弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

25.5インチワイド液晶ディスプレイ

2007-07-26 21:20:42 | サイエンス・パソコン
私は7年前に事務所を開設して以来、事務所の自分用のパソコンディスプレイとして20インチCRTを使ってきました(下の②写真)。イイヤマ製、解像度は1280×1024です。現在では19インチ液晶が主流になり、当たり前の解像度ですが、当時の主流は17インチCRTあるいは15インチ液晶で、解像度は1024×800でした。
大画面・高解像度を生かし、ワードのA4文書を横に2画面表示させ、右は現在執筆中の部分、左に例えば記載済みの特許請求の範囲を表示させ、効率よく明細書の執筆にいそしんできました。ただし、老眼の私にも明確に読み取れる大きさのフォントを採用しているので、左右の画面をフルサイズとすると、どうしても画面ないに収まりません。そこで、左画面については、ズームで90%に縮小して表示し、なおかつ左右の画面を少しだけ重ね合わせるという苦肉の策です(下の④写真)。
  
① 25.5インチワイド液晶         ② 20インチCRT

  
③ 25.5インチワイド液晶         ④ 20インチCRT

最近、パソコン使用中にCRT画面が揺らぐときがあり、そろそろ寿命が近づいてきたかと思わせます。そこで、当方も液晶に交換すべく、どのような製品が売られているのか、調べてみました。
すると、最近は19インチのみならず、もっと大画面の液晶がけっこう安価に供給されていることが分かりました。

最初は24インチワイド液晶が目に付きました。
BenQという知らないメーカーからFP241WJという製品が出ており、良さそうです。解像度は1920x1200、表示領域は518.4x324.0mmです。普通の19インチ液晶の表示領域が376.3x301.1mmですから、高さが若干増えて横幅が広がる勘定です。値段は9万円弱です。
最初はこれに決めようと思ったのですが、色は黒のみです。私の事務所は白やベージュ系で統一しているので、液晶だけ黒にしたくありません。そこで、この機種は止めました。

そして目に入ったのが、三菱の25.5インチワイド液晶(RDT261WH)です。値段は一気に14万円まで上がります。しかし、色は白と黒の2種類あるので、白を選ぶことができます。解像度は1920x1200、表示領域は550.1×343.8mmで、24インチワイドと比較しても一段と広がります。
とうとうこれに決めてしまいました

本日、液晶が届きました。さっそく組立です。

デスク上に設置した状況が上の①写真です。
そして、ワードの明細書文書を左右に2画面、表示しました(上の③写真)。横が十分に広いので、左画面を90%縮小にする必要は全くありません。左右両方とも100%表示で、それでも横が余ります。
縦も長くなったので、表示される文章の行数が増えました。これでますます明細書の生産性が向上しそうです。


今回の機種選定に際しては、高解像度ワイド液晶ディスプレイ選びというサイトの記事を参考にしました。ここの記事によると、ワイド液晶のニーズとして、ひとつは画像クリエーターの仕事用として、A3をフルに表示でき、かつ画質が良好なものが要求されているようです。もう一つのニーズはテレビ再生です。
そして、画質の良好なワイド液晶として、NECのLCD2690WUXiという25.5インチワイドの性能が抜きんでているようです。ただし値段が18万円のオーダーです。その次に位置するのが、今回私が購入した三菱RDT261WHです。両方とも、液晶そのものは韓国LG製の同じものを使っているようです。
BenQの上記24インチワイドも、このサイトでの評価ではそこそこ良好でした。

私の三菱製の懸念評価として、「画面が明るすぎる」というのがありました。明るさを最小にしても、明るすぎるというのです。
私も実際に調整してみました。明るさを最低にしても、なるほど明るすぎます。さらにコントラストを50%から20%まで落として、やっと目にやさしくなりました。

ついでに、私の親指シフトキーボードの写真を下に載せておきます。

親指シフトキーボード(Rboard Pro for PC)
コメント
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