山本馬骨:たそがれジジイの呟きブログ

タイトルを変更して、これからは自分勝手なジジイの独り言を書くことにしました。

ワクチン接種を終えて思うこと

2021-06-20 23:07:44 | ジジババ世代の話

 今日、新型コロナウイルスの2回目のワクチンの接種を済ませた。2回目は熱を出す人も多いとかの話を聞いているけど、そのような心配は全くないようだ。普段通りに一杯やって身体の芯から消毒して、これで一先ず安心ということなのか。一番大きいのは、自分がコロナに感染する危険度が下がったというよりも、罹って他人に移す心配が少なくなったということだと思っている。何しろこのコロナという奴は、病の症状がなくても他人に感染させる危険性があるということなので、ワクチンの接種によってその様な可能性が少なくなるということが一番意味があると自分は思っている。何しろ高齢者なのである。優先的に接種をして頂けるという、そのありがたさに報いるためには、我が身を守るよりも他者に害を及ぼさないのが第一だと思っている。

 これで全て終って安心なのかといえば、まだまだそのようなことは言えない。世界中の人類が抗体を獲得して初めてもう大丈夫ということになるのだろうから、そこに至るまでにはオリンピックやパラリンピックが遠い過去の話となる頃になるのではないか。。

 日本の場合は第3波が幾らか下げ止まりの傾向を見せて来てはいるようだけど、世界全体では未だ毎日40万人近くが感染を続けており、死者も400万人に近づこうとしている。とても安心できるレベルではない。時間が経てば経つほど、新手の変異株とやらが現出して来ることを思うと、前途は多難であり、安心はできない。

 このような状況の中で、間もなくオリンピック、パラリンピックの開催が迫って来ているけど、もはや中止するなどということは出来ないと思う。やらなければ済まない状況になってしまっていると思う。安全と安心を確保しながら進めるというのは政治家や主催者サイドの方たちのセリフとなっているけど、それをどう実現するかは、超困難な課題であるに違いない。関係者には全力を挙げて取り組んで頂くしかない。ここまで来たら、安易に批判などしていないで、関係者の努力に報いるためにも、とにかくコロナのとばっちりを受けない様に、アスリートを含めた世の中全ての人間が全力を挙げて防備体制を保持するしかないのではないか。そう思う。

この頃は自分自身のことは忘れて他者ばかりを安易に批判、批難する人間が増えている感じがするが、批判や批難ばかりで世の中が良くなるとは思えない。皆が評論家のつもりになってどうなるというのか。評論家は本物の人物が2~3人いれば、それで十分ではないか。

とにかくワクチンの接種を終らせて頂いたので、他人様に迷惑をかけないように、全てのイベントからは遠ざかり、我慢の知恵を磨くのが老人の務めだと思っている。


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