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トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

ありがとう牡蠣小屋直売&蟻鱒鳶ル

2019年02月26日 00時09分03秒 | 場所っプ
途中でやめる直売ご来場ありがとうございました。



岡さんのトークもザギョンザギョンに炸裂して、改めて作ることの肯定でとてもよかったです。
今月号のポパイの坂口恭平の連載で歌を作って唄う事を全肯定していて、プロだから音楽を作るのではなく、みんなが誰でも音楽を作って歌っていいし、子供の頃はどこかに行く時に目的地を連呼するだけのような歌を歌ってたのに、大人になってから歌わなくなる。誰でも作って歌って良いと。唄うことを肯定してて、岡さんの作ることへの肯定と重なる。
岡さんと坂口恭平の師匠は石山修武氏で、今から10年くらい前に世田谷美術館で石山修武展が開催された。その時に2000年代の俺のGoogleだった宇野澤さんが、ヒカル君!石山修武展が最高に良かったから一緒に観に行こうと誘われた。その時の誘い文句が、岡さんが何で蟻鱒鳶ルを作ってるのかがわかる展示だったと。まったく意味がわからないと思いながら、宇野澤さんのオススメは絶対という安心があって、2000年頃の俺はネットも知らずにひたすら、世の中の事や美術の事を宇野澤さんに質問しまくっていた。

展示を観に行ってぶっ飛んだのは、展示やるなら常駐しなきゃいけない。ということで、石山修武建築事務所ごと移転してきて、美術館の中でスタッフもガッツリ仕事をしている。
そして期間中は毎日イベントを開催していた。
なんじゃこりゃと思った帰り道に、バカボンのパパの雪駄を片方だけ拾った。これでいいのだとプリントしてあった。その後、茅場町のギャラリーMAKIで山下陽光の大チョロズムパノラマワールド展を開催していただいた時に石山修武展の影響で毎日イベントをやった。

3月になろうとしてるし、どうしても311以降の震災以降の日常が続くけれど、それと同時に10年前の感覚も蘇って来てる

日常が簡単にひっくり返るように、今起きてることも簡単にひっくり返る。
昨日の直売はまったく売れなかったし、超大赤字なんだけど、通販ではきっと売れると思う。やったことは無駄ではないし軌道修正はいくらでもできる。
インターネットが無ければ単なる、貧乏人の道楽でしかないんだけど、これからネット通販で購入してくれたお客さんには、昨日のトーク音源をプレゼントしたら、昨日の赤字をカバーしつつ、岡さんにもギャラが払える!リカバリーと言うんでしょうか。
現実でできない事をネットで補う、逆も然りで、こんな感じで、日常はブスでブサイクだけど、ネットでは加工しまくっていいねを集めて自己肯定感を上げたりできる。仕事がダメなら暮らしでカバーしたり、色んな方法がたくさんあるのでドギャンと上げて行きたい。



オダマサノリと岡啓輔
昨日は来てくれたお客さんも最高で、福岡に帰省中のオダマサノリさんも来てくれて牡蠣をドカ食いしながら岡さんとずっと話されてた。岡さんがアメリカからDIY文化が無くなって来ているという話をされてて、そこが1番興味深いと言ってた。

ヤマちゃんことOKヤマサキコンピューターが友人らと塩を作ってるらしく作る喜びに溢れてて、敵に塩を送るって言いますけど、送れないっすよ、敵に、貴重だし作るの大変だもん。と言葉の意味も実感体感してる感じですんげぇよかったっし、岡さんが言う作る喜びにあふれまくってた。


新しい骨董のビッグコレクターの甲斐さんも来てくれて、蟻鱒鳶ル小を購入していた。
昨日の牡蠣小屋直売は大赤字だけど、無茶苦茶楽しくて、貧乏人が景気が良いって、こんな奴居ないだろと思ってたけど、甲斐さんがまさにそんな人で、現代美術のニートコレクターと言われていて、お金持って無いのにガンガン買うし、若手作家のナイスな絵画とかを買いまくってんのかなと思いきや、新しい骨董のゴミを買いまくっているというすんばらしい方です。わけわかんないモンをガンガン作ってくれ、金に糸目をつけないから。って言っててガンガン買ってくれてお金持ってないって、貨幣価値が土下座するような感じになってる。

最後になりましたが、途中でやめるを買ってくれた方!購入画面のスクショを、このメアドか、LINEかツイッター、メッセンジャーに送って頂けたら、
岡啓輔トークイベント「自力でビルを建てる男」@本のあるところajiro(福岡 天神)
2019年02月15日(金)
本編の1時間のトークを収録
この音源をプレゼントします。
バッキバキに作ることを肯定してくれるナイスな音源で超オススメです。


途中でやめるUPしております。
http://tochuyame.thebase.in

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