あと十日ほどでアメリカにトランプ新大統領が生まれる。これだけ予測の分かれる大統領も珍しい。政治には人生経験が有効だし誰にも影響があるから、誰もが発言できると考えている。経済に関してもある程度のことが言える人は多いだろう。医療にも経済的側面はあり、その糸脈を取っている私にも某かの感触はある。
勿論、諸説は玉石混淆で内容に優劣はあるが、専門家の予測が正しいとは限らないのが面白いところだ。文藝春秋辺りに、専門家の今現在の予測を記録し、一年後二年後四年後に検証する企画を立ててほしい。政治ではなく言い訳の専門家であったことが判明する人も多いだろう。
トランプはビジネスマンなので損得で動く、だから経済が好転するようなことを言われる専門家が居るが、ネズミ講のようなことを言わないでと思う。次から次と目先の損得で動いて行けば、巡り巡って尻に火が付く。勝ち馬を見極め勝ち馬に乗ることだけを考えるのは政治家の仕事ではない。経済人だって、顰蹙を買い信用を失うのではないか。
色々な予測に私も加わりたい。一年は上手くゆくが、二年目からは辻褄が合わなくなり、口先の言葉だけの言い訳や言いがかりが出てくるだろう。三年目には不吉な予感もする。強力なアドバイザーが出てこないと悪いのはいつも他人の大統領では四年目はないかもしれない。
私の予測はこうして記録に残るので、後から検証可能だ。素人ではあるが既にいくつかの予測を当ててきた。
勝ち馬に乗ろうとするだけでは本当に目先が利くとは言わない、世に潜む百万人に一人の資産家は勝ち逃げができるのだ。私ごとき十人に一人の小金持ちは、地道に働くしかない。
