今週は進展がありました。
とうとう、姉妹の相手に本当のことがバレてしまったのです。
返信がなくて鐘子は丈の真意が分からず悶々としています。
丈の姉、灯里に鐘子が呼ばれていくと、実は鐘子のメッセージを読んだのは彼女でした。丈は写真撮影で連絡が取れません。
風太と会っている所を夫の賢治に見られます。
葉子は賢治にどうして風太のことを自分に聞かないのか問い詰めますが、賢治はずっと前から妻が男と会っていた事を知っていたといい、始めて激しい感情を露わにします。
葉子と風太は会って話し合います。風太の純粋で強い思いを感じながら、葉子はその思いを受け止める事が出来ません。
それでも気持ちが揺るがない風太は、若いながら風格を感じさせます。
葉子も鐘子のうっかりを責めず「どうせいずれバレると思ってたからいいのよ」と妹をかばいます。こういう登場人物の性格の良さが、別の意味ではちょっと物足りない、いい人だけのドラマになっています。
「婚活も失敗して何もない自分がたった一つ既婚者だって嘘をついただけで、あなたみたいな素敵な人と恋が出来た」
「ジョバンニたちみたいに本当の恋を見つけられるかなって思った」
「何度も本当のこと言おうとしたけど、私は何の魅力もないつまんない女だから、自信が無かった」
「何者かでいたかった。本当の私を知ってあなたがいなくなるのが怖かった」
「でももう嘘をつきたくない、私はあなたに本当に恋をしてしまったから」
と苦しい思いを話します。
この告白は良かった。客観的に自分を見ていて、恥も全てさらけ出した正直な告白でした。
…しかし、それとは裏腹に、返ってきたのは冷たい言葉でした。
「ごめんなさい、僕は不倫という関係がよかった」「帰る場所がある人と遊ぶのが後腐れなくて丁度よかった」
そして、「ごめんなさい、これで終わりにしよう。さよなら」と言って丈は鐘子の元を去って行くのでした。
でも、丈は別の思いを隠していました。脳腫瘍の手術を受ける事も、それがリスクの高い手術だというのも、秘密です。
そうして丈は一人スペインへ旅立つのでした…。
外国のドラマなら家庭内暴力や銃の撃ち合いになる所を、賢治のミルフィーユ叩きつけで済みました。(あの後食べたのだろうか?)
葉子さんへの愛情は強くて変わらない、いつまでも待つ。と自信満々なのです。
ピンクの髪とボクサーという攻撃的な職種、にも関わらず子供のような素直さと芯の強さ。これらがどうも一致しない。
更にセリフの下手さ。何か全体像が浮かばないんですよね。でも性格はいい。立派です。
谷原さんがいつの間にか顔がぽっちゃりしていて、仲間さんはキレイだけど顔がテカテカなのはなぜ?と、余計なことばかり気になってしょうがありません。
結末はどうなるのか。
来週、退院した丈が記憶喪失になっていました。
そして、新しい男性が鐘子の前に現れるようです。
あと残り二話、まだまだ波乱が続きそうです。