中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

多摩川の桜を確認しに、久しぶりの多摩サイ修行

2017-03-29 | 自転車


自転車に乗り始めた頃は、毎週のように多摩川サイクリングロードを走っていました。

最近は、人も自転車も多いので、あまり来なくなっていました。

でも、春になれば桜が咲いていたり、新緑が眺められたりと楽しいので、平日の今日、久しぶりに多摩サイ。



国道から多摩サイに入ると、早速道の両側に花が出迎えてくれます。



信号も無いので、ノンストップで淡々と走れます。



しばらく行くと、毎年かなり早めに桜が咲くエリア。



対岸の桜並木は、まだまだほとんど咲いていませんが、等々力の辺りだけは陽当たりなのか、毎年早め。



でも、ここしばらく寒いせいで、蕾の状態が多い2-3分咲き。



ここでこの状態だと上流はダメかな、と思いながらも、せっかくの平日休み、羽村堰まで行ってみましょう。



半年以上、多摩サイには来ていなかったので、知らないうちにあちらこちらで新しい道や拡幅工事が進んでいました。

立川を過ぎた辺りから、結構寒いです。

羽村の辺りは、まだ硬そうな蕾。

例年ならもう咲いている時期なので桜祭りの準備もされていましたが、全然咲いていませんね。

それでもシート引いて宴会やっている人達がいたのには、ちょっと驚き。

寒いですよ。


多摩サイは、午前中上流から風が吹いて、午後になると海側から風が吹くことが多く、往復すると景色の変化の少なさも手伝って、修行の様になります。

今日も帰りはひたすら足を回すことに専念するばかり。



ところどころに少しだけ咲いている桜や花を見ながら帰って来ました。





それでも、車はいないし、信号もないし、広々した空眺めながら走るのは気持ちいいです。

満開の桜楽しめるのは、来週でしょうね。

娘の故郷訪問 3-4日目

2017-03-29 | 遊び


北京へ行く前に、娘がやりたいこと、行きたいところ とあげていたところの一つに日本人学校がありました。

6年間通ったところですので、気持ちはよくわかりますが、残念なことに北京旅行の日程が週末から休日の3連休。

春休みの日程もあったのでしょう。 事前に連絡しても、来ても良いですよ、と言う返事は届きませんでした。

まあ、先生も知っている人はいるはずも無く、安全、警備上の問題からそう簡単に入れるようでは困りますからね、と断念。

その次には、天安門広場に行きたい! というのが北京育ちたるゆえんでしょうか。

学校の行事でも、君が代の続きには、必ず中国国歌が流れ、日の丸と中国国旗はいつもセット、というのが当たり前の子供時代ですから。

昔は、TAXIや地下鉄おりたら、そのまま歩いて行けた天安門広場に行くには、今はしばらく行列に並んで空港のような安全検査を通過しないといけません。

全国各地から北京観光にやってきた中国の人々に混じって、30分ほど並んでようやく天安門を見ました。



暖かくて、柳の芽も出始めの美しい季節。

PMに霞む空が、嫌ですねぇ。

故宮なんかは、別に良いというので、脇から抜けてまた古い町の中を歩き回ります。



電気自動車は、普通の自動車のようにナンバーを貰うために大金払わなくても良いし、というのであちこちに専売店がありました。

遊園地のおもちゃのような自動車で、衝突したら即死確定ですね。



それよりは、こっち?



冬が終わって、春が来たという感じでみんな公園に出かけてきて、楽しそうに遊んでいます。

桜も咲き始めていました。


街が大きいので、ものすごく変化したところ、全然変わっていないところ、入り乱れています。



普段出張で来ていても、こんなに街中歩き回らないので、久しぶりにとても楽しく、新鮮な気分になれました。



こんなのがビルの中にある超現代建築が街のあちこちにあって、



二人カラオケボックスなんかが、突然ビルの中にあったりします。

TVやメディアで流れるものだけでは、やはり街の変化は判らないですね。

自分の足でウロウロするのが、一番です。



帰国する最後の午前中には、昔6年間住んでいたアパートにも行ってみました。

住んでいる人は勿論みんな変わってしまっているようですが、門番のオジさん、フロントのお姉さん、プールの女性コーチ、みんな覚えてくれていて嬉しかったですね。



日本では、中国の悪いことばかり報道するし、中国でも同じように日本の悪いことばかり報道します。

仕事柄、国の関係の人々にもいっぱい会いますが、公式見解と個人レベルの使い分けもよくわかります。

20年以上、両方にまたがる仕事をしてきていると、どっちもどっちでもう少しなんとかならないのかなぁと思います。

うちの娘達のように、どっちも故郷、というように思える人たちがこれからも増えていって、双方の下らない誤解を解きほぐせる時が来るのを待つしか無いのでしょうか。


娘の故郷訪問、で久しぶりに北京の街中を4日間、約80kmウロウロと歩き回っての感想は、やっぱりこういうものでした。

娘の故郷訪問 2日目

2017-03-29 | 遊び


二日目は、天壇公園へ行こうという。

家族で北京にいたのは、1997年から2003年まで。

長女が小学校6年間、次女は3才からの6年間でしたので、それこそ歴史的なところに行ったって何にもわかりませんから、公園だとか山だとか、そういう広々したところへよく行っていました。

今と違って、渋滞なんか無い頃ですから、住んでいたアパートから北京の南の方にある天壇公園まで、TAXIで20分位。



こんな建物が有名ですが、周り一帯は緑豊かな公園です。

観光に行った方はご存じかもしれませんが、周りの回廊の辺りには近所のおじさんおばさんがいっぱい。

トランプしていたり、ダンスしていたり、地面に書道を水で書いている有名なオジさんも、みんな毎日ここへ来て、友達と遊んでいます。

公園へ入るには入場券が必要ですが、こういう需要のために「年間パス」「月間パス」も驚くような格安で売られています。

朝から観光客で混雑している中、親子三人でウロウロしてきました。

公園を出てからは、門の前にある虹橋市場。

今は無くなってしまいましたが、以前は地下が水産物市場で、魚が安く買えたので魚好きの家族は結構この市場目当てで、公園に来ていました。

一階から上は、雑貨や、衣類カバン、宝飾品売場。 今もキレイになって残っていますが、20年前はそれこそカオス!

本物よりも偽物の方が多い市場で、よくいろいろなものを買っていましたね。

当時はやっていたファミコンの偽物ソフトとかも、ここへ来ればなんでもありました。



今でもそう言うものもいっぱい残っていますが、こちら側にもうそう言う購買意欲がありません。

中華料理のキーホルダーというニッチな商品に心引かれましたが、写真一枚で退散です。



その後は王府井。 お上りさんコースですね。

今では年中歩行者天国の北京一のお上りさん向け商店街。

その脇にあるB級グルメ通りが目的地。



こんなサソリも串刺しで焼かれていますが、20年前には、こんなB級グルメは、そこら中の道端に屋台で売っていたものです。

で、娘達はそういうところで、現地の味を覚えてきたのです。(サソリはさすがに常食していませんが・・・)

物価上昇を体感しますね。 羊肉串10元/本! 90年代には1元あったらまあ2-3本は買えたものです。

物価上昇率20倍。



通りの脇には、キリスト教会もありました。

昔はこんなに大事にされていなくて、通りからも路地を通ってようやくたどり着くところ。

今は観光資源として大活躍で、結婚写真を撮るのに最適な場所と化しているようです。



でもその少し裏に入ると、今やなかなか貴重となってきた「ニイハオトイレ」。

壁も仕切りも無いので、しゃがんでいると隣のおじさんが話しかけてくると言う優れもの。(笑)

写真を撮れる位キレイに成長したんだなぁと、意外な気持ちで撮影。

昔は足を踏み入れたことを後悔するような場所であることが多かったですね。



そんな懐かしのトイレの周辺はこんな街並み。

道路や区画の再開発にかかっていない地域は、1980年代に初めてこの町に足を踏み入れた頃から変わっていませんね。

違うのは、車が止まっていて信号が付いていること位かなぁ。

そんなエリアを通り抜けると、故宮の角。



PM2.5で空が霞んでいるのが、悔しいですが、昔は青空にきいろい瓦が映えていました。

嫁さんが北京在住の友人から聞いてきた最近の再開発エリアにも行きました。

現代建築で再開発したのでは無く、昔の北京を再現しようという観光客誘致型の再開発。





若者や地方から来た人で大混雑。



外してはいけない、惜しい!パチモン。

ここまで似ていないと、さすがに誰でも買わないのでは無いかと思うほどですが、ショーウインドウの一等地にありました。

26km程歩き回って、夕食は昔よく行ったレストランへ。

繁華街では無く住宅街の外れにあるので安くて美味しい家族向けの店。

我々が知っているだけでも25年以上同じ場所で営業しています。

ここだけは外せないと、娘の極めて強い要望。 というか、ここへ来るための旅行だったのかもしれません。


娘の故郷訪問 1日目

2017-03-29 | 遊び


長女が、今年のどこかで結婚する予定で、一人暮らしをはじめている。

時のたつのは本当に早いもので、あのチビチビだった娘が、嫁に行くとなると親としての仕事が終わったと言うことになるが、実際のところ、そう言う気持ちよりも、仲良しの大人が一人増えた、というような感じになっている。

結婚式でいきなりいなくなるのでは無く、一人暮らしということで、もう既に3ヶ月位家にいなくなっているので、なんと無くなれてきたのかなと言うのが実感である。

長女は、小学校1年の1学期だけ日本の学校に行って、夏休みから北京に引っ越した。

子供の頃の記憶というのは、小学校6年弱を過ごした北京であり、中学生活3年間を過ごした上海である。

結婚する前に、もう一回故郷を見に行きたい、という事で、嫁さんと三人で北京に出かけた。

旅行に出る前に、娘が会社の人に、「北京に帰ってきます。」と言ったら笑われた、と言っていたが、彼女にとっては、「行く」では無くて「帰る」ところだったんだなぁと、改めて過ごした時間の長さを感じた。




私にとって北京は、最近は出張で行く場所であるが、留学時代を含めて8年間も住んでいたし、今でも毎月訪れる場所なので、「行く」でも「帰る」でもなく、「普通にいる」場所になっている。

今回も本当は日本から家族一緒に飛行機に乗るはずだったのに、ちょうど出張の間にハマってしまって、北京空港へは、地下鉄に乗って迎えに行くという、よくわからない展開から始まった。



3月下旬の北京は、梅やら桃やら桜やら、いろいろな花が一斉に咲き始める春の初めで、PM2.5さえなければ青空にほんの少し出始めた新緑や花々がキレイに映える楽しい時期でもある。

家族も6年間住んでいたし、今更な観光地に行く必要も無いので、嫁さんと長女の行ってみたいところをのんびり訪れるというのが中心で、それに最近の街の変化を見せてあげる、という旅になった。




元々、どこへ行っても自分の足で街中を歩き回るというのが、うちの家族の旅行スタイルであり、移動の主要手段は足と地下鉄。

昼過ぎに満員で到着した飛行機からでてくるのに予想外に時間がかかったので、初日の街歩きは夕方近くなってから、ホテル近所の大使館街周辺ということになった。

みんながいた90年代は、のどかで大使館街といえどもたいした警備も無く、散歩も自転車ももちろんOKだったが、この10年位で通行止めの道が増えた。

大使館の門前には、自動車の突入防止のバリケードが並び、解放軍の兵士がしっかり立っている。

そんな変化もみながら、街をウロウロ。


普段仕事で北京にいるときには、散歩位しか歩き回らないので、(それでも普通の人の数倍は歩き回っていると思うが)こうやってウロウロすることが主眼の時間を過ごすと、本当にいろんなものが出来ているなぁと思う反面、30年前から何にも変わっていないというようなものもいっぱいある。





結構日本や世界中の有名な建築家がデザインしたエリア、建物も多い。

北京市内にあった工場や倉庫などまとまった土地一画をまとめて開発しているのと、建築物に関しての法律が日本などとは違うこと、なによりもかわった建物、目を引く建物が好きという国民性が強いのでしょう。 



建物好きの私たちは、こういうことで十分楽しめる。



車だって、こんな色。 自転車のビアンキのチェレステのようなキレイなポルシェ。



ホテルなんだから窓ガラスの掃除のことも考えましょうよ、と声をかけたくなるような高層ビル。

実はこのビル下の方より上の方が大きいというアンバランスな設計。



オフィスビルだって、オシャレなエリアにあれば、壁面で主張。 I love BJ(BEIJING)。



暗くなれば、こういう現代芸術みたいなライトアップも楽しいもの。



私がいた頃は、この場所、何かの工場で、どうやって再開発しようかと話題になっていたエリアですが、結構古い工場建屋を残したまま、レストランや美術館にかわってきている。

夕食は、普段私が一緒に仕事をしている方々が、高級中華をご馳走してくれました。

皆様、本当にありがとうございます。

お腹いっぱいになって、レストランからは、また30分ほど歩いて帰りました。

初日 歩いた距離は、約15km。

最近、花見を兼ねたリハビリライド続き

2017-03-29 | 自転車


11月頃から出張が続いていて、自転車に乗る時間がちょっと減っています。

1月420km 2月533km。

まあ、毎年冬場は、寒いから減少するのですが、それでも去年は1000km/月近くまで乗っていましたので半分ですね。

梅が咲いたよ、と出かけて、桜が咲く頃だからと出かけて、陽も長くなってきたのでそろそろ長距離に乗る季節の始まりです。

と、言いながら、金曜日に早起きして御殿場の向こうまで遊びに行ったので(たっぷり残っている有給の消化で平日ゴルフ)土曜日は早起きできず、ヤビツの方へ出かける仲間達と別行動。



のんびりカミさんと朝食取ってから、桜の状況確認に出かけました。

大桟橋での定点観測をしてから、山下公園の毎年のしだれ桜スポット。

ここはいつも少し早めなのですが、それでもまだ半分も咲いていませんね。

風も強いのですが、とりあえず就航したばかりの護衛艦「かが」が横須賀にいるはずと、毎度毎度の横須賀コースへ。



「いずも」や「ひゅうが」を最初に見たときには、ついにこんな艦艇が!と驚きと感動を覚えましたが、人間怖いもので慣れるものですね。

「かが」ではなくて「加賀」だったら、そのまわりに「飛龍」や「蒼龍」がいるような感じもしますので、なかなか微妙な名前ですよね。

そのうち見学会も開催されるでしょうから、大きいと聞いているエレベータなど、見に行きたいと思っています。

ちょうどヴェルニー公園では、戦艦「陸奥」の主砲 里帰りお披露目式典が開催されていて、自衛隊の楽隊が軍艦マーチを演奏していました。

これだけ大きな船が目の前にあって、軍艦マーチが鳴り響いているというのは、平和日本でもちょっとドキドキしてしまう時間でした。



まだ昼前だし、これだけで帰るのものなぁ、とこれまた毎度の久里浜コースへ。

ロードに乗り始めて、6年ですが、いったいこの道を何十回走ったのでしょうか。

横浜~横須賀~久里浜でぐるっと回って帰ってくるとちょうど100kmちょっと。

特に冬場のように日が暮れる前には帰ろう、というような時には、ついここへ来てしまいます。

基本平坦ですが、途中にいくつかあるちょっとした坂、最初の頃結構ヒーヒー登っていたのを思い出しながらいつも走っています。

久しぶりに自転車乗っているので、とにかく踏まない、回すだけで走る、が本日のテーマ。

固定ギアに乗ると、重いギア回すので、ついついギア車でも重いギアを選びがちになるのですが、そこはリハビリ! とにかく軽めのギア選んでクルクル走りましょう。



最近お気に入りの久里浜フェリーの傍のラーメン屋で昼食をとってから野比の方回って帰って来ました。


夜は、5月に一緒に佐渡へ行くメンバーと打合せという名義の宴会。

日曜日が雨の天気予報だったので、ちょっとズルズルとしゃべっていました。

GWには、またあっちこっちへ行きましょうね、と楽しい約束。