犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

柳錫春裁判、公判傍聴記 (3)

2021-10-17 23:34:41 | 慰安婦問題
ペン・アンド・マイク2021年3月14日付(リンク

◇イ・ドンファン弁護士「検察は公訴事実の立証に完全に失敗…柳元教授は誣告罪で告訴すべき」

「崔順実(チェ・スンシル、改名後はチェ・ソウォン)が使ったといわれるタブレットPCは捏造された」と指摘したピョン・ファジェ・メディアウオッチ代表顧問に対して、関連報道をしたJTBC側がピョン顧問を名誉棄損容疑で告訴した事件で、ピョン顧問側の代理人をしているイ・ドンファン弁護士は、この日、公判の成り行きをすべて見たあと、「検察側が公訴事実を立証するのに完全に失敗した。この状態では検事が訴状を変更したとしても柳元教授に対して「無罪」判決が出る可能性が相当に高い」と評した。そうしてイ弁護士は「本件の告訴・告発人側の証言内容を見れば、むしろ柳元教授が彼らを誣告罪で告訴してもおかしくないほど」と強調した。イ弁護士は事件の発端から柳元教授の裁判に大きな関心を示し、「日本軍慰安婦」問題を研究して柳元教授側に法律についての助言をしてきた。

 次の公判日は4月21日午前11時に決まった。柳元教授側は、韓国と日本でベストセラーになった「反日種族主義」の代表著者、イ・ヨンフン元ソウル大経済学部教授とファン・ウィウォン・メディアウォッチ代表理事を証人として申請した。裁判所が彼らを証人として採択した場合、イ前教授は、日帝強占期当時、売春と公娼制の実相についての研究結果を証言することになる。ファン代表は「挺対協」に対する「従北(北朝鮮を支持する)疑惑を提起した記事に関し「挺対協」側が提起した損害賠償請求訴訟で勝訴した経験をもとに、当時の取材過程をはじめとして「挺対協」を「従北団体」と見ることができるという趣旨の記事を作成した根拠に関する証言を行う予定だ。


 ペン・アンド・マイクは、2018年1月に設立されたメディア企業で、韓国経済新聞主筆だった鄭奎載(チョン・ギュジェ)が退社後に始めたYouTubeTVを前身としているそうです。

 「保守系」とされていますが、こと「反日」に関しては保守も進歩もあまり関係がない韓国で、日本を利するような記事も敢えて載せるところに特色があります。

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