ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

長崎紀行3 オランダ坂の洋館でお天気回復だべこ!

2024年05月19日 | ベコの長崎紀行2023

ベコの長崎紀行でお散歩中のベコです。

グラバー園を出た後、やってきたのはオランダ坂

ベコ 「裏側からスタートだべこ!」

そう、有名なオランダ坂ですが、こちらはグラバー園側。

よく紹介されるオランダ坂の風景とは異なりますが、今回は裏側からです。

それでは坂道沿いに並ぶ洋館を見学いたしましょう!

お、細い路地で興味深いですな。

路地を進むとこんな感じ。

和風と洋風が混ざり合ってますね。

ちなみに、ついにお天気も回復!

ようやく日が照ってきました。

このあたりは、こうした洋館が7棟ほど並んでいるのです。

なるほど、まさに異人館です。

ベコ 「レトロだべこ!」

よく見ると、かなり古い建物だと分かります。

ふむふむ

 ふむふむ

ふむふむ

ちなみに、これがこのあたりの地図。

ちょうど今は地図右下の洋館住宅のあたり。

これから地図の左側に進むのです。

とはいうものの、そろそろ疲れてきたのでここで一服。

洋館の一つが喫茶店になっていました。

朝から歩きっぱなしでけっこうヘトヘト。

レトロな建物でひと休みしましょう。

いやー、元気回復ですね!

ちなみに、喫茶店の2階からは周囲の眺めも良好。

向かいにはやはり洋館が並び、、、

煙突の向こうには稲佐山です。

それでは、引き続きオランダ坂を進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

オランダ坂と東山手洋館(1)

洋館の並ぶ東山手エリアに伸びる石畳の坂道がオランダ坂。グラバー園の山頂側の出口を出て、「グラバースカイロード」というエレベータで下山。そこからあらためて山の斜面を横切るようにオランダ坂を歩きます。

明治初期の長崎では、出島に滞在したのがオランダ人だったことから、居留地に住む西洋人はみなオランダさんと呼ばれたそうです。結果、西洋人が通る坂も「オランダ坂」と呼ばれるようになったのだとか。

そのため、長崎にはいくつもオランダ坂があったそうですが、現在ではこの通りがいわゆるオランダ坂。「日本の道100選」になっています。

今回はグラバー園側から歩き始めましたが、道沿いにあるお寺にちなんで「誠孝院の坂」とも呼ばれているそうです。

そして、その付近にあるのが「東山手洋風住宅群」という7棟の洋館。瓦屋根の和洋折衷の建築です。明治20年代に建てられたそうで、往時の雰囲気を味わうことができます。

中にはカフェや資料館として活用されている建物もあり、内部も体験可能。今回、カフェに立ち寄り一服できたのはラッキーでした。


 


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長崎紀行2 グラバー園にレトロな洋館だべこ!

2024年05月12日 | ベコの長崎紀行2023

ベコの長崎紀行グラバー園を訪れているベコ。

ドン曇りの中ゆっくりお散歩中です。

グラバー邸を見学した後は、てくてく歩いて次の洋館に到着。

ベコ 「ここも洋館だべこ!」

こちらはリンガー邸

もとはグラバーの弟の邸宅だったそうです。

それを、グラバー商会のフレデリック・リンガーが継承したのだとか。

リンガーは長崎で茶葉の生産と輸出を担当した商人。

後にリンガー商会を設立し、グラバー商会から茶葉貿易を引き継いだのだそうです。

そんな邸宅にはきれいな花が咲いていました。

お庭も広々としていて気持ちよさそう。

長崎港と周囲の山々が望める好立地なのです。

グラバー邸よりも少し高台にあるので眺めも良好。

長崎港を見下ろす庭園には、何種類ものバラも咲いていました。

色とりどりのバラもちょうど見頃。

うん、英国っぽい庭園ですね。

さて、

リンガー邸の次に訪れたのはウォーカー邸

おしゃれなベランダのある洋風建築です。

こちらは英国商人であるロバート・ウォーカー2世の邸宅。

和洋折衷というよりも、洋風建築の印象です。

テーブルの上のティーセットが優雅な感じ。

 ちなみに、このウォーカー邸はもともと大浦天主堂の近くにあったもの。

それをウォーカーの没後に移築したのだそうです。

さあ、それではさらに丘の上へ進みましょう。

グラバー園の最後に立ち寄ったのは、旧三菱造船第2ドッグハウス

長崎港にあった船員用の宿舎を移築したものだとか。

グラバー園の最上部に建ち、2階のベランダからは周囲の眺めも良好。

観光客も眺めを楽しんでいます。

ベコ 「やはりドン曇りだべこ!」

ほんとに残念ですが、最高地点だけあって眺めも上々。

あれは有名な稲佐山

明日はあそこに登る予定です。

観光客も港と山の見晴らしに感嘆です。

お、レトロな家族連れも絶景を堪能中。

いやー、異国情緒豊かなグラバー園でしたが、ゆっくり楽しめました。

それでは、グラバー園を後にして次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

グラバー園(2)

見応えのあるグラバー園でしたが、グラバーが日本に来たのはペリー来航から6年後。まだ21歳という若さだったそうです。日本が諸外国と修好通商条約を締結した翌年で、長崎の外国人居留地の造成が始まった頃だとか。

当初は貿易会社の社員として日本に赴任し、まもなくクラバー商会という貿易会社を設立。生糸やお茶などの輸出をしていたのですが、幕末の動乱で武器や弾薬などを取り扱うように。

大河ドラマ「龍馬伝」でも坂本龍馬から鉄砲や軍艦を依頼される場面が描かれていましたね。一方、鉄道や製茶、船の修繕所、炭鉱などの経営にも携わるなど、実業家として数々の実績を残したそうです。

ただ、明治維新後は武器の需要低下や、諸藩からの資金回収難もあって破産。その後は炭鉱経営やキリンビールの設立、三菱財閥の顧問を務めるなど、73歳で没するまで日本の近代化に尽力した人生だったそうです。

ちなみにグラバー邸は、息子の倉場富三郎氏によって三菱造船所に売却。戦後の一時期は進駐軍に接収されたものの、再び三菱造船所の所有になり、最終的に長崎市に寄贈されたそうです。


 


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長崎紀行1 グラバー邸はドン曇りだべこ!

2024年05月06日 | ベコの長崎紀行2023

さて、今回からベコ旅は新シリーズがスタート。

今回訪れたのは異国情緒あふれる長崎です。

ベコも初訪問の長崎ですが、文明開花の香りを味わいましょう!

    

ということで、まずやってきたのはこちら。

ベコ 「長崎はドン曇りだべこ!」

あちゃー、残念ながら空はすっかり雲に覆われています。

大浦天主堂もガックリ意気消沈。

しかも教会内部は撮影禁止。

ご紹介できないのは残念です。

ま、雨が降り出さないことを祈りながら、お隣のグラバー園に行きましょう。

ここは幕末に活躍した英国商人トーマス・グラバーの邸宅があるのです!

ベコ 「出たーっ、グラバー邸だべこ!」

歴史の教科書にも出てきたグラバー邸です。

大河ドラマ「龍馬伝」でも、坂本龍馬がたびたび訪れていましたね。

季節はちょうど初夏。

園内にはきれいなお花が咲いていました。

お天気はイマイチですが、きれいなお花に気分も晴れやか。

そして、グラバー邸は明治を彷彿とさせるレトロな建築でした。

ほー、これは味わいがありますね。

さながら横浜や神戸の異人館のようです。

それでは、ちょっと内部を拝見。

こちらはディナーを楽しむダイニングでしょうか。

美味しそうですね。

こちらはティールームかな?

昼下がりのひととき、紅茶を楽しんでいたのでしょう。

ところで、このグラバー邸。

外観とは少し異なり、内部は意外と広くてたくさんの部屋がありました。

全部をご紹介するのはちょっと大変かな。

そして建物を出るとこちらは中庭。

きれいなお花が育てられていました。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

さて、このグラバー園ですが、実はかなり広い敷地。

グラバー邸以外にもいくつも洋館が並んでいるのです。

しかも、小高い山の斜面に広がっており、、、

見晴らしのいい場所からは、長崎港を一望できます。

ベコ 「おーっ、長崎の街を一望だべこ!」

なるほど、これが長崎の景観なのですね。

ちなみに、こちらはちょうど寄港していた豪華客船。

外国からも続々と観光客が来日している模様。

さあ、ついにはじまったベコの長崎紀行。

お天気はイマイチですが、引き続きグラバー園をお散歩いたしましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

グラバー園(1)

長崎の港を見下ろす高台に建つのが有名なグラバー邸。英国商人トーマス・グラバーの邸宅で、現存する日本最古の木造洋館とのこと。

コロニアル建築だそうですが、見ての通り和洋折衷の作り。異国情緒と和風が混ざったレトロな雰囲気です。明治日本の産業革命に関する世界遺産の一つにも指定されています。

敷地内にはグラバー邸だけでなく、リンガー邸やオルト邸などの洋館も点在。予想外に広い敷地にびっくりします。全体で「グラバー園」と呼ばれます。

そのほか、市内から移築された古い洋風建築が点在しており、さながら明治村といった感じ。長崎市街の景観もよく、お茶や食事も取れる場所もあり半日は過ごせそう。

ちなみに、グラバー園のお隣にあるのが有名な「大浦天主堂」。まずはこちらを訪問してからグラバー邸を目指すとよさそう。

豊臣秀吉の宣教師弾圧で殉教した日本二十六聖人に捧げて作られた教会で、日本最古のゴシック建築の教会だそうです。国宝と世界遺産に登録されています。


 


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