いやーなかなか分かりやすく面白いドラマでした。
弁護士の麻生さんが、何でも屋で罪を犯してしまった祐太朗(菅田)のキャラクターを見こみ、保釈金を払って自分が引き受けます。
麻生さんには弟がいます。同じビルの地下の事務所でなにやら個人事業をしています。
どんな訳があるのか車いすに乗っていて、アプリを作っているプログラマーです。
依頼主に何かあった場合その個人のファイルを全部消す仕事をしています。
姉は弟の相棒に祐太朗を選んでサポート役に押しつけたのでした。(今まで何人も連れてきては上手く行かなかった)
ところが、この祐太朗という男、なかなか使えるのでした。使い走りとは言え機転は利くしフットワークも軽い。
たちまち圭司の仕事にぐいぐい入り込んできます。
周辺を探っていくと安岡が重大な事件を取材していたのが分かります。
警察の関係者の裏金工作です。ここには安岡のゼミの同級生、片山薫が絡んでいました。(この片山の存在が意味ないような気がしました)
データが安岡のファイルの中に保存されていたのでした。
そして、警察の悪い奴らと祐太郎、圭司の逃げる追うのハラハラシーンが続きます。こりゃアクションドラマですね~
間一髪で逃げ切りますが、車いすの圭司が意外な強さを披露します。
一体何者なんだろう?
ところがこの安岡にはまだ裏がありました。正義感の強い孤独な記者はいつの間にかゴシップを扱う三文記事の記者に成り下がっていたのです。
なんと、スクープを取るためにサクラをでっちあげ、フェイク記事を書き続けていたのでした。
息子にはそのことを伏せて、お父さんは素晴らしい仕事をした人だと祐太朗は教えるのでした。
視聴者には見えないのですが、姉の舞はそれを見て「今の彼からは想像できない」と言います。
「人は何人もの自分を持っているものね」姉が呟くと、圭司は「その中から残したい自分を残す。それが俺の仕事だ」と語ります。
にしては、好奇心に駆られて、消去すべきものを覗き見ているではないか。それじゃ仕事になっとらんじゃん。
ここに矛盾がありますよね‥。
番宣を見て興味を惹かれた男性諸君はちょっと期待外れだったのでは?
祐太郎は昔、何者だったのでしょうか。これからあっと驚く展開が待ち受けてるのでしょうね。