弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

コンピュータウィルスSTRATIONその後

2006-09-23 00:17:25 | サイエンス・パソコン
コンピュータウィルスWORM_STRATIONを運ぶメールが9月20日に10通も届いたことを先日報告しました。
当日いっぱい、プロバイダー(@nifty)のウィルスチェックも、ウィルスバスターの最新パターンファイルも、当方に飛来したウィルスを阻止することができませんでした。
翌日の朝やっと、@niftyのガードが働きだし、パソコンのウィルスバスターもウィルス検出が可能になりました。

しかし21日の遅くには、新たな亜種が出回り始めたらしく、@niftyもウィルスバスターも検出できないメールが到着し始めました。

このように、ガードとして配置したウィルス検出ソフトが出遅れることがあり得るとすると、あとは各パソコンを操作する個人が気をつけるしかありません。以前からウィルスメールを見慣れていれば、メールタイトル、差出人アドレス、メール本文、添付ファイルの名称などから、「あやしい」と直感でき、添付ファイルを実行することなくただちにメールを削除することができるのですが、そのような直感を養っていない人にとっては容易ではありません。

私宛に到着したウィルスメールのヘッダーの記載から、ウィルスメール発信源ではないかと特定して注意を喚起した団体がありましたが、やはりその団体のサーバーに接続する1台のパソコンにWORM_STRATIONが感染していたという報告が昨日届きました。

私のような特許事務所のパソコンにウィルスが感染すると、そこから発信されるウィルス付きメールは、パソコン内のアドレス帳に基づいて主にクライアント宛に送られることになります。特許事務所の信用を維持するためには、何としてもウィルス感染を防止しなければなりません。
今回のようにウィルス検出ソフトが無力となる場合には本当に困ってしまいます。

22日夕方現在、WORM_STRATION汚染メールの到着はなくなり、一服ついたようです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弁理士制度小委員会 | トップ | 和田堀廟所と塩硝蔵 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サイエンス・パソコン」カテゴリの最新記事