外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

三公社五現業

2012-08-31 23:47:39 | 社会全般
オフィスの通用門から道に出たら、何と虫の声が聞こえてきました。

まだ蒸し暑い丸の内の裏通り
裏通りだからこそ、小さな虫の声が聞こえたのだと思います。

連日、「東京電力の電力使用率が90%を超えました」という知らせを受ける日が今も続きますが、「秋が近いですよ」と虫に教えてもらい、少しホッといたしました。
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さて、私が小中学生の頃、社会科のテストの定番問題の一つに、「三公社五現業を列挙しなさい」というものがありました。

日本国有鉄道、日本専売公社、日本電信電話公社の3つの公社
そして、郵政、国有林野、印刷、造幣、アルコール専売の5つの事業のことを指します。

テストでは、必ず「日本交通公社」(現在のJTB)と回答する生徒が出て、先生から「交通公社は違うと、授業で何度も説明しただろう」と苦笑いするのが、お決まりでした。

もっとも今は、林野を除き、民営化または独立行政法人等に移管されています。
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東京電力の家庭向け電気料金が、明日9月1日から値上げされます。

とにもかくにも、電力消費がピークとなる時期を、何とか乗り切ることができそうですから、いよいよ次は、これからの日本のエネルギー政策と電力各社の有りようについて、国民レベルで議論を煮詰めていく時期になってくるのだと思います。
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大企業でも、公社等でも、事業形態を見直ししければならない時の基本的な手法は、既に確立されています。

* 会計分離(Accounting Unbundling):事業部門、製商品などごとに会計を分離し、個々の損益状況を明らかにする
* 機能分離(Functional Unbundling): 事業部門ごとの中立性・公平性を確保するために、部門間の情報を遮断する。
* 法的分離(Legal Unbundling) :事業部門ごとに分社化する。資本関係が持ち株会社を通じて維持されることは許容されます。
* 所有分離(Ownership Unbundling):事業部門ごとに、資本関係を含めて完全に別会社化する。

NTT各社やJR各社の経営形態を思い浮かべてみてください。

郵便・郵貯・簡保、あるいは電力会社などの将来の経営形態を考えるときにも、上記の公式を常に念頭に置く必要があります。

かたや、農業や漁業は、経営が個人レベルに細分化過ぎて、競争力や技術力の向上が難しくなっています。
このような場合は、むしろ経営の大胆な集約化が不可欠だと言えるでしょう。

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電力事業の自由化が進展している米国では、独立系統運用機関(ISO, Independent System Operator)が連邦政府の公認を受け、管轄区域の電力需給調整機能を一手に担います。
また、電力市場の精算機構として、決済価格の公表や過不足電力の調整機能も果たしますので、いわば電力市場の「中央銀行」というわけです。

ISOは発電業者から独立して送電網を管理運営し、電力の売り手と買い手が常時、自由かつ公平に送電網を利用でき、最終的な需給の帳尻を合わせます。

また、米国電力市場には発達した現物市場とデリバティブ市場が共存しています。
現物市場では、当日物・翌日物から将来の期日渡し物まで、取引端末でつながった電子市場を通じて相対で活発に売買されます。
電力の現物の受け渡しを伴わない金融取引も発達しており、参加者は石炭・天然ガス市況や気象状況をにらみながら、スワップやオプションを駆使して電力価格の変動リスクを管理しています。
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地域独占・垂直統合型という日本の電力各社の経営形態を、長年、当たり前だと思って疑いもしませんでした。
しかし、従来の経営形態の弱点が一気に表面化した今、各国の先進事例を参考にして、将来のビジョンを明確に見定めるべき時となりました。
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ホンダに勝利

2012-08-30 21:11:07 | 大学野球
本日行われたホンダとのオープン戦は、3対2で早稲田が勝ちました。
ホンダからの勝利ですから、素直に嬉しいです。

現在の社会人野球の上位は、学生時代に全国に名を轟かした選手による少数精鋭のチームばかり。
部員数を常に三十名前後に絞り込み、プロの二軍と互角以上に戦うことのできる戦力を有しています。
すなわち、全員がベンチ入りメンバーということです。
学生との対戦は、若手主体でメンバーを組んでくるかも知れません。
しかし、それでも凄い顔ぶれなのです。
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昨日は、JR東日本に完敗しました。

漏れ聞くところによれば、JRの打者たちは、早稲田の投手陣のデータをきちんと分析して、打つべき球・打ってはいけない球を決めて、早稲田との試合に臨んだそうです。

JR打線の凄まじさに、「社会人の打者が、こんなに打ちまくるのは何故なのだろう」と、学生たちは途方に暮れていたようです。

しかし、JR打線の猛打爆発の原動力は、「打ってはいけない球を、決して打たない」という意識の共有でありました。

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早稲田と社会人チームとの対戦で、忘れられないエピソードがあります。

私が早大生であった頃のある日、当時の石山建一監督(静岡高校-早稲田)が、「次の週末は静岡遠征だ!」と、突如、吠えました。

石山さんは、郷里・静岡の社会人チーム「K」の関係者と和やかに野球談議していました。
その関係者が「東京六大学といっても、社会人チームには勝てませんよね」といった一言が、石山さんの逆鱗に触れたのだそうです。

「早稲田を、なめるな!」

果たして、突然の静岡遠征で、早稲田はKとのダブルヘッダーで2連勝して、堂々の凱旋を果たしたそうです。
(*^_^*)

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岡村監督は、当時のレギュラーでした。
いつも穏やかな表情の岡村さんですが、実は、恩師・石山監督から熱情を引き継いでいらっしゃいます。

穏やかな表情であっても、その心意気は
「社会人野球、何するものぞ」

そんな負けじ魂で社会人に挑む中で腕を磨き、アマチュア野球の頂点を目指して欲しいです。
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JR東日本に完敗

2012-08-29 21:21:03 | 大学野球
本日行われたJR東日本とのオープン戦は、0対12で早稲田は完敗しました。

それにしても、社会人のトップチームは、打線にひとたび火が点くと、とてつもない破壊力を発揮します。
恐らく、プロ野球の二軍よりも強いでしょう。
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かたや、早稲田も大学選手権で優勝したチームです。
様々な場面でのプレーを一つ一つ振り返ったならば、社会人との差を詰めていくヒントが必ず潜んでいるはずです。

そのヒントを見つけ出して、それを克服する練習に努める。
それこそが、岡村監督の期待されているところでしょう。

選手諸君は、決して打ちひしがれたり、途方に暮れたりする必要はないのです。
彼我の力量差を半分にするために、普段の練習はどうすべきか
あるいは、強敵との一発勝負だと仮定した場合に、どんな戦術が取り得るのか

今夜の安部寮で、そんな意見交換をやってくれているはずだと思います。
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亜細亜大学に快勝

2012-08-28 22:51:33 | 大学野球
本日の亜細亜大学とのオープン戦は、8対3で早稲田が勝ちました。

中軸打者が神宮球場の野球教室に参加する状況ながらも、亜細亜の主戦投手を序盤で打ち崩したとのことですから、リーグ戦に向けて期待が膨らみますね!

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先日、ここで話題にした青山高校バレー部同期のKくんからメールをもらいました。
「ブログ、読んだぞ」
「(サンデー毎日の記事など、しょーもないことを)良く憶えているね」
(;^_^A

今回のブログへの出演料として、次に一緒に飲む時に生ビールを彼にご馳走するという約束をいたしました。
(^^)/▽☆▽\(^^)
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週ベ増刊「大学野球」

2012-08-27 22:52:19 | 大学野球
週ベ増刊「大学野球」秋季リーグ戦展望号(800円)が発売となりました。

六大学各校に入学した、日大三高出身の新人選手たちにスポットライトを当てた編集のようです。

我が家には、Amazonから明日あたりに届くと思います。

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菅平高原で合宿中のラグビー部が、昨日(8/26)に帝京大学と練習試合を行い、0対43で完敗したとの知らせを受け取りました。

この時点で、勝ち負けに拘ることもないのですが、完封負けとなると少々不安になってきます…。

もし、試合の様子をご存知の方がいらっしゃったら、お聞きしてみたいです。

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ところで、先週土曜日の朝、個人的に「事故」がありました。

起床して、全早慶戦に出かけようと準備を始めたとき、ふと気がつきました。
「いつもの場所にメガネがない…」

枕元、二階の洗面所、一階の脱衣場などを探し回っても見当たりません。
どこに置いたのだろうかと頭を捻りながら寝室に戻った時に、布団の中でグニャリと曲がったメガネを発見しました。
(T_T)

とりあえず強引に曲がりを直して1日を過ごしましたが、ちょっと下を向くだけで脱落してしまう状態は直りませんでした。

「これでは危なっかしくて通勤もできない」というわけで、日曜日の朝にメガネ店に向かいました。

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若い世代の方々には、まだ関係のない話題ですが、私は6年ほど前から遠近両用メガネを使っています。

これも良い機会だと、メガネ店で視力を測ったところ、現在のレンズが合わなくなってきていることがわかりました。

店員さんの説明によると、レンズには「遠・近」「中・近」「近・近」という種類があります。

私が現在使っているのは「遠・近」のバランス型です。
今回は「遠・近」の中でも遠くを見やすいタイプのレンズに交換し、それとは別に「中・近」型で手元の小さな文字も見やすくなるレンズを使ってオフィス専用のメガネも作ることにしました。

ちょっとした出費になるのですが、これで野球観戦も、デスクワークも、少し快適になるはずです。

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いやはや、年齢を重ねると、若い頃には考えもしなかった出費が必要になるものですね。
(;^_^A
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全早慶戦

2012-08-26 21:35:14 | 大学野球
8月25日(土)、埼玉県の川越初雁球場で全早慶戦が行われました。

出場選手は、軽井沢キャンプ帯同メンバーに、OB3人を加えたものでした。

4中村
8前田将希(早実-早大-ENEOS)
2地引
3杉山
DH田中幸長(宇和島東-早大-トヨタ)
9小野田
5茂木
7吉澤
6東條
P内田、阿久根、中島、丸山、佐竹(土庄-早大-トヨタ)、

試合は、早稲田が初回に2点を先取し、その後、慶応に逆転を許すも、最後に追いつき、最終的に3対3の同点で9回引分けで終わりました。


川越初雁球場は、西武・本川越駅から約2キロ離れた場所にあります。
収容人員が少ない年代物の施設で、観客席に屋根はありません。
しかし、内野席の多くは木陰となるので、夏の強い日射しが容赦なく照りつけるコンディションながらも、意外に快適に観戦することができました。

しかし、大会の企画はお粗末なものでした。
まず、第一試合に東洋大学と東京国際大学との対戦、第二試合に全早慶戦というのは、私には理解しがたい企画です。
特に、伝統校の東洋大学が「前座」を務める試合構成は、東洋大学に対して全く失礼な話だと思うのです。

また、観客席に、早稲田や慶応の地域の同窓会組織の姿が全くなかったことも、違和感がありました。
地域の卒業生と一体となって学生野球を楽しむという全早慶戦の大原則が、全く守られていないのです。
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過去に某所で全早慶戦を企画された方々は、入念に準備されていました。
他の地域で開催された全早慶戦に一年前から視察団を送って、試合の運営方法、時間割等々を、ストップウォッチを片手に綿密に調査。
開催地ゆかりの早慶の野球部OBを始球式に招いたり、地域の早慶のOB組織の席割りを事前に決めたり…
早慶戦は、早慶を招いて単に野球の試合をするだけというような安直なイベントではありません。

また、全早慶戦は前座なしで1日1試合だけというのが標準形です。
もし、前座の試合も行うならば、例えば、慶応志木と早大本庄がやる、あるいは、川越市内の高校同士で対戦するというカードが全早慶戦にはふさわしいものだと思います。

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川越では、試合の合間に出場選手にグラウンド整備を強制したり、
あるいは、校歌斉唱中に、球場職員が平然と「アー、アー、只今マイクのテスト中」とやらかしたり、
アナウンス嬢の雑談が試合中に場内放送で流れたり…

大学野球を全く理解していない方々による非常識な大会運営に、4校の野球部が振り回されるという、とても残念な1日になってしまいました。

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もっとも、時おり戸惑いを見せながらも、選手たちは頑張ってくれました。



写真は、前田将希くん(ENEOS)、佐竹くん(トヨタ)、田中幸長くん(トヨタ)

前日から東伏見入りして準備した彼らは、久し振りにWASEDAのユニフォームに袖を通して、とてもハイテンションになって試合に臨んだそうです。

彼らのユニフォーム姿を見ることができて、とても嬉しかったです。

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翌日の8月26日(日)は、土曜日が雨天中止となった場合の予備日となっていました。
したがって、同じ立場でスケジュールを空けていた東京国際大学と練習試合が行われ、0対1で早稲田が敗れました。
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第二回・高校生練習会

2012-08-25 09:29:46 | 大学野球
昨日は、この夏2回目の高校生練習会でした。

参加者は20名程度。

一回目の練習会に続いて今回も参加してくれた、早稲田を熱烈に志望してくれる選手、

あるいは、甲子園での戦いを終えて、急いで東伏見に駈けつけてくれた選手

トップ・アスリートたちにとって、早稲田の入試のハードルを越えることは簡単ではありません。

学業の内申点、スポーツの個人の技量、公式戦でチームでね実績、そして彼らの高校と早稲田との過去からの縁の深さ等々、
個人の熱意や努力だけでは決まらないのが「推薦入試」です。

ペーパーテストで一発勝負という一般受験の方が、自分1人の努力で結果が出ますし、やり直しもできますから、よほど気楽だと私には思えます。
(><)

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さあ、これから川越に向かいます。
もちろん全早慶戦の応援です。

とてつもなく暑そうなので、色々と準備してまいります。

しかし、彼らの必死の表情を見ていると、こちらも親類のような気分になってきます。
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JX-ENEOSに敗れる

2012-08-23 23:45:14 | 大学野球
本日行われたJX-ENEOSとのオープン戦は、1対4で早稲田が敗れました。
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明後日、川越で行われるオール早慶戦では、OBから佐竹くん(土庄高校-早大-トヨタ)、田中幸長くん(宇和島東-早大-トヨタ)、前田将希くん(早実-早大-ENEOS)という懐かしの面々が招聘されているとの噂です。
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ところで、私の姓はどちらかといえば珍しい部類であり、同姓の方には、なかなか出会いません。

小学校でも、中学校でも、全学年を見渡しても同姓の人はいませんでした。

ところが、昭和46年に都立青山高校に入学し、生徒名簿が配られた時には驚きました。
各学年に同姓の方がいたからです。

一学年先輩の同姓の方とは、バレーボール部で一緒になりました。

その先輩は身長が180センチを超える立派な体格で、一方の私はチビスケ。
そんなわけで、クラブ仲間の中では、大政・小政(おおまさ、こまさ)というような呼ばれ方を、高校卒業後もされていました。

その先輩は、東京外語大に現役合格されて、卒業後は大手電機メーカーに就職されました。
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社会人になって数年経ったある日、突然、我が家に何本も電話が青山高校OBから架かってきました。
「ay、元気か」
「ay、最近どうだ」

何本も同じような電話が続くので、理由を尋ねてみたら驚きました。
「バレー部にいた○○が急逝した」という知らせが同窓生の中を駆け巡っているというのです。
そして、それを耳にした人の多くが、「バレー部の○○といっても、どちらの○○だろう?」と戸惑い、我が家に電話をしてきてくれたというわけです。

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同じくバレー部で一緒だったKくんも、同姓の青高生と間違えられた経験があります。

高校三年生の3月、国立一期校の合格発表があり、東大の合格者名が高校別にサンデー毎日に掲載されました。
その年の青高からは40人ぐらいの東大合格者がいて、そこにKくんと同姓の同級生の名前もありました。

もっとも、Kくん自身は一橋大学を受験して、失敗していました。
しかし、近所の方々が、てっきりKくん自身が東大に合格したと勘違いして次々に「おめでとうございます。」と家にやってくるので、Kくんのお母様は「あれはうちの息子ではありません」と釈明に終われ、Kくんは二階の自室でフテ寝…

Kくんは、この時の屈辱をきっかけに、志望校を一橋から東大に変更。
翌年に、見事に東大に合格してサンデー毎日に掲載されたのでした。

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こんな昔のことを思い出したのは、先の軽井沢キャンプの際に立ち寄った御代田のコンビニのレジで、同姓の店員さんに出会ったからです。

店員さんの胸の名札に気がついた私が話しかけました。
「私も○○なんですよ。」

そして、自分の両親や親類の出身地がどこだ等々、そんな話題で盛り上がりました。
(*^_^*)

もし来年の夏も御代田町でキャンプが行われるならば、あの○○さんとも再会したいなあと考えたりしています。
Comments (2)
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東洋大学に勝利

2012-08-22 22:14:32 | 大学野球
本日行われた東洋大学とのオープン戦は、4対3で早稲田が勝ちました。

まだ半端ではない暑さが続く東京ですが、選手の皆さんが逞しく戦ってくれているようで、とても頼もしいです。

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さて、この夏は、中国・韓国との国境問題という、実に厄介な問題が注目を浴びる展開となっています。

「ナショナリズム」に関する話題は、ややっこしくなりがちです。

男性も、女性も、
お年寄りも、若者も、
左翼も、右翼も、
富裕層も、庶民も、
高等教育を受けた人も、そうでない人も、

日常生活においては利害対立する立場の人たちが、こと「ナショナリズム」ということになると、呉越同舟という感覚となり、パワーが一点に集ります。

中国とも韓国とも、日常業務で当たり前に接している私は、現在の状況に戸惑うばかりです。
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外交には全く疎い私です。
しかし、様々な国籍、多様な人種の人々と働いてきて、それなりに経験と知恵は身につきました。
それは次のようにシンプルなモノです。

国籍、宗教、性別、年齢に関わらず、組織における上位者を、素直にリスペクトする

自分よりも年長者、あるいは家族持ちの人に対しては、自分よりも職位が下でも、オフの時間ではリスペクトする

お互いの利害が対立する場面で、相手の非を指摘することで自分を正当化するというような方法を決して採らない

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中国や韓国との外交問題においても、例え相手が日本を批判してきても、それに感情的に反発して相手側の非を糾弾するのではなく、ぐっと堪えて自らの正当性を淡々と主張し続ける。

その一線を踏み越えると、ろくな結果を招きません。

主張すべき自らの正当性は、きちんと主張する

しかし、どんなに政治やメディアが民衆を煽っても、
どんなに沿岸警備の最前線で火花が散っても、

市民レベルにおいては、東京六大学野球におけるエール交換の精神を決して忘れないことです。

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東京ガスに敗れる

2012-08-21 21:53:16 | 大学野球
本日行われた東京ガスとのオープン戦は、4対6で早稲田が敗れました。

社会人チームに勝つことは簡単なことではありません。
高校時代に野球雑誌で「ドラフト候補」と持ち上げられた経験を有する選手の少なくない早稲田にとって、自分たちの現状の実力と課題を客観的に把握する良い機会だと思います。

そして、社会人チームを慌てさせるような力強い早稲田を目指してもらいたいです。
今のメンバーならば、決して夢ではありません。

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週ベ今週号に、早大・軽井沢キャンプのレポート記事が載っています。

軽井沢キャンプ復活の理由を問われた岡村監督の答えは、
「場所にこだわったわけではないですが、涼しくてあまり遠くない場所だから、できれば軽井沢がいいな、と」

岡村さんは、早稲田の伝統を尊重されますが、同時に、実に合理的な思考をされる方です。

例えば、「早稲田精神」といっても、大学生活を過ごした時代ごとに、その具体的な内容は微妙に異なります。
その違いをきちんと受けとめて、適切に咀嚼して部員たちに伝えていく。
かたや、様々な世代のOBからも理解と協力を得る。

そのあたりが岡村さんの腕の見せ所ですし、岡村さんがお得意とされる分野だろうと私は思います。

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もし来年も越生学園から施設をお借りすることができるならば、沖縄と同様に、主力投手陣の先乗りがあるかも知れません。
サブグラウンドもあるので、帯同メンバーの増員もあり得ます。

そして、今回の軽井沢に駈け付けてくださったホンダの開田選手のように、社会人チームで現役で活躍するOB選手の皆さんにも、もっとグラウンドにおいでいただけるようになったら嬉しいです。

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