17 成瀬善久 投手 27歳 年俸1億3000万円
【2012年成績】 28試合 12勝11敗0S 防御率2.83 200回2/3 176被安打 21被本塁打 34与四球 2与死球 122奪三振 被打率.234
夏以降に調子を落とすのは井口の代名詞のように思われていますが、さりげなく成瀬も昨年に続いてシーズンのスタミナ切れをやらかしてくれました。
今度こそ、今度こそと何度目かを忘れるぐらいの出足の好調さにロッテのエースがようやくに誕生かと喜んだのもつかの間で、最多勝争いどころか終わってみれば貯金はギリギリの1つしか残らず、ロッテなエースと揶揄をされるようなシーズンが続いています。
7月までの10勝4敗の成瀬と8月以降の2勝7敗の成瀬のどちらが本当の成瀬なのか、きっと両方ともが成瀬なのでしょう。
来季は節目の10年目となりますので、念仏のように繰り返している今度こそが実現をするような、そんな2013年であって欲しいです。
夏までは文句なくエースの風格を見せてくれた成瀬です。
打線の援護が無くとも粘り強いピッチングでチームを支えて、頼もしさがにじみ出ている感じすらありました。
三振が少ない試合も珍しくはなくなって快投といったイメージは薄れつつありましたが、勝つことが第一と常に口にしていた成瀬らしい試合運びに拍手を送った自分がいます。
あれでもっと打線が援護できていればそれこそ無敗で前半戦を終えられたかもしれず、そういう意味では気の毒なところもあった成瀬です。
ところが8月に入ると人が変わったように打たれ始めて大量失点が続き、特筆すべきはその被弾の多さでしょう。
7月までは129回1/3で6発ですので1試合換算にすれば0.4本に過ぎなかった被弾が、8月以降は71回1/3で15発ですので1試合換算で1.9本と5倍近くに増えたわけで、分母が違うにしてもあまりに異様すぎる豹変ぶりはそうは言いながらも疲れだけでは説明をできそうにもありません。
そもそもがここ数年は被弾が多い成瀬ではあるのですが昨年は満遍なく打たれましたし、29発を喰らった一昨年はむしろ春先の方が打たれましたので、今季の成瀬に何があったのか、単なる巡り合わせなのか必然なのか、本人がどう考えているかを激しく知りたいです。
あまりに打線が湿っていたので1点を惜しんで大量点を失うなんてことはよくある話ですが、それなりに援護をもらった試合も比例をするかのように失点をしていましたのでただ単に調子が落ちたのではないかとしか言いようがなく、とにかく天国と地獄のような今季の成瀬でした。
リーグトップの投球回はベンチの配慮を考慮しても立派な数字ですし、主戦になってからの6年間で故障らしい故障をしていない成瀬はそれだけでエースを名乗る資格があります。
あまりに終盤戦が酷すぎたので信じられないぐらいなのですが、あの無双だった2007年を除けば2点台の防御率は初めてだったりもします。
もちろん低反発球による投高打低を差っ引かなければならないですし、規定投球回に達した投手の中では下から2番目ですので誇れる数字でもないのですが、それでも成瀬がいたからこそギリギリで踏ん張れたローテーションであることは間違いありません。
好意的に見ればちょっと早めに入れすぎた鞭の影響で微妙に何かが狂ったのではないかと言えなくもありませんが、ミリオンダラーズである以上はそんな言い訳もできないでしょう。
特定のチームに打ち込まれているわけでもありませんし、左打者は珍しくもきっちりと抑えましたし、下位打線へのポカも減りましたし、あともう少しな気もします。
とにかく打たれれば太っているのが悪いだの、陰気な顔つきが気に入らないだのと言われてしまいますので、そうならないよう来季は15勝を目指して頑張ってもらいたいです。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 1億3000万円 → 1億3000万円 (±0%)
放送内容が仇となって丸裸にされたかもしれませんね。
今のところ侍ジャパンから外れているのはチームにとっていいことです。
最終メンバーにも入らずに立て直しに専念してくれることを祈ります。
3月29日オリックスとの開幕戦で金子に投げ勝つしかありません。
来季はマリン6連戦スタートのようですから、頭の成瀬でスカッと開幕しましょう。
15勝は確実と思ったのですが後半は別人のようなピッチングでしたね
もともと球威で抑える投手ではないのですが
後半はストレートや変化球を簡単にホームランを打たれて
グライシンガーのほうがエースらしいピッチングでした
最終戦プロ野球ニュースでのゲーム解説をたまたま現斎藤コーチが担当していて
後半はひじが下がり過ぎてフォームを崩しているから成瀬らしさがないと言われていただけに
キャンプに不参加なのは残念でなりません
石垣島では斎藤コーチと切磋琢磨して安定感のある真のエースとしての変化を期待します
後半失速した要因、専門的にはわかりませんが、スピードは・・・普段もそこそこですが・・・更に落ちていましたね、それでコースが甘くなれば打たれるしかない・・・
勝ち星を稼げるのは事実ですので、これはもう、年間のプランを新指導陣と練っていただき、来季臨んで欲しいと思います。
キャンプまでにしっかりと鍛えてくれることを望みます。
秋季キャンプ免除は、甘やかしすぎですね。
結果として後半の中5日は、疲れが溜まった(解消できない)状態でキレを失ってしまったのではと思います。
また、他チームに例の番組から研究されたのも、多かれ少なかれあったと思います。思い上がったとまでは言いたくないですが、脇が甘かったと思っています。今後は現役中は控えるべきだと思います。企業秘密として欲しいです。ましてや、ハムの様に億を掛けて、分析しているチームも有るわけですから。
一方で200イニングは立派ですから、来季こそはロッテのエースになって、あのヒーローインタビューを一度でも多く聞きたいです。
あの番組をうちの家族も見ていましたが、「へーそうなんだ」と見ていましたが、逆にその特集されていた「スピードの割に回転数が多いストレート」とか「打者に球の出所が分かりにくいフォーム」とかを意識しすぎたんじゃ無いかと思っちゃいました。
秋のキャンプは出ていないようですが、少なくともキチンと休養と十分なトレーニングはしておいてほしいものです。
毎年期待して、裏切られる感じですから、来期は少なくと貯金が6以上は必須でしょうね。2桁勝っても負けも多いという状態ですから。
2007年の9割という勝率はすごすぎですが、エースなら7割ぐらいの勝率は欲しいですね。2007年を除くと7割近いのは2009年だけですから。
もちろん後半戦の失速はありましたが、それをカバーできずに成瀬グラシンにおんぶに抱っこだった他の先発陣が悪い!(特に離脱が折り込み済みの唐川!)
成瀬を苦手にしていた西武おかわりが、突然ホームランを打ち出したのも放送後からですし。
高回転による浮力の付いたボールであることがバレ、かつ、球種を減らしたことをカミングアウトしてましたから、
打者からしたら空振りする「謎」も解け、しかも狙いやすくなったことでしょう。
回転数が多い投手は一旦当たればホームランになりやすいので困ったものです。阪神藤川の二の舞です。
隠していたお宝のありかを無防備に教えたら、そりゃあ盗まれますよ。
知られたなら、球種を増やすか、球速を上げるしかないですから、身体を鍛え直すしかないでしょう。
成瀬だけでなく、球団も脇が甘すぎる…。
確かにオリオンさんのおっしゃる通り、1年を通じて投げ抜いたことは最大の絶賛ポイントですが、それはもう一人の主戦投手の体たらくがあるからこそ目立つことですね。今のニャーに求められているのは、もう一段上の存在感なんでしょうが、連敗中に、6連戦の頭は成瀬だからもう大丈夫、なんて感じさせてくれなかったのが最も寂しいです。ラストゲームも締められなかったし。
「アスタマ」では彼の繊細な戦略が前面に出ていましたが、ここは老獪さに向かうのではなく、もう一度がむしゃらさを取りもどしてほしいです。右打者のアウトハイの真っ直ぐで空振りを取れた2007年を取りもどしてほしい。
早く嫁さん見つけて、食事面のコントロールを任せるのも大事かも。
まあ今シーズンもきっちりと投げ続けてくれましたし、200イニング、二桁勝利で一応貯金も作ってくれました。元の年俸も常識的な範囲内ですし、他の高額年俸選手の働きぶりと比べますとむしろ割安な様にも感じられますし、中後に続き(桁が違いますが)、現状維持はちょっと可哀想な気も・・・?皆勤賞込みという事で、1000万円増くらいで如何でしょうか?
NHKは見ておりませんが、やはり手の内を明かし過ぎてしまったのではないか、という気もします。もちろん、それだけではないでしょうが。
カーブ封印も明言してしまった様で。相手も最近カーブを投げない事には気付いてはいるでしょうが、有るかも知れないと思わせておけばいいのに、何もわざわざ言う事はないのに。又はそう言っておいて、いきなり投げちゃうとか、○○正直に何でも明かしちゃうのもいいですが、それくらいの狡賢さが有ってもいいと思うのですが。
それにしても、今や防御率が2点台でも後半なら下の方になってしまうんですね。野球そのものが変わってしまった様な・・・
後半の失速の原因は疲労、精神的なもの、研究された事、様々有ると思います。チームの失速の流れに飲まれてしまった面もあるかも知れません。それぞれきちんと分析して、改善、対策を講じる等して欲しいと思います。
200イニング投げなくても、三振が取れなくてもいいので、15勝で7敗以下、これくらいを期待したいと思います。