「グランメゾン」終わって何日か経ちますけど感想を書き残してみます。
和芹が手に入らない、そして意外にも敵に塩を送るような助けがガクからありました。
ほぼマグロ料理に決まりました。
が当日ミシュラン調査員が店に来た時、倫子はメインを自分の料理にすると急に変えたのです。尾花は怒り、エプロンを外して店を辞めると出て行きました。
毎年星が取れるかどうかは補償がないのですね。今まで取っていた店でも、過去の星を全部取り消される場合もあるとか。
そこで日本の店の星を発表されるのですが、一店舗ずつ発表する中、最後の最後にフレンチ部門でとうとうグランメゾン東京がが三ツ星を獲得しました。
尾花の天才的な腕にはかなわないと信じていた倫子。それがとうとう願いを果たしたのです。
後に尾花は前に出て来たあのレストランの親爺さんから一時的に店を預かって働いいました。二人は新たに世界に向けて頑張って行こうと約束します。
そして腕が上がるのを見届けて手放したという風になっているのですが、いつどこで育てていたのか、それとも元々そういう優秀な腕を持つ倫子が環境によって延びたのか、そこは分かりません。
が急に劇的に腕が上がった感じです。
それはどうやら尾花が初めから企んでいたこと、倫子を育てるのが目的だった感じです。
どうも尾花は倫子が星のプレッシャーに負けないように、自分がまぐろを研究している間倫子に色々なレシピに挑戦させたらしいですね。
アレルギーを起こすナッツを仏要人の料理に入れてしまった件で三ツ星店を追われ(実は尾花が平古を庇った)、一匹狼となって寝床にも事かく生活を送り、東京で何もない所からフレンチレストランを始め、相棒を育て念願の三ツ星を貰うまでになった。
その業績を全て譲りまた一から新しい環境へ飛び込んでいく。
という、今までの主役とひと味違う潔い男だったということです。
おそらく、今までやったことのない、新しい役柄を用意するはずです。
キムタクがどんなに老化しようが、スターに変わりありません。制作側にとって賭けるに価する俳優なのです。
今回やっぱりなと思いました。単なる成功物語りじゃつまらないでしょう。
天才の腕を持ちながら脇役に徹し回りを引き立てる、犠牲になりながらそれを表沙汰にしない男気のある清廉さ、それは今までに無いキャラクターです。
本当にこういう人がいたら悲しいけど…
本気の舞台作りと豪華脇役に局側の意欲が感じられました。カッコ良かったですよね。
でもライバル店の人の多さなどもっと人を整理すれば分かりやすくなったんではないでしょうか。
あと玉森さんが存在感がありました。若さですね。
年越しの準備もほぼ終わり、後はおせちの到着を待つだけです。
色々ありましたが、令和元年も穏やかに過ぎようとしています。
それではどうぞ良いお年をお迎え下さい。