今日の考え事〈applemint1104〉

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「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」最終話の感想

2021-03-19 13:06:10 | ドラマ

最終回まで見てしまいました。最終話はうまくまとまっていましたね。さすがベテラン脚本家。
碧が色々な男にもてて、モテ期が訪れる、と。
モテると言うのには事情があり、闇雲にモテていたわけではありません。

碧は一週間だけつきあって蒸発してしまった男、風雅が別の女に産ませた子を引き取って育てました。それが空です。
風雅は漂流のような生活をしながら空の存在を亡くなった女性の手紙によって知りました。それからずっと空の事を考えていた。
しかし突然尋ねて来た空と碧によって、心が動いたのでしょう。二人の住むすずらん町へやって来て住み着き、二人に接近?した。
そして碧にプロポーズしました。自分と一緒に沖縄に来ないかと。

一方碧担当の漱石も移動になりました。ニューヨークです。
彼からも碧は一緒に来ないかと誘われました。

今回は、彼らの行動で一度は気持ちが揺らぐものの、空の話を聞いて碧は自分の気持ちに気づきます。
空が碧に、もし自分が3歳の女の子で前に茨の道があったとしたら、振り返ったときに後ろにいるのは誰かと問います。
想像した碧が振り返るとそこにいたのはゴンでした。ずっと長い間碧を見守ってきて何でも知っている落ち着く存在です。
ゴンと風雅はおだやでケンカをします。一方的にゴンが風雅に殴りかかります。
そして口を滑らせます。「碧と空は渡さない」「碧いは俺のもんだ!」と。
はっきり言ったもんですね~!
空は、実は風雅がわざとゴンにけしかけたのだろうと言います。碧が本心を確かめるために。
やるか?そこまで。でもこの中ではどうやらそうらしいのです。風雅はゴンに一芝居打ったのでした。

半分沖縄へ行こうとしていた碧は断念しました。漱石にも別れを言いました。
そして「漱石のお陰で自分は書くことを頑張って来れた」と。なるほど仕事を導いてくれた恩人でもあるわけです。
だから「いつまでも決して漱石の事を忘れない」「私のことも忘れないでね!」
と漱石の足にすがって泣きます。おいおい足はないでしょ(笑)

空は受け身です。渉先生は「自分に気持ちがないよね」と空に言い、その通りだと空は認めます。
渉は「放したくない人は守らないと行けない」云々実に細かく、空の心の解説(光の援護)をするのでした。このドラマ、男が主人公二人の代弁者なんだよね。

風雅はすずらん町を離れていきます。風雅は碧とよりを戻したいと思い、また空とはちょくちょく会えるのもいいと思ったと本音を漏らします。
最後のシーンは親子三人で写真を撮り、風雅は去って行きます。
そしていよいよジャンプの新人賞に出した共作の漫画の発表です。
なんと!二人の漫画は「努力賞」を取りました。
題名が陳腐ですが、努力賞は妥当ですね。大賞だったらわざとらしいもの。

フワフワした世界でした。碧がなぜこんなにモテるのか不思議ですが、数百万部を売るベストセラー作家です。そりゃ名声ありますもん。
男たちが近づくわけです。そういうのを踏まえて見ないと行けません。普通のシングルマザーの話ではありません。
フワフワしててもいい理由があるのです。

浮世離れした人達ばかりで、ズルい人も悪い人もいなかった。
いつも内面を語る繊細な登場人物に耳を傾ければ、嘘は言ってなかったです。
終わってみると光の家がどうなったか気になります。あの母親が…。

最後悪くなかったですね。
エンディングのキレイな歌が全てを昇華してくれました。撮影風景のショットも良かったです。
皆楽しそうでした。何となく納得させられました。

春ドラマがゾロゾロ終わります。
今季はしんどいのはスルーしたから、少し物足りませんでしたが、外も春めいてきて理由もなくソワソワしてきました。



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