山本馬骨:たそがれジジイの呟きブログ

タイトルを変更して、これからは自分勝手なジジイの独り言を書くことにしました。

血を吐いて国民一人ひとりに訴えよ

2021-08-13 05:55:09 | ジジババ世代の話

 新型コロナ感染の第5波が恐るべき危機状態を招こうとしている。

政府は緊急事態宣言だとか蔓延防止等重点措置だなどと言っているが、その効果は一向に見えてこない。超長期にわたる規制や注意喚起に飽いた多くの国民は、政府の呼びかけなどもううんざりしているからだ。政府の施策は既成の防止策で飲食業や人が集まるのを前提として事業を展開している人たちに対してだけ規制を繰り返しているだけだ、その他は何もしていない。もはや打つ手がないということなのか。こんなのを無策というのだろう。明らかな政治の怠慢だ。

 なぜ感染が拡大するのか。その根本は国民一人ひとりが、「自分だけは大丈夫」「つべこべ細かいことを言って騒いでいるけど、大したことないじゃないか」などと油断をして、守るべきことを守らない者が多く潜在しているからに尽きるのだと思う。政府はその様な人たちに、上っ面の注意喚起を促す言葉を繰り返すだけである。そのような取り組み姿勢が国民・大衆に危機感を以て響き届く筈がない。総理や関係閣僚などの血を吐くような国民へのアピール姿勢も声も何にも見えない。只のデクノボウの政治屋が、己自ら絞り出すセリフなど何一つないままに、同じセリフを繰り返すだけが現状ではないか。

 国民一人ひとりにもっともっと強烈にアピールする手立てはまだまだ多くあるのではないか。何だか対策の視点が少しずれている感じがしてならない。政治家も官僚ももっともっと国民一人ひとりに届く行為を真剣に考え実践して貰いたい。

 このままでは病にだけではなく為政者の怠慢による犠牲者が益々増加する気がしてならない。為政者自身の本気を見せてもらいたい。もはやそれすらもないというのなら、さっさと辞めて貰いたい。だんだん腹が立ってきた。総理や関係閣僚は血を吐いて国民一人ひとりに届く為政者の真剣な思いを剥き出しにして訴えて貰いたい。