つれづれなるまま桐野日記

主婦向け漫画雑誌の漫画家、桐野さおりのブログです

暖かいですね♪

2024年04月13日 13時53分16秒 | book

今夜は いつものママ友との定例会があるので、ブログ早めです。

何を着て行こう?(いや、毎回普段着なんだけど)
今日は暖かいので、いつもの格好で出かけると「暑い、暑い」を連呼しそうだな~

後でクローゼットを漁ってみます 笑











大好きな角田光代さんの小説、17冊目。
本にまつわる短編集、9編。

角田さんのハイスペックな文章力と感情の言語化には、いつも感動しかない。

「死ぬのなんて怖くない。死ぬことを想像するのが怖いんだ。
いつだって出来事より、考えの方が怖い。
ふられる事より、ふられるかもしれないと思う事の方が怖い。
出来事は、起こってしまえばそれはただの出来事なのだ」

妙に納得。共感。この文章を覚えておこう、と思った。

他にも印象深い言葉がたくさんあったなぁ~。
この本は手元に置いておこう。時々思い出して読み返してみたいから・・・

表題作の「さがしもの」と「ミツザワ書店」が特に私の好みでした。
泣いた~~~

少し前の時代、というのも良かった。
読みたい本を貸本屋や図書館で探す時代・・・
(電子書籍を好む人には、共感できないかも?)

そういえば最近CMでよく見かけるAudio bookの「オディブル」だけど、
あれって聞いてて眠くならないのかしらん?
(10年くらい前にiPadのポッドキャストで韓国語講座を聞いてたが、
毎回 ものの10分で寝落ちしてたっけな~。韓国語が 子守唄だったワ)

それと・・・難しい漢字とか、すぐに脳内変換出来るだろうか?
たとえば『小烏神社奇譚』に出てくる「かたなのつくもしん」なんて、
耳で聞いたら「何、それ」ってなりそう・・・
「刀の付喪神」って脳内変換出来る人は少ないと思う。

『神田職人えにし譚』に出てくる「じんじゃのしんこ」も
「神社の神狐」とすぐには思い浮かばなそう。

その辺の説明が入っているとか?いや、無いか・・・
小説を朗々と読んでるだけだよね?

「オディブル」のCMを見るたんびに、繰り返し考えてしまう私です











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