のためにも何かを考えてあげたいところです。
来季に32歳がもうなのかまだなのか、塀内にとっての岐路となるであろう2013年に注目です。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 1450万円 → 1300万円 (▼10%)
鈴木内野手の台頭で、かなり存在感が薄くなってしまったように思います。
いつまでもサポートできる歳でもありません。
数少ない打席で、全然結果が出なかったのが痛かったですね。
来シーズンどうなるかは、全くわかりません。
ひょっとして、西岡がロッテに・・・・・・・。なんてことになったら、ますます大変なシーズンになることでしょうね。
バレンタイン元監督の置き土産として楽しみな存在でした
鉄は熱いうちに打てという意味では起用してもらいたかったですが
前監督の主力主義に実績のない塀内の起用は顧みられないままの3年間でしたね
去年今年と不振をきわめる大松と比較すれば
あまりにも冷遇されすぎたのでチャンスを与えたい気もしますが
そのあたりを伊東監督がどう考えるのか興味があります
堀内と呼んでしまった。また、いつも眉間に皺を寄せています。昨年以来守備固めになった。三瓶高校卒業ですが、その学校名は無名ですね。ロッテの選手でツーショットをした一人です。
もちろん、1軍で活躍があってこそプロ野球選手ではありますが、初めてのヒーインならファンとしても嬉しいシーンではあります。
守備固めといっても、傑出した守備とは思えませんでした。
生き残る道としては、二軍で実績を出して、一軍に上げてもらい、早期に代打で結果を残していくしかないかと思われます。
守備より打撃と思いました。
「ヒサオオ~・・・」コール、ユニークでいいですよね、その応援が来季多く聞けることを祈ります。
若手の頃に、ファームの試合で見て、守備の上手さにびっくりした事があります。ショートを守っていたのですが、右に左に前に後ろに軽やかな動きで、難しい当たりを次々に、軽~く捌いていました。捕ってからも早かったですし、無理な体勢からでも送球も正確でしたし、無駄な動きも無い印象でした。ちょっと大袈裟かも知れませんが、当時の一軍のレギュラーだった小坂にも、守備だけだったら負けていないんじゃないかと思った程です。ただ、30を過ぎて、最近は衰えたとまでは言いませんが、そこまでの動きではなくなってしまった様な気もします。
バッティングも本来は決して悪くはないのでしょうし、若い頃は速い球に強かった印象があります。小技もまあ出来ますし、足も速くもないが、遅くもない・・・う~ん、こうして書いてみると、今ひとつ特長が無いのかも知れませんね。
かと言って、今から何か一つを徹底的に磨き上げると言っても、なかなか容易ではないでしょう。
一つ一つのプレーの精度を上げて、何でもそこそここなせる、そこそこ安心して任せられる、究極のユーティリティープレイヤーとして、縁の下の力持ちに徹するのが良いと思います。
こういう渋い名脇役みたいな選手もチームには必要ですから、その路線を極めて欲しいと思いますね。
監督が替わってどうなるか、今年が勝負の選手の1人ですね。一通りそつなくこなせるから逆に特徴が無いという感じがします。
まずは、バッティングが課題でしょうね。守備固めでは無く代打の切り札的な使い方をして貰えるような・・・
今年の角中とか根元のように紅白戦とかでまず打撃で目立って、オープン戦にスタメンで使ってもらえるようになり、そのまま1軍定着して代打の切り札あたりからというのが生き残りの手段かと思います。
こういう選手も好きなので、活躍して貰いたいんですけど。
他のメンバーを考えると厳しい立ち位置です。現実的には、脇役としての存在感を発揮できるか。内野陣トータルで考えると、今江の動向も影響するかもしれませんが、来年は本当に勝負ですね。
さて、塀内選手。打席数が悲しいでございます。これで評価されるのではご本人もキビシイでしょうね。伊東新体制がかような選手にどのような評価。起用をしてゆくのか、来季はこういった面でも楽しみが尽きません…てか、そんなに変わらないかな?(笑)
余談:塀内選手と言えば…「ヒサオぉ~ヒサオぉ~」ですが。どうも拙者の場合、厠にて小用を足す際に、こう、右足をチョイと上げつつ前チャックを上げようか!…とするあたりで「ヒサオぉ~、ヒサオぉ~」がなぜか頭の中で奏でられます…と同時にまわりに人の気配が無ければ口ずさんでいるでしょう。
どーも、あの「♪名前ループタイプ」の応援歌は耳にことさら残ります。「カスティヨー、カスティヨー」も脱け出すのに時間を要しました。。。
塀内選手、すいません。
1軍でも1回はお立ち台に立ってね。
伊東氏が監督になって前監督一つの代名詞である9人野球は減ると思いますので何らかの形でチャンスは来るだろう。
ただその一方でBV ・西村両氏だからチームに残れたという考えも交錯しています。
そういう意味では来季が勝負。フラットな気持ちで迎えて欲しい。