日本の食文化・和食が世界無形文化遺産に認定。食文化に深く根ざした伝統料理の大切な麹は「国菌」に定められています。

日本の誇る和食「WASHOKU」の美味しさとヘルシーは世界で高く評価され麹の不思議な料理力を世界に向けて情報発信します。

【目覚めよ日本力】外国人を魅了する「お・も・て・な・し」

2014年01月12日 | 大丹波、京丹波ブランド「和食」で海外でチ
目覚めよ日本力】外国人を魅了する「お・も・て・な・し」 

観光はまだ延びる


(3)「日の丸アニメ」根強い人気 海外にはない“大人向け”も理由に戻る
【クールジャパン 目覚めよ日本力】(4)

 2020年東京五輪招致で一躍有名になった「おもてなし」の心。観光立国を目指す日本にとって大きな強みだ。「お客さまの居心地をよくしたい」。そんな利用者の目線に立った日本流のサービスが外国人の心をつかんでいる。(藤沢志穂子)

 「駅から乗ったタクシーで、旅館の名前がうまく伝わらなくて違う場所に行ってしまい、気がついて戻ってくれた。でも、その間の料金は受け取らなかった。米国ではありえないことで街の人も旅館のスタッフもとても親切」。米カンサス州から友人を訪ねて、初めて来日した退役軍人のリチャード・センフテンさん(68)と妻のペニーさん(60)は話す。

若手和菓子職人から学ぶ「海外でチャレンジするときの4つのヒント

2012年06月04日 | 大丹波、京丹波ブランド「和食」で海外でチ
若手和菓子職人から学ぶ「海外でチャレンジするときの4つのヒント」(ライフハッカー[日本版]) - goo ニュース

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素晴らしいニュースですね。若手和菓子職人3人の方のご活躍を心から願うものです。団塊の世代も頑張ります。日本の誇る食文化を世界に向けて発信していきましょう!「海外でチャレンジするときの4つのヒント」参考にさせていただきます。

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1. 代替可能なものを見つけて組み合わせる


(落雁づくりの実演をする吉橋さん)
イベントで吉橋さんが振る舞った寒氷(かんごおり)には、和菓子づくりに普段使わないココナッツミルクを入れました。親しみを持ってもらえる味にするためです。現地の素材で他にも取り入れてみようと思ったものがあったかを、吉橋さんに尋ねてみました。

「東南アジアでも日本でいう黒糖のようなものが売っていました。日本はサトウキビで作りますが、パームヤシから作られているので、風味がどこか異なる。いつも使っている黒糖をそれに置き換えたら、これまでにない和菓子ができるかもしれません」

要素から代替可能なものを見つけて、上手に組み合わせる。それだけでも新しいものは産み出せるのです。

2. 「実はハイレベルなこと」を見逃さない


(現地でも展示された上生菓子)
数種類の和菓子を紹介した中で、3ヶ国でともに人気があったのは上生菓子だったといいます。その理由を明神さんに聞いてみました。

「各国とも都市部は人が多く、高層ビルもあり、東京とそれほど変わらない雰囲気でした。その反面、文化はまだ発展しきれていない印象を受けました。中でもお菓子は、お腹が空いた時や食べたい時に口にする甘いものでしかないようでした。日本はその段階を超えて、造形美を求め、包装紙や見た目にこだわるという域まで高めている。改めて、食文化のレベルが他の国と比べて高いのだな、と感じました」

日常で当たり前に触れているもの、目にするものも、海外ではハイレベルなのかもしれません。それを持ち出すだけでいいのです。

3. 他の文化から接点を探る


(参加者にどら焼きづくりを教える小泉さん)
開催されたイベントではレクチャーだけではなく、実演や試食も行われました。小泉さんが参加者に体験してもらいながら作ったのは「どら焼き」。3ヶ国で実演した中でも、他のお菓子は知らなくとも、「どら焼き」を知っている人は多かったといいます。不思議に思った小泉さんの目に止まったのは、マレーシアのデパートで液晶ディスプレイに流れていたドラえもんのアニメでした。

日本文化は様々な形で海外へ発信されています。自分がやろうとしているものは、他の文化から何らかの形ですでに伝わっているかもしれません。接点を見つければ、親しみを持たれるきっかけとなります。

4. 常につながって情報発信を続ける


(明神さんが実演でつくったはさみ菊)
タイでのイベントを終え、たくさんの参加者と写真を撮った3人。その後、日頃からFacebookを使っていた明神さん宛に見知らぬメッセージが届きます。

「僕を検索で探してくれたんでしょうね。その時の写真を送ってくれたり、メッセージが届いたりということが多々ありました。フィリピンの製菓学校でふれあった生徒さんとは、いまでもやり取りがあります。フィリピンは日本よりはるかにFacebookの利用者が多いみたいなんです」

東南アジア、中でもインドネシアやフィリピンでのFacebook普及率は世界でもトップクラス。つながりを生み、情報発信を続けることでさらなる広がりが期待できます。その国で多く使われているSNSには、積極的に取り組んでみる価値があるでしょう。

今回のイベントは、世界の全地域に日本文化を発信する専門機関である「国際交流基金(ジャパンファウンデーション)」の先導で行われました。国際交流基金のウェブマガジン「をちこち」では、イベントに関する詳細と3人のロングインタビューを掲載。和菓子好きの方はもちろん、興味がわいた方は併せてご覧ください。3人の若手和菓子職人の言葉から新たな気づきや刺激が得られるはずです。