場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

裏モノJAPAN 建部博が面白過ぎる

2009年11月27日 19時37分08秒 | 場所っプ
裏モノJAPANが面白いってのはずっと言ってるんですが、具体的にどこが面白いとかはあんまり書いてなくて、とにかくここ1、2年は月末になるとソワソワしてしまう。唯一購入してる雑誌。

ぱっと見た感じはエロ本でしかないんだけど、とにかく「体験ベースの欲望追究エンタテイメントマガジン」の名にふさわしく毎号楽しみで、特に男女の出会いの特化し過ぎたクリエイティブなやり方は毎回面白過ぎる出会い方をよく考えるなーと関心→刺激→営業中に読むと大変→しかしその背徳感最高。

もう残念ながら終わってしまった大人気連載「月9」は月曜9時のドラマのような出会いに女は運命を感じるはずだ!ということで絡まれてる女の子を助けたり、本屋で偶然(を装って)同じ本を手にしたり、大量のレモンを落として拾ってもらったり、他にも毎日電車で一緒になる女の子をストーキングして、違う場所でバッタリ再会して運命匂わせたり、無料求人誌を立ち読みしてる奴は暇だからナンパにひっかかり安い。「手相の勉強してるんですが」というのに断れない性格だから引っ掛かるとか、現在は似た企画で「拝啓、美人店員様」という連載で美人な店員に手書きのラブレターを渡してメールが来るのを待つ。このご時世に手紙なんて感激した!という返事だけなら結構な確率で返ってくるから不思議。

ドヤ街で呑む、打つ、買う。しょこたんまいしてるとかがないのは残念だけど毎回面白い。

最近いろんなところで文章を書き散らかしてて、とにかく書く意欲がギャンギャンに上がってきてて金貰って書いたりとか何かしらの責任があって書いたりしてる訳じゃないからすごく楽で、川奈まり子がそのあたりの違いをとても明確に日記に書いてて凄いなー!納得気分。

で、裏モノで1番若手の建部博さんがとにかく面白い。

いわくつきの物件とか心霊アパートとか全く信じないという建部さん。
「じゃあお前ここに住んでみろ」ということで都内の幽霊物件に住んでおかしな事が起こらないかをレポートする「豊島マンション205号室」
夜中にカタカタ音がするけど気にならない。と言ってたのが蒸発して一ヶ月位連絡が取れなくなって地方の漫画喫茶にいたりしたのに何故か戻ってきて(それを会社が許すのがまた凄い)友人を住ませたら、しばらくして友人が失踪したり。
とにかく毎回小さく楽しみにしてたんですが、先月号の読者投稿欄でわざわざ編集部の建部さんが自ら投稿した内容が妹がAVデビューしてる!と妹の彼から教えられて家族会議の後で、どうにか応援していこうという話になったらしい。

先月がそれで終わりだったんだけど、今月号は加速しまくりで、書いたらネタバレになるから、頑張って立ち読みか購入をオススメします。

とにかく隅から隅まで読んだら家族がネタにされまくってるというか、こんなことが本当に起こるのか?と疑いたくなる程にとんでもない家族で、爆笑というか「先月の建部博」という連載にして1コーナーで読めるようにしたらいいんじゃないか?と思うが、あらゆるページをマタイでチョロでいろんなところに書いてあるから面白いのかなー!

裏モノで連載してた和田虫象「俺の旅」が面白くてたまらなくて、毎回楽しみにしてて、偶然和田虫象さんをバッタリ見かけて取材&インタビューをした動画がYouTubeで「和田虫象」を検索したら動画が出てくるんで見て下さい。

裏モノのガチンコしすぎっぷりがわかりますよー!

動画繋がりで、チョロっと前に本を読んで面白かった作者にインタビューをしてたんですが、新宿ベルクのインタビュー動画もYouTubeにあります。
そのベルクや他のお店がルミネから出て行けと言われてて、こりゃーやり過ぎでしょう記事。
笑っちゃうようなやり方してるなー!

★サイゾー記事を見て確認に行った、「タケルンバ卿日記」さん
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20091126/p2

↑今、たった今ベルクからこのメールが来たんですが、2ちゃんねる、ニコニコ動画でおなじみのひろゆきもツイッターでこの事にふれてましたよー!

ひろゆきに褒められたー!でおなじみかどうかわかりませんが、永井先生のダイジェスト動画43分がニコニコにアップされてて無茶苦茶面白かったなー!


「愛媛のダンロップ」とか、本人にその気はないんだろうけど作品でしかないもんなー。

ノルウェイの森が面白すぎる

2009年11月26日 22時09分42秒 | 場所っプ
広島に行く新幹線の中から読み始めた村上春樹著「ノルウェイの森」が面白すぎて、やっと上巻を読み終えた。
どこまで書いたか忘れたけど、ドイツの747飛行機で小さな音でBEATLESのノルウェイの森がかかって胸締め付けられ→スチュワーデスにどうしたの?→そんな気分なんでゲス→直子のこと思い出し→東京の道歩きまくり→直子の前彼キサキスーサイドの真実→日の丸上げ下げ学生寮のルームメイト突撃隊(神経質な潔癖症、地図好き、ポスターをよく張り替えられる)→ヤリチンの寮の先輩登場でやりまくり(女を落とすのは蛇口を捻るくらい簡単)→直子20の誕生日→やる→学生運動にいらついて授業で返事しない→それを見ていた緑と喫茶店で仲良くなる→京都の直子療養所→療養所にバスで行く→山道で休憩→運転手立ちションベン→療養所→やたらとタバコ吸うレイコさん登場→直子と三人で歩いてコーヒー飲みに行く。(今ココ)

とにかく何も書いてない!書いてあるのはチョロばっかで最高すぎる。
風の唄を聞け(今、本を見ないで書いたら全て間違えてた「風の歌を聞け」)を読んだことがあるだけで、それも福岡に行った帰りに暇そうだからブックオフで1番薄いの選んだらそれだった。主人公がやたらとハンバーグを食べてた記憶しかない。
いやー、やばいね村上春樹最高すぎる。この本が日本で1番有名な作家の一人というか圧倒的No.1作家なんですよね?

本当に最高すぎるよ!


「直子と原っぱにいて、すすきを手で引っこ抜いた直子がフワフワを手でむしり取って紐状になったソレを指先でくるくるしてる」

↑最高すぎるでしょ?書かなくていいことしか書いてないよ!

あと前フリと見せ掛けて
「直子はシャツのボタン7つをはずして」とか、なんかあんのかなーと思わせて何にもないとか、もう面白いなー!!

物としてのチョロも好きだけど、文章のチョロも大好きで、それが全く関係なくやたらとチョロいと、言うことなしで村上春樹ほぼ満点ですよ。

ただ!まだ全部読んでないから、ネタバレコメントは勘弁してください。
それと、じつはこの後で下巻が上巻で多用されたチョロと密接に繋がってたらチョロガッカリですね。

読み終えたら1Q84も読みたいなー。

世間からどれだけ遅れていようが、昨日100円で買ってきたADブギのVideo見て「まったく面白くない」という感想で喜んでいるんですが、ママハハ、予備校との3ブギ作で思ったんですが、ママハハブギで浅野アツコ、ユウコどっちか忘れたママハハが義理の息子織田裕二と同じ家なのに電話回線が二つあって窓ごしにお互いを確認しながら話してるのを見て、「わちゃー未来すげー」と思った記憶があるんですが、この感じをADブギの第一話でもやってて浜ちゃんの部下的場浩司の部下加勢大周がトランシーバーのバッテリーチェックで石田あゆみ(?)とトランシーバーでチョロ離れしながら話すやり取りあったから、3ブギ作を作った人はケータイとかパソコン好きだろうね。

なんだかまぁーよくわかりませんが春樹のチョロは貧乏臭さがゼロで、チョロは貧乏臭さじゃないとこでもあるんだなーと思ってうれしいのと、今度何にもない一日を無理矢理「何かあるんじゃないか?」と思わせて何もないようなこと書きたいなー。

山椒ヨンショウどっこいしょ→酉の市

2009年11月25日 19時15分49秒 | 場所っプ
月曜23日ラジオが終わって酉の市に行く準備をする。
みんな寸前まで行く気満々だったが予定ありなどで、最終的に本田さん(身長=街)蘭、ケイタ、俺。で松本松ちゃんが12時までに用事が終われば行くと。

深夜12時頃に本田さんがやってきて、浅草行くなら、あと10分で終電とのこと。急いで店じまいして外に出ると松ちゃんが居て「行けそうだよ」
しかし5号店は店しまいしてない。

面倒臭いから車で行こうか!かせきさいだぁ→人数オーバーなメンツで車に乗り込む。

行く寸前にセピアのらねろも「お客さんが来なかったら行くよ。でもそんな時に限ってケンさん(謎の大物)が来るんだよなー」
といってたが、セピアを覗いてみるとまんまとケンさんが飲んでる!

車に乗り込み隠れこみスタイルで深夜ドライブ。

ケイタも松ちゃんも新宿花園神社の酉の市は知ってるけど、浅草???やってんの??

という俺がガセネタ発祥の地ですという衣ずれの濡れ衣を着用したまま、平日深夜の道路は楽々すいすい。
現地集合した、じゃましマンから電話があり「浅草着いたけど仲見世は閉まってるし誰もいないっすよー」とのこと。

社内の毒ガス原因がすべて俺空気ガスになってしまい、「30人しか居なかったらどうすんの?」の問いに「俺が一人で40人分騒ぐから、これで70人でしょ、そしたらドムスタで70人って言ったら、かなり盛り上がってるでしょ?」

するとケイタが「でも浅草はドムスタじゃないじゃん」

それに対して「ドムスタと浅草って似てるじゃん。音が!」 そんなこんなで浅草越えた国際道路を進むと、チラホラと熊手を持った人が歩いてる。
車停めてじゃまと合流。
人!人!人。

1番見たかった七味唐辛子売りに行くと動画で見たあのおじさんがあの口上と共に江戸時代から伝わる手動式ミキサーで掻き回している。
早速激辛を注文。
後ろから「オヤジ!!声が小せぇぞ」とヤジが入る。
YouTubeで見まくったのとまったく同じで大感動!
後ろのザマキ顔でギラメガ弟子顔の上野君(新婚→冷蔵庫壊れる)と同じ顔の眼鏡アンチャンがやたらと老けてるレベルじゃないから、多分上野君に似た人の父親かなにかだろうか?

熊手が凄い!!
100軒以上はあるんじゃなかろうか?
とにかく小さいのからデカすぎるのまでキンキラピカピカの熊手が「トコロセマシ」という幼虫の名前みたいに広がりまくってて、それぞれに店の名前が書いてあり、その名前のハッピや見たことない着物とハッピのクォーターみたいな服を着た人が熊手を売ってる。
値段が一切書いてなくていくらなのかまったくわからない。

迷い込んでも迷子になってもどこにいっても熊手だらけでなんだか変な気分になって、まったく欲しくないのに買ったほうがいいんじゃないか?という気分になって、天然視界のみで覚醒しまくる。
御利益があるとか商売繁盛とかボッタクリ&嘘っぱちでしかないんだけど、いや、何かあるんじゃないか?という気分になってくる。

潰れた店→タマゴ無料→高い布団購入のやり方と同じなんだろうけど、神社&出店&熊手キラキラコンボで買いたくなってきた。
松ちゃんも3万位するやつを買いそうな雰囲気になってた。

本田さん(身長=短距離マラソン)が1500円の熊手購入してた。

で、出店を冷やかしながら歩いてたら「佐世保バーガー」の旗がゆらめくキャラ100のババアの店発見。
鉄板でハンバーグを焼いたりしてるけど、よく見たらババアが鉄板の上に肘ついてる!!
どういうことかと思ってさらによく見たら単なる板を銀色に塗ってるだけ。

さらにどこのどの部分が佐世保バーガーなのかわからない、とにかく地球の外に住んでる人が地球人は「こんな感じの物を顔の近くに持っていって動かして消してた」という印象だけで作った暴力を越えるような巨大なハンバーガー!

キャラ100に弱いじゃましマンが速効で購入してたが、最後まで一口も食べてなかった。

新宿も行ってみようか!!というナシになりまして花園神社に行ったら歌舞伎町からの流れ者達がたくさん居て浅草とは雰囲気が全然違う。

焼きそば売りのオッサンが「熱いよー、熱くないよー」と言いながら殆ど動かずに売ってる姿が面白すぎてずっとみんなで見入る。

熊手を買うと店の人が三本締めをしてくれるんだけど、ホストが買ったらホスト対熊手屋の手拍子グルーブ感が凄いんだろうなー。

浅草の当たり前な感じと新宿の新宿らしい感じがまるで違うのがとにかく面白い。

↑何言ってんだかわかりませんが、裏モノで連載してた「昨日の俺は」の仙頭さんが物凄い目つきで歩いておりました。
それを見て感激!

新宿から帰ってきてセピアで飲もうか!!
で帰って来て朝4時!
セピアも当然閉まってて、本田さんが買った熊手を見て一言「さっきの魅力が無くなった」といってセピア店内にこっそり置いて飲みに行くことに。

「やよひ」に行ったら5時オープンと言われ、あと1時間あるなー。
こんな時にやっぱり石狩亭だよなーとかなんとか言いながら、仕方なくガブリに行ったら、お客さんがたくさん居たなー。

朝4時まで一切酒飲んでなかったからビールがうますぎる!で大盛り上がり!

日常のダサい時間をどうにかしたいとか言ってたけど盛り上がり過ぎて、翌日大遅刻よ!!

それにもめげずに自営業ヅラでうどん作って七味唐辛子かけて食べたら無茶苦茶美味かったなー!!

山椒がピリリで全然辛くないの!!今までの辛すぎる七味唐辛子はなんだったんだ!!

今日はラジオと酉の市!石狩亭のこと

2009年11月23日 19時44分43秒 | 場所っプ
今日はというか日付変わって12時から浅草酉の市やってるみたいなので七味唐辛子売りの実演を見に行ってきます。
終電で行って始発で帰る感じかな?

日常のダサい時間を常々どうにかしたいと思ってて、夜中にクラブに行って踊る程元気はないけど連休終わりの夜は死にたくなるような日常が待ってて、本当にブルーマンデーなんだけど、今夜無理して楽しいことやれば明日楽しいし、平日の昼間ランチタイム1時間だけ新橋とか新宿でイベントやったら楽しいだろうなー。

だいたい寝る前に明日のつまんない仕事を考えて憂鬱になる人がほとんどでしょう。
寝て起きて仕事に行く少し前に友達と無理矢理集合して朝メシ食べたり。昼間に無理して友達と飯と食って、こっそりランチビール飲み背徳感とかあれば、もう少し日常を楽しめると思う。

これが多分昼間に働いている人が抱える感じで、

シランプリみたいに夕方から深夜まで店をやってると行くとこはセピア位しかなくて、終わってから遊びに行くような場所は皆無で、あったとしても一緒に行く相手もいない。

高円寺の20000Vの上の居酒屋石狩亭が火事になって4名が死んだ。
マイミクのdenさんが書いていたけれど、亡くなった方は知り合いではないけれど、友人や知人が亡くなったような感覚。
あそこで朝まで飲んでると、まったく知らない人でも「あんたも朝までかい?」という変な親近感が沸いてしまう。

本当はそんな事ではなくて、何日か前に広島見物記で書いた「原爆ドームは原爆ドーム以前から建物だった」というようなことと同じで、今現在で既に石狩亭の意味が変わってしまった。

石狩亭は本当に言葉にしないレベルのところで、朝10時までやってるから飲んでも飲んでも帰りたくない奴らや、散々飲んで石狩行ったら宮澤商店の商ちゃんが飲んでて合流したり、セピアノラネロとセピア閉めて飲みに行ったらバーボンハウスのバーボンさんが動かなくなって寝てんだか飲んでんだかわかんなかったり、お新香とカラアゲ頼んだら、やたらと来るのが遅くてお新香が先にきたり、セピアマスターノラネロが石狩行ったら必ずナス味噌炒め頼むとか、走りに行く?でお馴染みF1ビューン!カースクですみたいな名前のキャバクラ「レーシング」や近所のキャバクラ嬢が仕事終わりに来て一杯やってる姿を観ながら、どうにもならないのに一緒に「富士そば行かない?」って誘ったらどうにかなるんじゃないか?と思うだけで一切の行動を起こさなかったり、

1番の思い出は素人の乱がやった反PSEデモの打ち上げを石狩亭でやった時にまったく知らない人が100人位居て、なぜかそこで人見知りしながら飲んでて、どうせ松本さんの知り合いばっかりなんだろうなーと思って聞いたら「俺の知り合い寺山しかいねーよ!!」 という名言。

そして河出書房から出てる本「素人の乱」の114ページにも石狩亭の打ち上げの事が書いてあって、そこでコジエさんが
<石狩亭>
「ここに行かずして高円寺を語るべからず」


これが、今書いたキャバ嬢に汚い目線をこっそり投げかけたり、深夜というか朝に思わず遭遇してしまったり、限界芸術展第一回の「貼紙漫画宇宙王子サンパクガン」の作者にインタビューしたことがすべて無しになって、意味が変わってしまうのが残念でしかたない。

コジエさんが言ってる「語るべからず」が伝説みたいな意味になってしまう。

そうじゃないんだよなー。
当たり前にあって無くなるとは思ってなかった場所なのに。

ノルウェイの森を今と当時で読むのとは意味が違うってのはまさにこの事。
今から意味はどんどん変わってしまうけど、石狩亭の石狩亭らしさを忘れたくはない。

ご冥福を祈ります。

本当に当たり前の事だけど火の用心と自分の命大切にしましょう。

川染のヨッチャンがライヴ始まる時に必ず「今日死ぬ可能性もゼロじゃない」という言葉がよみがえって突き刺さりました。

という訳で今日は素人の乱ラジオです。

22時から生放送です。


画像はレジ前に置いてあった「ローションテイッシュ」さわるとシットリっぷりがハンパじゃない!

カタカナじゃなくてひらがなで「しっとり」というウナジ感がすごい。

プールに飛び込んだような、ヨーグルト水で洗顔するような、ちょいヌル感覚がアダルトShopとネピアがコラボしたような奇跡のあの瞬間に使ったら気持ちいいべ連想で思わず携帯で画像検索して営業時間中なのにラムラムしてしまったじゃねぇか!!


では!ラジオか酉の市で会いましょう!!