今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「グランメゾン東京」最終話の感想

2019-12-31 13:30:59 | ドラマ
年末で大掃除や年始の準備で慌ただしく、なかなかテレビをじっと見ている暇もないですが、そんな事を言いながらとうとう大晦日になってしまいました。
「グランメゾン」終わって何日か経ちますけど感想を書き残してみます。
 
令和元年を締めくくる年末にまさかのどんでん返しはないだろう、しかしそこに到るまで妨害やハラハラの展開がある筈だ、と思っていましたら、やっぱりでした。
和芹が手に入らない、そして意外にも敵に塩を送るような助けがガクからありました。
 
ミシュランの調査員が来る前に、どれをディナーのメインにするかグランメゾンではスタッフ全員が話し合いました。倫子の魚料理か尾花のマグロ料理か。
ほぼマグロ料理に決まりました。
が当日ミシュラン調査員が店に来た時、倫子はメインを自分の料理にすると急に変えたのです。尾花は怒り、エプロンを外して店を辞めると出て行きました。

ミシュランの星の発表がある日、尾花はこっそり会場の外で結果を待ちました。
毎年星が取れるかどうかは補償がないのですね。今まで取っていた店でも、過去の星を全部取り消される場合もあるとか。
そこで日本の店の星を発表されるのですが、一店舗ずつ発表する中、最後の最後にフレンチ部門でとうとうグランメゾン東京がが三ツ星を獲得しました。
 
そこからは歓喜の嵐です。倫子の願いは叶えられました。あんなに渇望していた星三つ。でも自分の力では無理だと。
尾花の天才的な腕にはかなわないと信じていた倫子。それがとうとう願いを果たしたのです。
尾花と倫子は会って喜びを分かち合います。そして尾花は倫子の前から消息を消します。
後に尾花は前に出て来たあのレストランの親爺さんから一時的に店を預かって働いいました。二人は新たに世界に向けて頑張って行こうと約束します。
 
終わってみれば、どうやら尾花は倫子を陰で育てていた。
そして腕が上がるのを見届けて手放したという風になっているのですが、いつどこで育てていたのか、それとも元々そういう優秀な腕を持つ倫子が環境によって延びたのか、そこは分かりません。
が急に劇的に腕が上がった感じです。
それはどうやら尾花が初めから企んでいたこと、倫子を育てるのが目的だった感じです。
どうも尾花は倫子が星のプレッシャーに負けないように、自分がまぐろを研究している間倫子に色々なレシピに挑戦させたらしいですね。
 
すると、尾花はとんでもない犠牲的精神を持った天才シェフということになります。
アレルギーを起こすナッツを仏要人の料理に入れてしまった件で三ツ星店を追われ(実は尾花が平古を庇った)、一匹狼となって寝床にも事かく生活を送り、東京で何もない所からフレンチレストランを始め、相棒を育て念願の三ツ星を貰うまでになった。
その業績を全て譲りまた一から新しい環境へ飛び込んでいく。
という、今までの主役とひと味違う潔い男だったということです。
 
私がキムタクドラマや映画に注目するのは、キムタクという時代を席巻したスターに、制作側の方ではどんな脚本や役を用意するんだろうということです。
おそらく、今までやったことのない、新しい役柄を用意するはずです。
キムタクがどんなに老化しようが、スターに変わりありません。制作側にとって賭けるに価する俳優なのです。
今回やっぱりなと思いました。単なる成功物語りじゃつまらないでしょう。
天才の腕を持ちながら脇役に徹し回りを引き立てる、犠牲になりながらそれを表沙汰にしない男気のある清廉さ、それは今までに無いキャラクターです。
本当にこういう人がいたら悲しいけど…

本気の舞台作りと豪華脇役に局側の意欲が感じられました。カッコ良かったですよね。
でもライバル店の人の多さなどもっと人を整理すれば分かりやすくなったんではないでしょうか。
 
配役では鈴木京香さんが光ってました。ああいう、自信なさげで気の弱い、そしてどこにでもいそうなキレイめで中途半端な感じはなかなか出せるもんじゃありません。またリンダの冨永愛さんも凄みがありました。
ホントに怖かった~!(自分だけ?)
あと玉森さんが存在感がありました。若さですね。
 
まぁ私の解釈が外れている可能性は大ですがともかく感じた事だけ書いてみました。
年越しの準備もほぼ終わり、後はおせちの到着を待つだけです。
色々ありましたが、令和元年も穏やかに過ぎようとしています。
それではどうぞ良いお年をお迎え下さい。
 

NHKスペシャル「東京リボーン第3集・輸送革命果てなき欲望との戦い」の感想

2019-12-25 14:56:34 | テレビ

日曜日の放送の時、見ている内に寝落ちしてしまいました。昨日再放送のを録画しました。

力の入った造りです。東京湾岸のラッシュ。外国から輸入品が運び込まれ、コンテナが山と積み上がっています。
それらを輸送するのに大変な混雑が起きています。 また空港も同様です。海外から日本に来る人々が年間1400万人だそうですが、それをこれから2500万人に伸ばそうと政府は計画しています。 旅客機が2分に一回離着陸する忙しさ。管制塔も神経戦です。 東京に物と人が集中し、大混乱している。
それを何とか切り抜けようと様々な方法が考えられ実行されようとしています。

まず輸送革命ということで今回番組が取りあげたのは今の大渋滞を緩和するためのトンネル、交通の大動脈を海底につくるという工事です。
海底20mに約Ⅰキロの地下道路を作るというのです。
その方法ですが、ななんと134mの土管のような通路を7個、そのまま海底に沈め埋め立てるのです。
沈埋函という工法ですが、普通10年かかるところを4年で完成させようとしています。2016年に始まりもうすぐ完成です。
番組は7個のうち5個が埋め立てられそこから最後の函が埋められ、全部が繋がるまでを追っていました。 最後の函は数ミリ単位で微調整し2センチ以内の誤差で苦労の末完成しました。

函がちゃんと接続しているか観察するのは潜水士です。東京湾の濁った海水の中で、見えるのが視界30センチだけという中で観察し、技士に報告します。
もぐっていられるのは25分だけ、一日二回。それを4人でやり遂げるのです。

東京湾はどんどん埋め立てられて新しい土地が出来ています。それは東京湾の汚泥を吸い取った泥土で埋め立てて作っているのだそうです。
汚泥は荒川とかの都内の川から流れ込むのだそう。東京湾は水深16mという浅い湾です。
何十年かしたらすべて埋め立てられてなくなってしまうかもしれないそうです。

輸入されたコンテナを運ぶ人たちの職人技。それを運んでいくドライバー。渋滞が日常です。
分かってはいるけれど、東京の一極集中振りが極限まで来ていてあらゆる工夫をしても間に合わない様子が見て取れます。

土木工学っていうんですか、普段の私たちには知ることのない世界でした。
が、見ていて「なんでこれまでして東京に何もかも集めなきゃいけないの?」 と苛立ちと疑問で一杯になりました。
輸送革命と言うけど、だったら地方にその役割を分担させればいいだけじゃないの?

仙台とか名古屋とか、青森とか。
色んな政治の機能と産業の機能をあちこちに移動させれば、こういうウルトラ技の工夫は要らなくなるのでは、と思いました。
政治の足りない所を技術の力で終らせてるような気がしました。

海底20mに地下道の筒を沈めてつなぎ合わせる。 それをやってしまうゼネコン、海洋技術。
すごいけど、無理しないで欲しいと思う。
出生率が落ちてるのも東京一極集中が原因してる部分もあるでしょう。 マンションすごく高いですもん。子供二人くらい養える値段でしょ。
それを一生かかって払わされる… そりゃ仕事の奴隷にもなりますわ。

途中から「首都機能移転すりゃこういうの半分くらい要らないのに」と思えて見る気が減退しました。
アキラの独り言はカッコいいけど、こういうものを作る原因が国民が物を欲しがりすぎるせいだとか言っていて、白けました。
そうじゃないだろう~!

東京リボーンはあと一話あるようです。来年の2月、「1964年の遺産」だそうです。
これはちょっと今までと違う内容みたいですね。それとも今までの総まとめかな?


「Doctor-X」最終話の感想

2019-12-23 15:21:36 | ドラマ

最終回はずっしりと見応えがありました。 少し前になってしまいましたが…

ニコラス丹下という元副院長ですが何かの疑惑で刑務所に入っているのですね。心臓が悪くて倒れたりしています。
美知子たちが調べたところ、先天性心疾患とのことです。 左右の心室が入れ替わってるのです。このまま放っておくと死亡し、また手術するにもその方法はないと思われます。

今回は東帝大病院に入院している少年吉行の話もあります。彼はピアニストですが、難しい病気に冒されています。
大門未知子が手術をしました。予想以上の症状です。皮下だけの腫瘍を取るはずが、大門は全摘をしてしまいました。 すると当然少年の片手の指は動かなくなりました。少年は絶望して未知子を責めます。

同僚の原も未知子をなじります。手が動かなくなった、つまり手術は失敗だと。
しかし未知子は「あんた、今しか考えていないじゃん!」と捨て台詞を吐いて立ち去ります。 (どうしてきちんと説明しないのか)
一方、院長の蛭間は、東帝大病院の乗っ取りに画策します。 事務長の鮫島が蛭間に、ファンドを設立して出資をつのり、蛭間が病院を乗っ取るという計画です。
鮫島は着々と実行を進めます。そのチャリティーコンサートに吉行少年が選ばれました。 片手がまったく動かないと思われた彼は、コンサートの途中から両手で演奏し始めます。 みな拍手喝采です。未知子の手術が正しかったのを証明したのです。

未知子はニコラス丹下を助けたくてしょうがありません。実は昔ブラジルで二人は会っていたのです。
助かりそうにない子供から先に治療していた未知子。丹下は未来の子供達にチャンスを与えたいと、ピアノ少年の吉行にも支援をしていました…

今回はまったく治療不可能な病気に立ち向かい、術式もない、手術しても成功率は0という難しさに未知子は頭を抱えます。
院長に丹下の手術をさせて欲しいと直談判しますが、院長は拒否します。そしてそんな事をしたらクビだと喚きます。

今までとは勝手が違う、救いのない、方法が見当たらない病気。 手術を敢行したとしても一人では出来ない、何人かの協力がないと出来ません。

そこをするのが未知子です。許可無しで手術室に入り勝手に始めます。
しかし、同僚の外科医たちが次々に手術に加勢してくれました。 それでもまだ先が見えなくなり立ち往生します。
すると、ななんと! ユースケ演じる潮が登場します。彼はAIにこの病気を教え込み、未来の手術案を提案させました。 AIはスラスラと答えます。
未だかつてない、術式。しかしチーム一丸となってそれに挑みます。 とうとう手術は成功しました!

なんと感動的な。発想が凄い。ここでAIとは!

当然のごとく、協力した外科医たちと未知子は解雇されてしまいました。
おまけに東帝大病院はファンドの手に渡り、よそから来た新しい院長から蛭間も辞めさせられてしまいました。
その後みなそれぞれの道を歩み始め、未知子はどこか田舎の医者となりました、という内容でした。

今までの総括とも言える大がかりな話です。悪者は退治され良い人は報われ、東帝大病院は更地にされたようなものです。
令和元年の最後に相応しいハッピーエンドになりました。

こんなに固い表情の未知子を見るのは初めてです。 今まで半分ふざけきった役柄でしたけど、本気の彼女が見られました。
天才医師にも悩みはあるし、日々挑戦です。その中で医師同士の友情や色んなものを破綻なく見せて貰いました。

ドクターXはややマンネリ化していましたが、たまにあるシリーズが未知子の能力への新しい挑戦となりますように、次のシリーズを期待したいと思います。

 


伊藤詩織さんのニュースについて思ったこと

2019-12-20 10:45:17 | ニュース
伊藤詩織さんのニュースで色々考えた事を書いてみます。
まず刑事裁判で山口さんは不起訴だったのが民事では伊藤さんの勝訴となったのですが、釈然としない事件だなーと思っていました。
勝手なことを書いてみますが、私の独断と偏見なので大目に見てください。
 
まず普通の性犯罪ではなく、山口さんと伊藤さんは仕事の相談をして何軒か飲食店を回り、その挙げ句泥酔した伊藤さんを山口さんが運んで自分のホテルに連れ込んだ。
最初山口さんは介護の意味だったけれど、翌朝ムラムラとしてつい手を出して性行為に及んでしまったというのですね。
しかし男性は同意のもとだと思い、女性はまったくその気がなくて強引に暴力で手込めにされたと思った。
これはお互いに全然すれ違っていますね。
 
分からないのが詩織さんの行動です。なんで仕事の話なのに呑まれるまで飲むか?
そしてホテルへ入っていることです。
泥酔したといえ、ホテルの部屋へ入るかなぁ。密室に男と入った時点でアウトでしょ。

未成年者ならともかく成人した女性が、あんまり不注意ではありませんか。
伊藤さんは介護してもらい吐瀉物を始末して貰っている。そして明けがた山口さんが行為に及んだんでしょ。
うーん、どっちもどっちじゃないのかなぁ。
 
男っていうものは、たとえ歳を取っていても、本能はギラギラ子孫を残す気満々なんだから、常にそれを念頭に置いてないといけません。
未明でも気づいたら逃げて帰れば良かったのに。
 
私の回りでも性被害に遭った人は結構います。でも彼女たちは、それを訴える事と未来を含めた自分に係るダメージを秤にかけて、どっちが賢明か考えるんだよね。
そして、一般人は大抵忘れる方を選びます。
それを言ったり訴えたりしたところで、女性の人権になにか寄与出来るとも思えないし、大体普通の人はそこまで悲壮感持っていません。

やっぱり伊藤さんはジャーナリストという仕事に賭けたんでしょうか。
そして相手が一般の名もない男だったら華麗にスルーしていただろうけれど、相手がワシントン支局長で、保守派で安倍さんの重要なお友達だったというのがポイントです。
男女関係のもつれを、大義に持ちこんだ。
女性の人権が守られていない日本と世界に訴え、相手が不起訴になれば政権が動いて止めたと思わせられる。
 
私は伊藤さんの涙を見た時に「ああ本当に悔しかったんだな」と表情から感じました。多分引けなくなって背水の陣で戦ってきたのでしょう。
つらい悲しい思いをしたんだと勇気に感服しました。
 
でもそんなに簡単に女性の人権とか性被害に同意は出来ません。
男はそもそも女に欲情し、自分の子孫を残したがる生き物です。どんなチャンスも見逃しません。
女性はそれなりの心がけが要ります。
若い女は車で連れ去られて山の中でレイプされ殺害されて捨てられてもおかしくない存在なのです。
(言い過ぎか?)
それならそれで危ない行動は慎みましょう。
地震や洪水、交通事故は対策するのに自分の身を守らない人はいつ災難が降りかかっても文句が言えません。
 
最後にこれだけは言っておきます。
伊藤さんの身になってみれば、一番嫌だったのは20や30も年の離れた親爺に犯されたことなんだろうな。
女にしか分からないと思いますが、20代の女性にとってそれがどんなに気持ち悪いか、屈辱的なのか言い表す言葉がないです。
それはホントに同情します。
 
しかし山口さんも、これで人生の実績の大半を奪われましたね。
この事件は多くの教訓があったのではないでしょうか。

「4分間のマリーゴールド」最終話の感想

2019-12-15 18:17:13 | ドラマ
終わってみればなーんだという呆気ない結末でした。
人の最期が見えるという恐るべき超能力を持つ救命士みこと。何故見えてしまうのか一切の説明はなしです。
そして義兄弟の姉を好きになって結婚を約束する、その相手が沙羅。

一家は兄弟だけでこじんまりした家に住んでいる。ちょっと気が荒い兄と優し気な弟、そして絵を描く姉。
その中でぐるぐると色んなことが起こり進んで行く。
初回にみことが沙羅の最期を見たことで話が始まります。
その日は沙羅の誕生日だった、心電図がピーッとゼロになった映像、棺桶の中でマリーゴールドに埋もれて眠る沙羅の姿を見てしまいます。
みことのその能力は他人に対しても同様でした。今まで外れた事はない。
沙羅を好きになり、両想いになり結婚を意識するけれど、最期の情景をどう理解すればいいのか悩むみこと。
そしていつの間にか沙羅にもその事が知られ、家族一同ハラハラしながら前向きに日々を送っています。
 
ところが先週の終わりで急展開です。突然ダンプカーがみことの運転する車にぶつかって来たのです。
今週はそこからでした。
何とか沙羅に救命措置をして、救急車を呼び運ぶのですが、沙羅は頭部に怪我を負っており緊急手術をしました。
そこからずっと意識がなく寝たきりとなりました。ずっとモニターに繋がれています。
一方みことは復職し、仕事に励みます。が、沙羅の事が頭にあって自殺未遂者を仕事の範囲を超えて助けてしまったりしました。
そんな中、沙羅の誕生日が近づきました。
みことの見た映像が正しければ、沙羅の誕生日に沙羅は亡くなってしまいます。
みことはマリーゴールドの花束を手に病室へやってきます。
そこで見たものは…

ななんと、先生が「事故に遭った直後の対処が良かったから…彼女は幸運でした。あなたのような人がいて」と病室を去ります。
そして沙羅は目を覚ましました。
ドラマの終わる5分くらい前に急転直下の回復。

そして1年後二人は式を挙げ(救命士の制服がなんともカッコイイ!)5年後には小さな女の子がいました。
花火をしながら楽し気な兄弟と子供。平和な家庭の絵で終わりました。
 
たしか創作というものは「偶然の事故や事件で粗筋を急変させる」のは、やってはいけない不文律のようなものがあります。
批評ではこういうものに対してかなり強くけなされます。
ですがこのドラマではそれを当然のように使いました。事故といい意識不明からの回復といい作者のご都合主義です。
リアリティがないにも程があります。
 
でもそれほどイヤな感じがしないのは、福士さん、流星さんなどの爽やかな面子のせいでしょうか。
全部の回が最後の一点、沙羅が死ぬか生きるかに掛けた全力投球のような話でした。
 
まぁハッピーエンドは良かったです。これで死んだら時間返せの罵声の嵐でしょう。
しかし自分的には、いろいろ感じました。
義理の兄弟を好きになって結婚というのが想像できないのと、超能力の理由が説明されてないのでちょっと気持ちの悪いドラマでした。

ですが、タイトルの「4分間」というのがミソなんですね。事故に遭った直後の4分間の手当てが生死を分けるって言ってましたもんね。
先週からそれを強調していました。
つまりみことの予知能力も沙羅を救うためのもので、たまたま備わった運命的なものという意味なのでしょうか。
それなら納得できますね。