弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

新種のウィルス?

2006-09-21 00:03:03 | サイエンス・パソコン
昨日(9月20日)、ウィルスメールらしきメールが10通も舞い込みました。

当方は、メールのウィルスは二重にガードしています。
まずはインターネット・プロバイダー(@nifty)でメールのウィルスチェックを行い、引っかかればウィルスを削除してメールが到着します。
次に、パソコンにウィルスバスターがインストールされており、メール到着時にウィルスチェックを行います。
ところが本日は、プロバイダーもパソコンのウィルスバスターもともに素通りしてきました。

トレンドマイクロにアクセスしたところ、"WORM_STRATION"という新種ウィルスの警告が出ていました。昨日付の警告です。種々の亜種が出回っているということです。そして、このウィルスメールのメールタイトル、添付ファイルの名称などの中に、本日当方に舞い込んでいるメールのものと同じものがあるので、多分WORM_STRATIONの亜種が当方に届いているのだと確信しました。
メールタイトルが
・Mail Delivery System
・Mail Server Report
・Server Report
添付ファイルの名称が
Update-KB<ランダムな数字>-x86.exe
です。

当方に到着するまでの間にチェックが効かなかったのは、まだトレンドマイクロが認識できていない最新の亜種であるためでしょう。

メールの差出人は、当然ながらウィルスがなりすましの差出人としているので、本当の発信源は捕まえることができません。ただし、メールのヘッダーを「すべて表示」としてチェックすると、発信源を大まかに捕まえられる場合があります。
本日到着したメールについては、主に3つの発信源から来ているようでした。そしてそのうちの一つは、ドメイン名が特定の団体を表していたので、その団体のメールサーバーから発信されている可能性を特定することができました。

さっそくその団体宛に要注意のメールを発信しておきました。
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