外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

マンドリン楽部 定期演奏会

2018-11-27 14:55:55 | 音楽
12月21日(金)、早稲田大学マンドリン楽部の定期演奏会が川口市で行われます。


大編成での演奏は迫力満点です。
"早稲田大学校歌 「都の西北」 by早稲田大学マンドリン楽部" を YouTube で見る

年の瀬の夕べ、今年も上質な音楽を楽しみましょう。

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大学ラグビーが佳境を迎えつつあります。
伝統の早慶戦で観たラグビーの妙。“指示無視”の選手がいてもいい。 - 大学ラグビー - Number Web - ナンバー


ここで、関東大学ラグビー対抗戦グループの順位決定方法を確認しておきます。

対抗戦とは、単に順位をつけるためのグループではありません。
したがって勝敗数が並んだ場合は、同率同順位として結果を残します。
早明戦に早稲田が勝って、一敗で帝京と並んだ場合、両校が対抗戦グループ優勝となります。

ただし、大学選手権など、次に控える試合のための順位を決定する必要もあります。
そこで以下の規定があります。
勝ち数の多い大学を上位とし、勝ち数が同数の場合には、負け数の少ない大学を上位とする。

2校の勝敗分数が並んだ場合、当該校の対戦の勝利校を上位とする。引き分けの場合には、次の順序に従って決定する。
1.総得失点数
2.総得失トライ数差
3.総得点
4.総得トライ数
5.抽選

以上の規定により、早稲田は明治に勝てば、帝京と並んで対抗戦グループ優勝となりますが、大学選手権には対抗戦2位として出場することになります。

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箱根駅伝の話題です。
【甘口辛口】立大、慶大が復活に本腰!箱根駅伝、伝統校の巻き返しに期待 - SANSPO.COM(サンスポ)

駅伝という舞台で、立教や慶応と競い合うことができれば、大会が盛り上がること間違いなし。

ただ、今季の早稲田は、ここまで良いところがなく、箱根でのシード権にも黄色信号が灯ってしまいそうな様子。

立教や慶応のことを心配している場合ではないですね。
(^^;

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雨に唄えば

2017-04-13 21:30:02 | 音楽
今日は、渋谷ヒカリエに出かけました。
そして、ミュージカル"Singin' in the rain"を観ました。




ジーン・ケリー主演の映画が 世紀の大傑作だっただけに、どのように舞台化するのか とても楽しみにしていました。

"LION presents「SINGIN' IN THE RAIN~雨に唄えば~」2017年4月日本特別公演決定!" を YouTube で見る


周囲の会話を聞いていると、原作の映画を観たことのある人は半分ぐらいという感じでしたね。

すっかりハッピーになった私は、しこたま飲んでしまいました。
(^_^)/□☆□\(^_^)
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Born to be blue

2016-12-07 06:47:27 | 音楽
名トランペッターにしてボーカルも味のあるチェット・ベイカーを描いた映画「Born to be blue」(邦題:ブルーに生まれついて)を観賞しました。

劇場は、JR川崎駅に隣接するラゾーナ川崎の5階にある、109シネマズ川崎。

かつては東芝堀川町工場(かつて東芝の商業登記簿上の本社所在地)のあった場所に建てられた再開発ビルです。

マイルス・デイビスやディジー・ガレスピーをも上回る人気者だったチェット・ベイカー。
そんな才気溢れる彼が、麻薬に溺れて表舞台から姿を消していく様子が痛々しいです。

それでも、全編を流れるサウンドは まさに黄金時代のモダンジャズ そのもの。
とても楽しめました。
"「ブルーに生まれついて」予告編" を YouTube で見る


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さて、映画館のある川崎は、私が邦銀時代に1985年から5年半ほど勤務した街です。

この地で、円高不況ーバブル経済発生ーバブル経済終焉という激動を 融資マンとして経験しました。

久しぶりに川崎駅で下車したので、ランチを その昔 大好物だった 天龍のタンメンに。



天龍のご主人に久しぶりに会って、「親父さん、ずいぶん老けたなあ」と感じたのですが、30年経過しているのですから、当たり前。
私自身、当時の30歳から61歳へと年をとっていることを忘れていました。
(^-^;

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安倍首相が真珠湾を訪問します。
日米の真の友好につながる真珠湾訪問に : 日本経済新聞

私も真珠湾の資料館を訪れたことがあります。
日本では真珠湾攻撃を指揮し、あるいは攻撃を実行した将兵たちは 勇士という位置づけですけれど、もちろんハワイの資料館では 異なります。
決して悪意のある掲示ではありませんでしたが、山本五十六長官らの写真に注がれる現地の視線には冷たさを感じました。

World War II Valor in the Pacific National Monument (U.S. National Park Service)


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有原くんが契約更改しました。
きっちり上昇気流に乗っています。
来年も頑張って、大台到達を期待いたしましょう。
【日本ハム】有原、倍増6000万円で更改 オフの退寮も決定 : スポーツ報知

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Ron Carter

2016-02-14 08:57:43 | 音楽
野球部 マネージャーだった阿部佳弥くん(新庄北ー早大)が米国でトライアウトを受けているそうです。
“選手”にこだわり 異国の地で奮闘中 有原の旧友野球小僧 ― スポニチ Sponichi Annex 野球

こういう話、私は好きですねえ。
若者の特権ですから。

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ベースの名手 ロン・カーターがレコーディング参加回数で史上最多となったそうです。
Ron Carter earns Guinness World Record as the most recorded jazz bassist in history - JAZZIZ Magazine


学生時代、「キミの好きなベーシストは誰?」と訊かれたときに、私は「3R」と答えていました。

3Rとは………
Ray Brown
Richard Davis
そして
Ron Carter

ロン・カーターのベースは、何といっても音色が特徴です。
それほど音程が正確ではないのですが、演奏を聴いた途端に彼と判る音色は、ベースを弾く誰もが憧れます。

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ロン・カーターは、サントリー・ホワイトのCMに起用されたことがあります。
"サントリーウィスキーホワイトCM ロン・カーター" を YouTube で見る

学生にとって、サントリー・オールドが高値の花だった時代。
ホワイトを置いてあるかどうかを まず確認してから飲み屋に入りました。

また、「バイト代が入ったから、奮発してボトルを入れたぞ」とクラスメイトがいう時は、九分九厘サントリー・ホワイトでした。

もっとも、オールドを入れたならば内緒にしておかないと、仲間に飲まれてしまいます。
(^_^;)

少し脱線しますが、サントリー・ホワイトのCMでは、サミー・デイビスJr.出演のバージョンが秀逸でしたね。
"1973年CM サントリー サントリーホワイト Get with It サミー・デイビスJr." を YouTube で見る


私がレコードを聴き漁っていた学生時代、ロン・カーターは まだ30歳代の若さでした。
そんな彼も78歳になりました。

ぜひ長生きして、これからも素晴らしい演奏を聴かせてください。




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Miles Ahead

2016-02-04 09:10:18 | 音楽
ジャズは趣味でなくても、その名前だけはご存知という方は多いでしょう。
ジャズの巨人 マイルス・デイビスの生涯を描いた映画が アメリカで公開されます。
"Miles Ahead Movie CLIP - Fill in the Blanks (2015) - Don Cheadle, Ewan McGregor Drama Movie HD" を YouTube で見る

マイルス・デイヴィスの伝記映画『Miles Ahead』 トレーラー映像が公開 - amass


私がジャズを聴くようになったきっかけも、初めて買ったジャズのレコードも、マイルス・デイビスでした。

中学二年の冬、たまたまFMラジオから流れてきた「Milestones」を聴いて、身体に電流が流れました。
そしてお年玉を持って、学芸大学駅前の小田レコード店へ。
"Miles Davis - Milestones (Audio)" を YouTube で見る


1958年のレコード発売ですから、録音から約60年も経ちます。
でも、それを全く感じさせない名演奏です。

今回の映画の製作には、マイルスのバンドでも活躍したピアニスト、ハービー・ハンコックも参加したそうですから、音楽性においても満足のいく水準に仕上がっているはずです。

早く観たいです!

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元プロ野球選手 清原和博氏が逮捕されてしまいました。
清原容疑者、覚せい剤逮捕!記憶に残るスター選手、悲しすぎる末路 ― スポニチ Sponichi Annex 野球


清原の志

甲子園での大活躍、そしてプロでも1年目から大暴れ。
類い稀なる才能の輝く時代を知るだけに、本当に残念です。

関連記事を読んでいたら、清原容疑者は上半身に派手な刺青をしており、子供の頃から刺青に憧れていたとか。
そのような価値観を持つようになる環境で彼が育ったということなのでしょうか。
少なくとも「この線だけは越えてはならない」という基本的な認識が、清原容疑者と私とでは大きく異なっていました。

考えてみれば、野球賭博で捕まる現役選手もいるのがプロ野球の世界。
清原選手は巨人時代から覚醒剤をやっていたと書いた週刊誌があり、オリックス時代には捜査対象になったこともあるそうです。

重信くんも、茂木くんも、接する相手には気をつけてくださいね。


Comments (2)
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NTT東日本に完封負け

2015-09-04 14:06:14 | 音楽
NTT東日本とのオープン戦は、0対1の完封負けでした。
負けはしたものの、社会人相手に このくらい先発投手が頑張ることができれば、十分に満足して良いのではないでしょうか。


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さて、不動産流通大手 東急リバブルのテレビCM「知ってた?」シリーズに、ちょっと気をひかれました。
"東急リバブル 売買仲介事業ブランドCM「続・知ってた?」篇(夏)(字幕版/30秒Ver)" を YouTube で見る


この中に「オクラって英語だって知ってた?」というくだりがあります。
実は私、オクラの英語訳をガンボ(gumbo)と記憶していて、okraという単語は知りませんでした。

改めてgumboを辞書で調べてみると
gumbo【名詞】
(複数形 gumbos)
主に米国で用いられる
1(可算名詞)オクラ.
2(不可算名詞) ガンボースープ

ということで、どうやら私の記憶が間違っていたわけでもなさそうです。

gumboという単語を知ったきっかけは、今から40年以上も昔、高校時代に聴いたDr. Johnのアルバムです。
この時に「ガンボ(gumbo)はオクラを指すんだな」と記憶したわけです。
"Dr John - Gumbo (1972) full album" を YouTube で見る


余談ですが、この1972 年のアルバムで披露されたDr. Johnの強烈なサウンドは、日本では細野晴臣のトロピカル三部作「トロピカーナ・ダンディ」「泰安洋行」「はらいそ」に強い影響を与えました。
"蝶々-San / 細野晴臣" を YouTube で見る


ガンボという単語に再会したのは、十年ほど前にニューオリンズに旅行した時でした。
繁華街であるバーボンストリートのレストランで食べたのがガンボ。

オクラ、ザリガニなどが入ったスパイシーなスープがご飯にかかった一品でした。

チリやタバスコなどを効かせたルイジアナ州 独特の料理は、ケイジャン(cajun)料理と呼ばれています。
沼地の多いルイジアナ州では、ナマズやザリガニが身近な食材です。
アメリカ南部の郷土料理、ケイジャン料理メニュー - NAVER まとめ


ケイジャン・ミュージックと呼ばれるスタイルの音楽もあります。
フィドルとアコーディオンが主役の、明るい音楽です。
ニューオリンズにはライヴ演奏が売り物のお店がたくさんあります。
"Cajun Music: The Savoy Family Band" を YouTube で見る


東急リバブルのCMをきっかけに、楽しい旅の思い出が 次々に甦ってきました。
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「拝啓 大統領殿」そして「500 Miles」

2015-08-31 10:42:36 | 音楽
昨日、国会議事堂の前で、安保法案に反対する大規模なデモが行われたと報じられています。
安保法案 最大規模の反対デモ - Y!ニュース
安保反対 立場超え拡散した声 - Y!ニュース

ニュース映像を見ていると、民主党などの政治家たちも集会に顔を出して「共に戦おう」などと叫んでいるのですが、実は個人的には興ざめなのです。
現代の若者たちの抱える素朴な不安感や憤りに対して、離合集散を繰り返す民主党などの既成政党は その受け皿になり得ないだろうと感じているからです。

また、民主党や生活の党がしゃしゃりでてくることで、若者たちの活動が世間から色眼鏡で見られてしまうことも個人的には嫌ですね。

若者たちの主張が、たとえ きちんと政策的に整理されていなくても、いいじゃないですか。
私としては、代弁者気取りの既成政党は無視させていただき、若者たちの「戦争は嫌だ」という率直な感情を、そのまま受けとめるよう努めたいと思います。

========

私が中学生の頃、高石ともやさん、加藤和彦さんらがステージで好んで歌っていた曲に「拝啓 大統領殿」があります。

当時は、米国の若者たちがベトナム戦争に駆り出され、日本国内の米軍基地からも長距離爆撃機が連日出撃していく時代。
いわゆる反戦フォークが、若者の共通言語として歌われました。
"大統領殿 ザフォーククルセダーズ(音声のみ)はれんちりさいたる" を YouTube で見る

大統領殿 お暇があれば
読んでほしい この手紙を
僕は今 戦場へ行く
徴兵カードをもらったところ
僕は逃げる 戦いたくない
哀れな人を殺したくない
大統領殿 腹を立てないで
聞いてほしい 僕は逃げる

父は昔 戦争で死んだ
子供達は泣きじゃくってた
女手ひとつ 苦労をしていた
母も今はお墓の中
爆弾を もてあそび
僕の心を奪っていった
旅に出よう 明日の朝にも
僕の住み慣れた家を後に

世界中の すべての兄弟
僕は行こう 言って歩こう
人生を大切にしなさい
僕らはみんな 兄弟だ
血を流すなら あなたの血を
猫っかぶりの偉いお方

僕は逃げる 武器は持っていない
憲兵達よ 撃つがいい
撃つがいい

=======

目黒区立第6中学校で、2年生の時のクラス担任が女性の英語教師 T先生。
東大文学部出身のT先生は当時30歳代半ばで、かつての60年安保の時には国会議事堂前に座り込んだ大学生の一人でした。

私が中2の年といえば、1969年(昭和44年)。
全国の大学で学生運動が最高潮に達していた時期であります。
中学校のホームルームでも、ベトナム戦争が話題にのぼったりしたのです。

T先生は、英語の授業にテープレコーダーを持ち込んで、フォークソングの歌詞をクラスみんなで和訳し、そして合唱したりするすることが好きでした。
その時に教室で歌った曲の1つが「500マイルも離れて」

大不況時代の放浪者の気持ちを歌ったもので、この曲自体は いわゆる反戦フォークではありません。
当時の若者たちが抱えていた寂寥感や孤独感が伝わってくる素朴な曲ですね。
フォークルの名曲「悲しくてやりきれない」にも通じるように思います。

私たちの中学校には、「赤旗」の記事をホームルームで輪読するような教師もいないわけではありませんでした。
でも、T先生は、ご自身の政治信条を生徒に押しつけるような方ではありませんでした。
フォークソングを通じて、生徒たちに英語を身近に感じてもらおうという意図があったのだと思います。
ただ、正直なところ、クラスの英語熱が高まったという実感はなく、その最大の影響は、クラスのみんなが、ギター演奏に興味を持つという形で現れたのでした。
(^_^;)
"ピーター・ポール&マリー(PPM)/500マイルも離れて(500Miles)" を YouTube で見る


If you miss the train I’m on,   
You will know that I am gone
You c an hear the whistle blow - 
A hundred mile s,   
A hundred miles,   
A hundred miles,   
A hundred miles,   
A hundred miles,   
You can hear the whistle blow  
A hundred miles.  

僕の乗っている列車に間に合わなかったら
僕のいない現実を 君は嫌でも受けとめざるを得ないはずさ
君には汽笛の音だけが聞こえるはず
100マイル離れたところからでも
汽笛の音が聞こえるはずさ
ああ神さま、わが家から500マイルも離れてしまうなんて

Not a shirt on my back,   
Not a penny to my name
Lord ,I can’t go a-home this away    
This away,    
This away,    
This away,    
This away,    
Lord, I can’t go a-home this away. 
着替えのシャツもない  
お金だって1ペニーもない
ああ神さま、こんなに遠くに来てしまっては 
もう故郷に帰れません
こんなに遠く離れては 







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JAZZRADIO

2015-02-13 23:20:05 | 音楽
私の日常に欠かせない存在が、インターネットラジオのJAZZRADIOです。

JAZZRADIO.com - enjoy great jazz music


私は、いわゆる「ながら族」
高校受験も大学受験も、ラジオやレコードを聴きながら勉強机に向かいました。

その習性は社会人になっても変わらず、銀行のデスクにBOSEのCDプレイヤーを置き、休日出勤時には音楽を聴きながら仕事したものです。

FMラジオの場合は、様々なジャンルの音楽が流れてきます。
その点、JAZZRADIOは好きなジャンルのジャズに絞りこむことができるので、とても心地が良く、気も散りません。

JAZZRADIOにはFacebookのページがあり、番組案内などに使われています。

今日のFacebookには、ジャズボーカルの大御所エラ・フィッツジェラルドのパスポートが紹介されていました。
1950年代後半から60年代にかけてのものです。


画像をよく見てみると、このパスポートがハンガリーでは使えないという表示があります。
なぜ使えなかったのかは書いてありませんが、恐らく東西冷戦に伴う渡航禁止ではないかと想像します。
ハンガリーは、ワルシャワ条約機構の一員でしたから。

一枚の写真から、いろいろと想像が広がります。

最後に、私の敬愛するギタリスト ジョー・パスとエラのデュオのYouTube画像をご紹介します。
YouTube画像
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はっぴいえんど特番

2014-12-29 21:24:19 | 音楽
既にお知らせした通り、年末12月30日の午後7時20分から、NHKラジオ第1で、はっぴいえんどの150分の特集番組があります。

NHKラジオ『日本語ロックの50年~‘はっぴいえんど’が拓いた世界~』が12月30日放送 - amass

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マーヴィン・ハムリッシュの世界

2014-12-26 22:45:19 | 音楽
中学から大学まで一緒だったピアノ弾きSくんが、すでにブログで話題にしたように、ミュージカルの音づくりに精を出しています。
嬉しいことに、私が彼に貸した10枚ほどのDVDも活躍しているようです。

黄金時代のミュージカル作品は、コール・ポーター、ガーシュインあたりの巨匠たちが音楽監督を務めていますので、悪かろうはずがありません。
もっとも、あまり凄い作品に触れてしまうと、脱帽して「自分にはとても真似できない」とお手上げ状態になってしまうリスクも無いわけではありません。
(^^;;

Sくんに貸したDVDの中に「コーラスライン」が含まれています。
この作品は、コール・ポーター等より少し新しい時代の巨匠の1人、 マーヴィン・ハムリッシュが音楽監督を務めています。

マーヴィン・ハムリッシュ(Marvin Hamlisch、1944年6月2日 - 2012年8月6日)は、ニューヨーク出身の作曲家。
なんといっても、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞を全て受賞した人物はこのハムリッシュとリチャード・ロジャースの2人しかいないというのですから、その才能の凄さが分かるというものです。

ハムリッシュと聞いて私が最初に思い浮かべる曲は、映画「スティング」のテーマ「ジ・エンターテイナー」です。
スティングのテーマ
1930年代の曲をハムリッシュが編曲し直したもので、軽妙でお洒落なサウンドが秀逸です。

次に、これまたロバート・レッドフォードの出演する映画「追憶」(原題 The way we were)のテーマは作曲がハムリッシュ。
切なく美しいメロディーが一世を風靡しました。
インスタントコーヒー「ネスカフェ」のCMにも使われましたね。
The way we wereへのリンク

そして「コーラスライン」のテーマである「ワン」(One)で、これもハムリッシュの作曲。
その曲名にかけて、キリン「一番絞り」のCMにも使われました。
下のリンクは、映画版の感動のフィナーレの映像です。
一分の乱れもない正確で華麗なステップ、シルクハットの粋な取り回し等々、ブロードウェイのダンサーたちの比類なき実力のほどを、ぜひ映像の最後までご覧になってみてください。
Oneへのリンク

ちなみにコーラスラインとは、ミュージカルの端役で、いわば「その他大勢」のダンサーたちのことです。
その端役としてでもブロードウェイの舞台に立とうとすると、コーラスラインの場合、3,000人もの応募者の中から残るのは僅か16名、数ヶ月間にわたるオーディションを勝ち抜かねばならないというのですから、本場の厳しさはメジャーリーグの野球と同じです。

ちなみに、私は数年前にブロードウェイで観ました。
最高でしたよ。
ニューヨーク滞在4 日目(その1) - 外苑茶房


残念ながら、ハムリッシュは早逝しました。
しかし、彼の遺した数々の名曲は、これからも世界中のファンたちに愛され続けることでしょう。










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