先日、外部電源(AC100V)を繋いでキャンピングカーのリチウムイオンバッテリーを充電した。
バッテリーの充電・放電をコントロールしているBMSの状態をスマホで確認すると満充電(黄色い丸の中が100%)になっているのが分かる。
下には4個のセル別の電圧が表示され、それを合計した全体の電圧は赤丸の13.5V、消費されている電力はマイナス1.9Aと全て正常な値が表示されている。
ところが翌日変な値が表示されていた。
下の写真で黄色い丸で囲んだ右側の電圧と左側スマホの電圧は同じだが、真ん中の電圧は12.03Vと低い電圧が表示されていた。
車内の照明を付けているので幾らかの電気は消費しているにも関わらず、赤丸で囲んだ電流値はどちらも0.0Aとなっている。
この状態で電子レンジを使うと電圧は更に下がり電圧不足エラーで使用できなくなった。
テスターでバッテリーの電圧を掛かると13.42Vと正常値である。
その日は偶々キャンピングカー仲間の集いが有り、その場で電気に詳しい仲間に相談すると、即座にBMSの故障だと言われた。
リチウムイオンバッテリーに取り換え同じ症状が出た車を何台も見た事が有ると言う。
そして新しいBMSに取り換える事で復旧していると教わった。
故障したBMSはバッテリーと同じ大陸製である。
信頼性が心配だったが、やはりこうなった!!
大陸から再度取り寄せると結構な日時が掛かり、その間は何処にも出掛けられない。
困っているとその集いに参加している仲間が予備のBMSを持っていて譲ってくれると言う。
大助かりである!!
早速譲ってもらって帰宅。
新しいBMSに取り換えた事は言うまでもない!!
大きさは従来の物より3倍もあり、何となく頼りになりそうである。
取り換え暖房のスイッチを入れると-4.2Aが表示され、全て正常に表示されている。
電圧は若干差異が有るが誤差の内である。
完全に復旧した。
BMSの故障を教えて頂き、新しいBMS譲って戴いた仲間には感謝しかない。
有り難うございました。