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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

なんだか長い名前だ

2012年07月12日 | 政治経済

    

 国民の生活が第一党が立ち上がった。寿限無ほどではないが、何だか長めの名前だ。当たり前のことを主張しているようだが、既成政党では国民の生活が大切にされていないという主張なのだろう。

 鉄面皮の野田首相は国民の生活が第一などというのは幻想だったと当選の根拠をないがしろにする発言をしている。一議員としてさえ任期中に宗旨替えを嘯くのは問題があるが、まして首相の立場にある人の発言とは思えない。まあ、建前として理想を語ったのではなく本音だったのが挫折して考えを変えた?というところは偽物ではないと評価できるかもしれないが、それだけ国民には手ごわく既得権側には頼もしいということだろう。

 国民の生活を維持するには既得権の力を温存しパイの分け前を貰うのが有効なのか、国民が主人公となり生活を維持するのが正しいのか。これはいつまでもすれ違う主張だ。

 唯、既得権側も正しいとは考えていないだろう。能ある鷹に任せるのが一番有効だと主張しているわけだ。国民側も国民が主人公なのが正しいとは思っていても、果たしてそれで生活を守ることができるかには一抹の不安があるだろう。

 そのことをきちんと自覚して歩み寄れば道は開けると思う。国民の生活が第一党を小沢新党と呼んで小沢を誹謗すれば、国民の生活が第一などと言う青臭い理想?党(コバンザメやハイエナの生きにくい世界を目指す)は潰せるだろうと立ち回るコバンザメやハイエナジャーナリズムこそ糾弾されるべきだ。(これは譬え、コバンザメやハイエナの為に弁明)

 立ち回る蒙昧をかいくぐって漸進したい。国民が主人公であるために、当事者精神を発揮して、自分たちを守る社会の姿を見出すことが今求められている、と町医者は診断している。国民生活が第一党は重要で期待すべき一勢力と思う。

 

 


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