街中、旧繁華街、では気軽に晩飯が食べられる店が殆どない。はっきり言って二人で三千円程度で食事をしたいと思っても、居酒屋形式の店が殆どで和食でなくてもお通しが出てきて飲み物は何にされますかと聞かれる。お通しは要らないお茶で良いとは言いにくい雰囲気が色濃く漂い、つい生ビールなどと言ってしまう。安く抑えようと注文しても二人で五千円以下は難しい。気の弱いお客の私にも悪いところはあるかもしれないが、街中で晩ご飯を手軽に食べるのは難しい。とにかくガソリンに負けずお品書きの値段が上がっている。
凡庸な岸田首相の考えを忖度すれば外食は控えればいいが、ガソリン使用は控えにくく政府の評判が落ちるので補助金(既に6.2兆円で税収から支払われる)を延長してガソリン元売り会社に支払い、値上がりを抑えることにしよう。
何故こういうことをするのか?。ガソリンには40%以上の税金が掛かっている。儲かっているガソリン元売り会社に補助金を出して税金を使うことはないと思う、ガソリン税を下げればいいのではないか。庶民を守っているような振りをして、実質は大企業財務省既得権益を守っている。力ある野党が居ないのは遺憾だが、それでも痛いお灸を据えないと格差拡大弱者切り捨ての日本病は重症化する、世界にはもっと重症な国が多いというのは言い訳にならない。