AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

キュレーションとSEOの裏街道(2)

2016-12-17 15:39:26 | 今そこにあるメディアのリスク




サイバー広告は全てにおいて検索連動型広告 で上位にランキングされないと駄目なのも事実です。Googleはリアルタイムにタイムラインで上がっている広告に関して精査しています。
日々多くのクライアントが「如何にして上位に上げるかが日々の作業であり、それで儲けている制作会社も多いのです。この問題は以前からも注視されておりました。

広告枠を買う企業が、テレビや新聞のようにあらかじめ決まっているのではなく、広告枠は常に価格が変動するリアルタイムのオークションで決める。
運用担当者はパソコンの前に常に座り、オークションで落とした枠への広告の入稿、差し替え、予算消化状況の確認など、つきっきりで様々な作業をしている。
例えば、企業によっては100パターン以上のバナーを作り、オークションで落とした各ネットメディアの広告枠にそれぞれ配信する。
性別、年代、職業別にターゲットを絞り配信することも可能であり、どの程度見られたか、クリックされたかに応じて、効果が高いものに集中的に配信することもできる。
今回の問題の背景は、「コンテンツを量産」する形で自然検索トラフィックを獲得し、広告収益中心とした事業展開をするビジネスモデルが、一定の成功を収めるということが広まり、なりふり構わず同じビジネスモデルに多くの事業者が参入した結果といえます。

googleの著作権やコピーコンテンツへの対応についてです。

まず、そもそもgoogleの著作権に対するフィルタは2種類あります。

1. 法律上の「著作権侵害」への対策

こちらについては、ちょうど9月に日本語版についてもまとめられ、リリースされています。
googleは直接的な著作権侵害について、報告窓口を設けており…
・直接的な侵害コンテンツに対するgoogleインデックスの削除
・著作権侵害を意図的に行っているサイトについては、サイト単位での検索結果への非表示
などの対応を行っています。

著作権侵害に対する申請については詳細が公開されており、過去、welqの場合39件、meryの場合は38件の著作権侵害の報告と削除申請が行われています。ここから約半数が実際にgoogleの検索結果からの削除が行われているようです。

2. 検索エンジンとして「コピーコンテンツ」がweb上に氾濫することに対する対策

直接的な著作権侵害という法的な問題以外にも、googleはコピーコンテンツに対する対応を行っています。
例えば「同じ記者会見の情報を文字起こししたページ」がたくさん存在したとして、検索結果の1位から10位までが、サイトは異なれどほぼおなじ内容を指している場合などをイメージしていただけると、このgoogle検索結果が、ユーザーの満足に結びつかないということは理解いただけるかと思います。( https://seopack.jp/seoblog/20160705-figuring-original/ 一部引
用させていただきました。)

12月16日(金)のつぶやき

2016-12-17 02:41:09 | 百済ない話