山本馬骨:たそがれジジイの呟きブログ

タイトルを変更して、これからは自分勝手なジジイの独り言を書くことにしました。

屑人間のこと

2020-04-16 09:16:43 | つぶやき

 世の中には無数の屑がある。屑というのは、一般的には使用済みで、もはや用が無くなって廃棄するものを指す言葉ではないかと思う。ま、その代表的なのがゴミということであろう。今の世は、利便性を満たす欲求の陰で、負の遺産としての屑やゴミが溢れて、環境を破壊しており、これをどう始末し、解決してゆくかが重要な課題となっている。

 屑の中で最も困るのは、プラスチックや排ガスなどではなく、人間の屑、屑の人間がいるということではないか。どのような人間にも人間としての尊厳があるという理屈は立派だが、人間だけが尊厳があるなどという考えは、人間の思い上がりに過ぎないのではないか。屑の類の人間には、尊重すべき尊厳などどこにもないように思っている。さりとて、処分してしまえ、などと主張するつもりはない。

屑人間にも様々な種類やレベルがあって、これを仕分けするのは難儀だが、最近耳にしたこの国最高レベルの屑のことを怒らないわけにはゆかない。それは国会の議員になりすましている屑人間のことである。

自分は政治向きの話を取り上げるのを極力避けるようにしている。一国の経営には、多種多様で複雑な要素が絡み合っており、表面に浮上している問題だけを取り上げてその是非を決めつけたり、評価するのは危ういのではないかと思っているからである。マスコミなどは、どの時代にあっても常に正義漢を自認しているようだが、報道の事実は違いないとしても、その解釈や評価が本当にそうなのかは鵜呑みにしてはならないことだと思っている。今度の新型コロナウイルス禍における政治家の対応についても、いろいろ議論や評価が飛び交っているようだけど、しばらく静観するに止めることにしている。

ところが、この政治家の中に本物の屑が紛れ込んでいたという報道があった。この記事を読み、どうにも我慢がならず、怒り心頭に発したという次第なのだ。

立憲民主党所属の高井某という議員が、あろうことにか新型コロナウイルス禍の中で、国や都道府県を挙げて三密の場所を避けるようにと、国民に無理を強いて請願している最中に、新宿の風俗まがいの店にノコノコ出かけて、遊行に耽ったというのだ。しかも、その前には、国会での質問に立って、新型コロナ禍への対応について批難の弁を振るったというのだから、呆れるのを通り越して、腹の底から怒りがこみ上げてくるのを止め得ない。

言行不一致どころか、言行真逆ではないか。こんな屑人間が国会議員というのは真に言語道断であり、許せない。党は除籍処分としたというけど、甘過ぎる処分ではないか。このような屑人間を党に在籍させ、口先紛いの質問に立たせるなど、党幹部の責任も明確にする必要があるのではないか。このような屑人間をそれとも知らずに、政策通などと思いこんで頼りにしたとは、何という軽薄な党運営なのだろうかと思ってしまう。もはやこの党には野党としての信頼も期待も消え去ったと捉える人が急増したのではないか。

長いこと大勢の人間を見て来たつもりだが、自分が一番嫌いで侮蔑する人間は、相手の弱点や非を責めながら,己もその非を喰らい貪っている奴である。善人ぶっている奴が悪行に耽るのは、悪人が善行のまねをするよりも数倍性質(たち)の悪い本物の悪ではないか。それゆえ、自分はこの種の人間を屑人間というのである。

国会にこのような屑人間が議員として存在してはならない。即刻辞めさせなければならない。それは全国会議員の責任ではないか。秘書にカネをバラ撒かせたり、ウグイス嬢に制限を超える報酬を払った、などという問題とは比較できない重大事案と捉えるべきであろう。国会議員全員一致で即罷免の決議をすべきである。それに反対したり無視したりする奴がいたとしたら、全て屑人間と同じだと思ってよいのではないか。従ってそれらの人たちも議員を辞すべきである。

一体何をしているのだ。この老人も、彼の張本大人(たいじん)と一緒に「喝!」と大声を喰らわしたい。



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