山本馬骨:たそがれジジイの呟きブログ

タイトルを変更して、これからは自分勝手なジジイの独り言を書くことにしました。

年賀状のことあれこれ

2018-01-15 04:33:49 | つぶやき

 年末からこの方少し忙しかった。あることを思い立ちそれに取り組んでいる内に正月が勝手にやって来て、去って行ったという感じがある。それにもかかわらずちゃんと酒などはいつもと同じように飲んでいるのだから、集中力はやはり今一ということなのであろう。この忙しさは2月の初め頃まで続くので、呟いている暇などないかもしれない。それでもジサマという奴は、隙を見ては呟きたがるのである。

 さて今年一番初めの呟きは、年賀状に係わることである。自分は毎年300枚ほどの年賀状を出している。これが多いのか少ないのかは自分では判らない。新しい年を迎えて普段何の交流もない知己の人たちにせめて年初めくらいは挨拶をするのが礼儀だと思っているので、これを虚礼だとは思わない。この頃は年賀状に祝賀の文字は入れないことにして、だだの新年の挨拶ということにしている。1年のご無沙汰のお詫びの挨拶のようなものだ。印刷文だけでは申し訳ないので、何か一言は書き添えることにしている。その時に一人一人その人とのふれあいのことを思い出し、往時の顔を思い浮かべる。これは自分にとってとても大事なことだと思っている。70億超の人間の中の300人なのだ。貴重な出会いだったのだ。この頃はそのような思いが強まっている。年に1回だけでもその人を思い出すというのは、決してどうでもいいことではない。毎日顔を合わせていてもいなくても、1年に1回その人を思う時間があるというのは、自分が生きているのを確認できる時間でもあるのだ。そう思っている。

 出す方としてはそのような気持なのだが、頂戴する側となると、これは様々でいろいろだ。紙面や文章が、見事なものからあっさりしたものまで、それぞれのその人の個性がそこに反映されていて、それを感じ取るのが嬉しい。手の込んでいるのを見ると、そこまで入れ込まなくてもいいのにだとか、或いはあっさりのものを見ると、もう少し一言添えてくれればいいのにだとか、勝手な思いを並べながら、その人の現在を思ったりしている。

 そのような中で気になることが幾つかある。一つは相変わらず喪中欠礼のハガキが多いこと。これは自分が真老なのだから、付き合いの相手も老世代が多いことになり、当然のことなのかもしれない。今年は30枚を超えていた。中につれあいを亡くされたとか、本人が亡くなって家族が書かれたものなどが入っていると、心が痛むことおびただしい。この傾向はこれからもずっと続くに違いない。そう思うしかない。

 次に気になるのは、今年限りでご無礼するという内容のものだ。今回はかなりそのようなご挨拶のものが増えていた。90歳にもなられてのことなら理解納得するのだが、自分などよりもずっと若くてもそのように考える人が増えているような気がする。これは勿論その人の決断なのだからツベコベ言う筋合いではない。しかし、自分の価値観からいえば、気の毒だなと思わざるを得ない。折角の細いつながりを自ら切って落とすというのである。孤独度を増したいと考えられたのか、それとも煩わしい範囲の人たちとの縁など整理して、自分の好きなようにやって行くという宣告なのであろうか。まさか、年賀状が値上がりしたからというのではないとは思うけど。さて、来年から自分の方はどうしたら良いのか。迷っている。出せば迷惑になるのか、貰うだけなら結構ということなのか、よく解らない。

 もう一つ、一番気になることがある。それは、昨年まで頂戴していた方から、突然何の知らせもなく途絶えた時だ。一体何があったのだろうと心配になる。年賀状を書く時間もないほど何か重大なことが出来したのだろうか。大丈夫なのだろうか。親しい人にはメールや電話で確認するのだが、遠い人にはなかなか確認する勇気がない。特に自分より年長の方については心配が膨らむ。結局は諦めて様子を見るしかない。

 とまあ、このような今年の現状であり、来年はかなり枚数が減る感じがする。老を迎えるというのは、こういうことなのかとふと思ったりしている。人との関係は次第に先細りとなってゆくのであろう。その分まで他の方たちとのつながりを大事にしなければならないと思っている。


新年のご挨拶

2018-01-01 04:48:03 | その他

 

 新年のご挨拶を申し上げます

 

年末大晦日と元日には旅の安全を祈願して、昔の村社の八坂神社と旅の守り神の道陸神に必ず参拝することにしています。今年も同じようにお礼と祈願をしてきました。

今年は金婚迎年であり、名前が誕生して150年を迎える北海道の旅を存分に味わいたいと考えていますので、神様へのお願いもいつもより強いものがあります。喜寿を過ぎて次の傘寿に向かうこれからの毎日は、先ずは健康第一を忘れずに、出会いを大切にしながら宝探しを進めて行きたいと思っています。

ブログの方は、相も変わらず長文で取りつきにくいと思いますが、もはやこのスタイルを治す気はなく、続けるだけだと思っています。それでも、つぶやきはなるべく短めにしたいと思います。気が向いた時には時々目を通して頂ければありがたく思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。  馬骨拝