山本馬骨:たそがれジジイの呟きブログ

タイトルを変更して、これからは自分勝手なジジイの独り言を書くことにしました。

ふざけた立候補者

2020-11-08 06:10:23 | つぶやき

 

 

 守谷市に住んで間もなく20年近くになる。この間何度か選挙を体験している。市議会議員選挙、市長選挙、それに国政選挙等だ。今回は4年が経って市長の任期が終了し市長選挙が行われることになった。

 事前の予想では現職に対立候補は無いようで、無投票で決まるのではないかとのことだった。ところが立候補の締め切り間際になって、唐突にも立候補者が現れ、無投票の話は消え去った。

 どんな人物が対立候補なのかと、選挙公報を待っていたのだが、届いたそれを見てなんだこれは!と思った。そこには公約として「税金を安く」とだけ書かれていて、その他には氏名・年齢の他ツイッタ―やメール、携帯電話のアドレス等だけが記されていた。経歴も自己紹介も無く、一体どのような人物なのか見当もつかない貧弱な情報しか記されておらず、これで本当に市長にチャレンジするつもりなのか、その意図など欠片(かけら)も感じられないお粗末な内容だった。どのような人物なのか何を考えているのかを知るために新聞の記事を見てみたら、この人物の職業は家庭教師だという。立候補の動機としては、告示日の前日に市長選の新聞記事を見て急遽立候補を決めたとのこと。何故守谷市長選に立候補したかについては、直近の選挙が守谷だったから、と話したという。

 これを見て呆れかえると同時に無性に腹がたった。いやしくも守谷市という7万人弱の人が住む自治体の長となるかも知れぬ人物が、このような軽薄な思いつきで立候補するとは、まさに守谷市民を愚弄しているのではないか。ふざけるな!と怒りが湧いてくる。無投票を妨害するための思いつきとしか思えない。この人物のおかげで無駄な税金が使われることになるのだ。税金を安くするなどという公約にも反するのではないか。税金を安くするなどと聞いた風のことをぬかしているが、市長が税金を安くできる範囲など皆無に等しいのではないか。バカにするのも甚だしい。当人は守谷からは少し離れている土浦市在住であり、一体守谷市とどんな関わり合いを持っているのか。こんな調子で選挙が行われていいものなのだろうか。如何に民主主義で立候補は自由とは言え、立候補の地にゆかりも無く、何の信念も施策も無い者が、冷やかし半分の気持ちで立候補するなんて、愚の骨頂だ。このような愚者を抑えるような仕組みが必要なのではないか。バカバカしいと思いながらも、このような者が蔓延(はびこ)り出すと、この世はオチャらかでふざけたものとなってしまうのではないか。それともこのようなことはある種の社会に対する反動現象なのか。守谷市に住む一住民として、今回の選挙大勢の善良な市民が振り回されることを思うと、改めて怒りが湧き立ってくる。もし。こんな奴に一票でも投票する市民が居たとしたら、この先この街に住み続けることを考え直す必要があると思っている。とんだ出来事だった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿