今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「シャーロック」4話の感想

2019-10-30 14:09:17 | ドラマ
友だちがディーンさまのファンで、私がセリフが棒なのを指摘しても「あの顔なら何でも許す」みたいな事を言って、このドラマにも熱が入っていました。
彼女曰く、「1話はすごく良かったのに2話3話がまるで駄目だった」と嘆きます。
そこで私もしっかり見てやろうと気持ちを入れ替えました。
 
感想です。
…すごい、事件の中にもう一つドラマが入っています。
ここだけでワンシーズンのドラマになりそうな。
今回はジムが舞台です。世界チャンピオンのボクサーが試合直前に失踪します。逃げた先で一人の殺人死体がありました。
なんと、ボクサー梶山はその被害者と因縁があったのです。その昔、15年前に梶山は中学の担任からこのジムを紹介されました。
素質を見こんだ会長が育て、世界チャンピオンにまで到達したのです。しかし、その裏には悲しい出来事がありました。
札付きの不良だった梶山と担任の細川優子は、恋愛関係にあった(多分)のでした。優子は梶山の子を妊娠。何も言わず梶山の前から去ります。
教師も辞めて一人で子供を産み育てます。
しかしある不幸な事故で頸椎を損傷し、闘病にもかかわらず亡くなりました。
その事故というのが村川という男のいたずらによるものでした。今回梶山が殺したと見られる男です。
つまり梶山は復讐のためにこの村川を殺したと推理されるのです。
…鋭い誉(ディーン、警察の協力者)はちょっとした物からこの事件の疑問点を見つけ、そこから真実へと迫っていきます。
例えばオレンジ色の傘やメッセージカードなど。それらは実は犯人がした偽装工作でした。
そしてご多分に漏れず意外な人物が犯人だったのです。

40分になるとドラマは急展開します。
ディーンは真犯人を言い当てます。まぁ、この辺りの見せ場がカッコイイこと。一人舞台ですね。
そうして、言い当てられた犯人はあっさりと本心を吐露します。色んな刑事ドラマ見てると、この急転直下の本音披露はお決まりですね。
今回もこのように叫ぶのです。
「俺はあいつに嫉妬していた!」「15年の間あいつを育ててきたけれど、まぶしくてまぶしくて、嫌いだった」「誰よりも憎かったんだよ!」
と、育成者にあるまじき言葉をぶつけるのでした。

つまり犯人のジムの会長は亡くなった細川優子が好きでした。
優子に頼まれて梶川を預かっても、本心は別でした。
梶山の子供を優子が妊娠したこと、チャンピオンになったことが許せなかったと言うのです。
だから梶山を殺人者にみせかけて犯行に及んだ。(梶山の息子までジムに入れてるんだからなぁ)

こりゃー立派な人間ドラマですな。三角関係と言っていいのか。
しかしそこまで好きなら優子さんにアタックしろよと言いたい。なんだかふぬけな男だなぁ。しかも心が狭い。
 
今回はこのような複雑なドラマを下敷きにした殺人事件の解決でした。
一部始終を短い間に説明して解き明かしてみせるというのはかなり難しい技です。よくやった。
登場人物が若い男ばかりで、違いが分かりにくくこんがらかりました。

筋書きはちゃんとしていて立派なものですが、見せ方がまずい。構成が悪いんでしょうか、見ていてパッとしませんね。
レギュラーの配役の性格が被ってるのもよくないと思われます。

ディーンさまと岩ちゃん、似てますよね。ディーンは傲慢で自信家、岩ちゃんは有能なのになぜかいつも不機嫌。
岩ちゃんじゃなくて若い女の子の方が良かったんじゃないでしょうか。それとも新鮮な若い男の子(ジャニの中から)だったら、ディーンさまがもっと映える気がします。
 
緻密に考えられたドラマなのは分かりました。引き続き期待を込めて見ていくことにします。
友だちはどんな感想でしょう。
もう次は5話なんですね、早いなぁ。

「同期のサクラ」3話の感想

2019-10-26 14:13:45 | ドラマ
だいぶ時間が経ってしまいましたが書き残しておきます。

1話ごとに1年進むという設定のため今回が入社3年目のサクラたちでした。
配属がそれぞれバラバラになってもどこかでまだつながっている同期の5人です。
仕事は順調で評判もいい百合が、仕事を辞めて結婚するというのです。
彼女は徹底した二重人格で、他社の専務の誘いも断らず出かけて行ったり、作り笑顔で大抵のことを処理しています。
が、本心は別です。ゼネコンの男社会を嘆き、自分のいる場所はここじゃないと仕事を諦めきっています。
そんな百合と、サクラは激しく言い争いをしてしまうのでした。
 
35分過ぎの屋上での言い合いが凄かったです。
結婚で仕事を辞めないで欲しい、もっと出来る事は沢山ある、留まって仕事をバリバリやって欲しいと言うサクラに
百合はこれ以上ないくらいの言葉をぶつけます。
「夢々夢々って馬鹿の一つ覚えみたいにうるさいわね!夢があるのがそんなに偉いの?夢がなければ生きてたらいけないの?」
「絶対無理。あんたの夢なんて叶いっこない」
「同じ空気を吸いたくない、さっさと田舎に帰ったら」
「あんたは可愛い小鳥のふりして人の頭の上に糞落として歩き回ってるだけだから!」
と言い得て妙なことを叫びます。(笑)

しかし、去りかけた百合に倍返しのような応酬が待ってました。
サクラは「ブス!」と何度もののしり(何度も叫ぶのはアドリブでは?)
「ここは自分のいる場所じゃないって言って現実から逃げてるだけ。きっとあんたは結婚しても同じことになる」
「じっちゃんが言ってた。種をまかねば花も咲かない。あんたは種もまかずに花が咲くのを期待してる」
「仕事に不満があるのは自分が努力してないだけ」
「つらいんなら、女性が働きやすい環境を作るためにあんたが頑張ればいい」
「無理して笑うのやめれ、そのまんまじゃあんたはブスになるだけ」
とあられもない言葉をぶつけます。
 
百合は激怒して決裂するのですが、さくらはじっちゃんからのFAXで意外な返信を貰います。
それは、
「いい人と出会ったな」「本気でしかってくれる人が本当の友人だ」「彼女と別れるな」というものでした。
それからも一悶着あり、寿退社することになった百合は最後の最後まで迷います。
そうして、意外にも百合は結婚を止め仕事を続けることになりました…!
 
最後にサクラに災難が訪れます。取引先の専務を怒らせたのが原因で、転属になったのです。
ななんと、ショムニみたいな窓際族ではありませんか。社史編纂室へ異動です…。
 
女の価値観がぶつかり合う壮絶な回でした。
入社3年目の女子社員の言える言葉じゃない。ベテラン人気作家だから書ける台詞の数々。みごとです。
 
1,2話目はこの異様な主役が鼻について、「またか」という思いになりました。
こういう主役しか書けないのか?それとも作者はなにか信念があって、こういうキャラを強引に出しているのか?
と真意を測りかねました。
走って行く姿がカホコそのものだし、アタルと同じく本音を無表情で淡々と語るのも同じです。
ですが、今回のサクラを見て「ああ、こういうセリフを言うのならこのようなキャラクターにならざるを得ないのか」と思いました。
キャラクター作りって高畑さん本人に任されているんでしょうかね?
 
所で、私はあそこまでしてサクラが百合を引き留めなくても良かったのではと思いました。
百合は「本気で叱ってくれる人」じゃないですもんね。叱ってはいないでしょう。
逆にサクラが百合に対して言ったのは完全に「叱る」でした。
百合にとっての本当の友人が彼女ってことですよね。
 
初めと最後に現れる今のサクラ。病室で生命維持装置をされて眠っています。
始めで何かありましたっけ?事故があったのか?
でもどこかで意識を回復しますよね。じゃないと、悲しすぎる。苦情が殺到しそうです。

「グランメゾン・東京」1話の感想

2019-10-21 11:21:39 | ドラマ
初回は忙しかったけれど、なかなか良かったと思います。

ドラマで目を奪われたのは3年前のパリでのレストランのロケです。要人達の昼食会の舞台がキムタクのいるシェフのレストラン。
イタリア大統領(フランス?)がナッツのアレルギーで倒れてしまったという不祥事に加えて、成り行きから政府関係者をキムタクの尾花が殴ってしまった。この件で尾花は「日本の恥」と揶揄され業界から排除されてしまうのです。
 
レストランと要人の護衛、昼食会などあらゆる道具立てが豪華で驚きました。
最初からこんなにふんだんにお金を使っていいのかと…
でもそれだけ力が入ってるから見る人を引き付けるのでしょう。
 
三ツ星に拘る早見倫子は三ツ星の店を作りたくて奮闘しています。パリのレストランで採用されかけましたが、不採用に。
彼女と出会った尾花は天才的な腕を持つシェフ。過去パリの二ツ星レストランで働いていました。
早見と一緒にレストランをやりたいと持ちかけます。
尾花が作る料理に感動しながらも、まだ信用するには到らない早見でした。
早見は「自分は三ツ星の料理を作る才能がない」と知るのですが、でも彼女は食べた料理の材料と調理法を正確に分析出来る頭脳がありました。
二人はお互いを認め合い少しずつ近づいていきます。
 
どうも尾花は仲間を庇って3年前政府関係者を殴り、結果として汚名を着てしまったらしいのです。
以前働いていた店は空中分解したもよう。その時の仲間はそれぞれ、尾花を憎んでいます。
そして突然現れた尾花に、元同僚達は動揺を隠せません。仲間だった京野に出会い、尾花は新しい店を共にやらないかと誘います。
が、その時の怒り具合は凄まじいものでした。
尾花が用意したお金をばらまき、悪態を思い切りつきました。
 
どこへ行っても同様です。キムタクはサンドバックになっていて、可哀想です。
転がり込んだ早見の家で尾花は少しずつ信頼を得ていきますが、とうとう追い出されてしまいます。
…最後は尾花に奇跡が起こります。京野と早見は尾花がシェフを務める新しい店に協力することになりました。
店の名は「グランメゾン東京」です。
 
趣向を凝らした料理、高級フレンチの店、ミシュランの星取りに知恵と情熱を傾ける経営者、
星に拘る料理人たち、など色々な題材をミックスして興味が尽きないように工夫されていました。
ストーリーや舞台に文句はないのですが、見ていて気になったのが、キムタクと京香さんの老け具合です。
京香さんは51歳にしてはかなりきれいな方だと思うのですが、元の声がだみ声なので老けて感じるし、キムタクはサーフィンのしすぎか肌の消耗がひどい。
そして今更ですが、若気の至り的な言動が似合わなくなっています。
せっかく大学教授や証券マンで脱キムタクしたのに、また元に戻っちゃったよ…。
 
ここでまた勝手な妄想を。
京香さんじゃないとしたら、誰が良かったか?考えてみました。
…中谷美紀とか、松雪泰子かなぁ。クールビューティ系の。もっとキラキラ感が欲しかった。
ですが、私が言っても仕方ないので、今後の京香さんの演技に期待しましょう。
日曜の九時粋、みんなが家にいる時間帯だからきっと視聴率高いだろうな。
他の曜日とはそもそも違う。ずるいですよね。

「G線上のあなたと私」1話の感想

2019-10-18 11:52:59 | ドラマ

題名が変なので期待していませんでしたが、最後まで見た後に何日かしてまた見直しました。
意外に良かったです!

モールのステージで演奏していたバイオリンの音を聴いて立ち止まって聞き入る3人。 彼らはバイオリン教室の体験レッスンを受け、そこから話が始まります。

それぞれ複雑な思いを抱え、G線上のアリアにインスピレーションを得てバイオリンを弾きたいという一心で集まった同士です。
レッスンが進むにつれ見えていくそれぞれの背景。

中川演じる大学生の加瀬はやりきれない思いを抱いています。兄の元婚約者が今教室で習っている久住先生です。
兄は久住先生と婚約していましたが、婚約破棄し、別の人と結婚しました。その人が妊娠したからです。
加瀬は久住に特別な思いを寄せています。
波瑠演じる木暮も、久住先生と似たような立場です。 彼女は結婚間際に急に婚約解消されました。ショックのあまり仕事も辞めてしまい、茫然自失のような気持ちで町を歩いていた時にモールで演奏を聴いたのです。 主婦の北河は、夫の浮気という辛さを何かで紛らわせたく、バイオリンを始めることにしました。

そんな事情を抱えた三人が、少しずつ近づいて行き相手のことを知り始めます。

女二人で加瀬の恋心をからかって盛り上がっているのを加瀬は聞いてしまいました。(このドラマ聞き耳が多い)
そこから仲間割れが始まり、木暮は加瀬に会いに行きます。からかったことを詫びこの出会いは運命的なものだと語ります。
それが付け足しなのは見え見えです。 木暮は「自分と久住は同じ立場だ」といいます。が加瀬は腹を立ててなじるのでした。
妊娠した相手と結婚するために婚約破棄される。そんな屈辱的なことをされた訳ではない木暮。 本当に彼が好きだったのか、好きなら他人の恋をちゃかすことなんか出来ないだろうと言うのです。

好きになった相手にそんな事をされたなら、もっとジタバタするはずだ、泣いて叫んで相手から嫌われてもそれをせざるを得ない嫌な人間になってしまう、そういう場面があなたにあったのかと 問うのです。
木暮は相手をぶっ飛ばしただけ。相手を責めたわけでもなかった。 「全然同じじゃなかった」と木暮は愕然とするのでした。

19歳なのに、27歳の彼女より客観的でしっかりしている加瀬。
波瑠の演技が軽いです。地でやってるのか?もう少し憂いがあっていいだろうに。
波瑠さんの役を新垣結衣がやってもいいかな?どっちも似た感じです。

最後の方で、木暮が二人に食い下がります。3人で発表会に演奏したいというのです。あと一月です。
女性二人はバイオリンが上達していません。ビブラートも出せていません。加瀬は猛練習して二人より先を行っています。
木暮が、二人を説得する言葉がジーンときました。
「27まで何が目的で生きてきたんだろう。自分は一体何者なんだろう」 「どう息をすればいいか分からないくらい、私には何もない」「前に進める物が何も無い」と。 でも、バイオリンを弾いてみたいと思った。それに頼って前を向くしかないと、真剣に語ります。
悲壮感に心を打たれます。

しかし19歳の加瀬はいとも簡単にこの言葉をコケにしてしまいます。
二人を丸く収める北河。発表会目指して練習することになります。

1話でこんな重要なポイントを見せてしまっていいのか?5話くらいの感じだろうと思いました。
不覚にも涙がポロリ(最近涙もろいなぁ)落ちました。
「大人の音楽教室は、楽しめればいい。これから何者かになるわけではない人たち。多分そう、これから先もずっとそう」
「でも、溺れそうな私たちが闇雲に掴んだのがバイオリンだった。私たちはこれにすがって、進むしかないんだ」
1話をまとめたクールなナレーションで締めくくられています。

最後になりますが、松下由樹さんの太りすぎた体格に呆れてどうにかしたらいいのに、と見ていました。
ですが、この容姿、どうも似た主婦が身近に何人も思い浮かびます。
わざとこういう体型にしているの?
そういう目で見ると、松下さんのセリフと演技が、一つ一つ丁寧に作り込まれているように感じました。
自然にやっていると見せかけて、計算。そしてこの役は実はバランスのとれた利口な主婦です。 さすがベテラン!

さあて、ここからどう進むのでしょう。
波瑠の役がどうも成長しそうもない感じなのが気になりますが、その懸念をぜひ打ち破ってほしいです。


NHKスペシャル「東京ブラックホールⅡ」の感想

2019-10-15 17:01:17 | テレビ

見始めてからあまりにどす黒い内容で、一体この番組は何を言いたいのか?と疑問に思いました。
来年のオリンピックに向けた国威発揚的なムードが嫌なのか、何なんだろうと不思議な気持ちになりました。

1964年の東京オリンピックの当時の雰囲気ですが、当時それに向けて国を挙げての大々的な目的がありました。高速などのインフラを進め競技場を作り都市化すること。 日本を先進国にする試みです。 戦後まだ先進国には届かなかった時代です。

日本はそれに猛進しました。

集団就職で東京に集められた若者は、低賃金で休みなく働かされました。 高速や競技場を作るために過酷な労働が当たり前でした。
補償はないも同然、安全はおろそかにされ事故が多発し怪我を負って身体障害者になった者もいました。 公共工事は2千件もありました。
汚職が発生します。建設会社、都庁、公団、国鉄に利権が群がりました。 過労で心を病んだ若者たちは新興宗教に入団して新興宗教は巨大化します。
働けなくなり、血を売って生活する者もいました。その売血の何十パーセントかはウィルスに汚染されていました。
工場からは光化学スモッグが排出されて子供たちの喉を傷めました。工場廃液はそのまま海に流され、生活排水も大量に海に流されました。
チフスやコレラ、赤痢が蔓延しました。

東京一極集中でモノ、ヒト、カネが集まり、光と濃い闇が発生しました。 当然人の心は離れます。
オリンピックの前年のアンケートによると、「東京オリンピックに関心がある」人は22%だったというのです。 6割の人が「オリンピックより前に、国にはすることがあるだろう」と考えていたと言うのだから驚きです。

(これはタイムスリップによって1964年当時に行った山田孝之が見た世界です。彼は工事現場や貸本屋で働き、満員電車の押し屋のバイトをしながら、バーテンダーの小雪 に愛情を注いできました)

私が感じていた東京オリンピックの背景とまったく違っていたので唖然としました。
恐らく地方にいて感じるのと東京とでは全然違った視点なのでしょう。

確かに、今の日本は様々な事が改善改良されてクリーンになっています。
今の日本は先進国ですが、50年前はそうじゃありません。 働き方も違うし、男女差別もあり、ヤクザや闇金融が徘徊していた。汚職もあり、環境衛生、医療の観念、何もかも違います。 50年以上かけて日本は少しずつコツコツと変えて来たのです。そこが日本の優れたところなのでしょう。
でもだからと言って55年前の日本を揶揄するような編集は乱暴だと思います。 オリンピックという括りで今と昔を語るのは無理があるのではないでしょうか。

今から考えると無法でメチャクチャだった1964年。そのカオスの中から何かが生まれ育ち今日に至ったのは確かです。
当時の日本の闇を描いた米国の作家まで出して「今回のオリンピックも、モノ、カネ、ヒトの集中で何かが起きる」と言わせています。

主人公のケンジが現在の日本に戻って来て、彼は一冊の漫画を描きます。小雪をヒロインにした1964年の話です。 今小雪は小さなバーを開いて生きています。
年老いた彼女とケンジは再会するのですが、この荒んだ1964年の話を清涼化してくれるささやかな物語りとなっています。

他にもライシャワーが切り付けられた事件、ニチボウ貝塚の女子バレーの優勝の顛末などショッキングな話題に満ちていました。
NHKの意図は何ぞや?と考えると…これしかないような気がします。
「いだてん」でオリンピック盛り上げに失敗した腹いせに、逆の物を作ってみる冒険を敢えてした、とは考えすぎでしょうか。