トトヤンの家庭菜園

小旅行、読書、テレビ番組、家庭菜園のブログです。

平成サラ川柳から

2019-01-23 10:55:43 | 日記
「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」との嘆きもあった。

ふふふ、昨日のサラリーマン川柳の発表とは異にして、

過去のもの含め、平成全般の中から、特に

気に留めたものを


記してみました。



いい家内 10年経ったら おっ家内

プロポーズ あの日にかえって ことわりたい

人減らし 定時で上がれ 結果出せ 

湧きました 妻よりやさしい 風呂の声


「久しぶり~ 名が出ないまま じゃあまたね~」

『ちがうだろ!』妻が言うなら そうだろう



追伸

散歩道に出会ったカモの列を



画像アップしておきます。


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梅原猛から高橋和巳まで

2019-01-21 01:05:56 | 学び
女優・市原悦子氏(享年82)と、哲学者・梅原猛氏(享年93)の訃報を知り、お二方を偲んでいます。

お二方とも先の戦争を間近で見てきた当事者で、生前は要所で【反戦】【反原発】のメッセージを発信されてこられていることは承知しています。

触れておきたい点は自分の場合はそう言った信条のところは別にして、それぞれのその道における業績から、その遺徳を偲んでいます。

確かに九条の会とかの件とか、それに類する発言等もあったことなどから、否めないところは、それはあるでしょうが、報道のほうは、ニュースを解説される側の意図も含んでのことなのだろうと。

安倍首相が嫌いな部類の人は、総じて何事もそういう引き合いだし方をしたいのかと、勘繰ってしまう部分もありました。

それは、「戦前回帰する安倍政権に警鐘を鳴らしたこともあった」と紹介されている記事にぶち当たった時で、ちょっと、ちょっとそこまで解釈するかと。

そんなに安倍が嫌いじゃない自分のようなものには違和感を感じてしまったことも事実です。

かくいう自分は振り返ればどうなのと。問われることも。ないことはない。

40年さかのぼればまあ、かなり違った風景が。心情的には確かに当時の反体制気質は確かに否定しようもない。

しかし、今は自分の場合は世にいう護憲をことさらに強調する論者とは距離感を抱いています。

護憲だけ唱えていれば、平和がまもられるという時代状況ではないことは明らかになってきていますし、それは、まだ、若かった時代の冷戦下と違って、現代はまさに、冷徹なパワーポリテクスの波間に投げ出されていると言っていいぐらいの状況だと感じるからです。

懐かしく思い起こしている梅原猛の今では遺稿の一端から、

次々と思い起こす事柄を羅列してみました。

今はどうか知りませんが、

学生の頃はよく読まれていた書などから。


また比較するように。


あの頃の高橋和己。亡くなっていない。


今はそのような傾向のものは読まれているのだろうか。


同世代の書き手による読み物にどうしても関心を示してしまう。

佐藤優氏の書とか。


開いている
目次


高橋和巳、その人と時代


ついに書かれなかった『幻の国』(高橋たか子)
対談 三島由紀夫×高橋和巳 大いなる過渡期の論理
文学は自己指弾か(梅原猛)

ああ、ここに、先ほど思い浮かべていた梅原猛の文章が7ページにわたり。



「世界とたたかった文学」の副題には気圧される感じも
濃い一冊


理解できたのはそういった評論のほうより、小説本。

高橋和己では『邪宗門』が面白く。

続いて、真継伸彦の『光る聲』など。





現在の一押しはというと、

やはり、佐藤優氏と


それと佐々木常夫

働き方・統率力・読む力

これらの課題は痛感するところ。



働き方・統率力では
仕事も家族も決してあきらめない
といってはばからない佐々木常夫氏

「ワークライフバランス」とは、「仕事と生活の調和」を意味します。勘違いされやすいのですが、これは決して「仕事を定時に終えて自分の生活を充実させる」という意味合いではありません。仕事の改革を前提とし、個人を成長させ、会社の成長につなげるための経営戦略なんです。と語りかける姿。

佐々木常夫さん(元東レ社長)の講演。書は自身の赤裸々な経験本の『ビッグツリー』。
【てい談】佐々木常夫×村木厚子×坂本由紀子「 共生社会」実現に向けて、、、、なんかも参考になりました。


続いて、サルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、弘兼憲史まで。混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示しているという




『読む力』もありますが、ここでは、佐藤優の

角度を変えた


『十五の夏』などをススメておきましょう。

表紙を飾る1975年の文字。

読み手の自分の場合

同じ1975年当時を思い浮かべられる画像をと。

書もそうですが、

小説に限らず、探してみた当時の新聞紙面も加えておきます。






















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1・17をむかえて

2019-01-15 21:44:38 | 日記
高層ビル群の倒壊や住宅密集地での火災など、大都市圏では阪神淡路大震災クラスの甚大な被害が出ることは容易に想像ができます。



それなのに昨年来の耐震ゴム、免振ダンパー、データ偽装という闇の深い問題。

尊厳されることのない命の価値。天秤にかけても追わなければ、済まない企業論理なのか、企業風土なのか。なんとも、おぞましくさえ感じてしまいます。


救いに感じたのは心温まるシーン。震災を知らないという新成人に当時のことを少しでも伝えようとする姿をTV画面から知る。


震災孤児になった人がもうオジサンで中堅の教師に。時の流れを感じます。


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村木厚子『あきらめない』

2019-01-13 17:11:53 | 学び



司法権力の怖さを体験した者の憂国の書が続きます。

冤罪事件、続いて、これまた衝撃を受けた


障害者郵便制度悪用事件。

これは、 検察官の証拠隠滅事件というべきだろう。


こんなひどいことがと、振り返る衝撃的事件。

その後の無罪確定は、当然というべきか。


村木厚子さんのその後の生き方もキラリと光ります。


『あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ』 (日経WOMANの本)


国策捜査の言葉を生んだ『国家の罠』は佐藤優の著作。

外務省のラスプーチンと呼ばれての副タイトルが印象的。


ロシア帝政に影響を与えた快僧のこと。

センセーショナル的に呼ばれる要素の多いあだ名でもあるなあと。

そういう点を強調するむきでいえば影で操るイメージで語られることが多いなかで、

実態的にも功罪は別にして相応しい名づけかたかもしれない。

暴かれてみれば検察の闇の深い事よ。


煙たがられ狙われるだけのことはある。

画像順不同になりますが、極力、時系列的に。




















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昨今、かまびすしく感じる立憲主義、何故。

2019-01-11 11:56:32 | 学び


昨今の再読本
、その一部から。

『ほんとうの憲法』 戦後日本憲法学批判


日本が国際社会の一員として国際協調主義を採り、真に立憲主義国家になるための道筋を問い直している。

あたかも憲法9条が国際法をも超越した存在であるかのようなロマン主義を流布しつつ、自衛隊や日米安保を否定し、安全保障問題を語ってはいけない裏事情であるかのように扱ってきた日本の憲法学界。


「国民が権力を制限することが立憲主義だ」とされ、「抵抗」を英雄視する物語が延々と語られている状況を確かに正している。



【関連】  弁護士会の正常化が必要 - 「打倒!弁護士会」の運動が起こる前に

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