高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

スナゴケ

2009-03-01 10:38:20 | 山野草
短い2月も終わり、きょうから3月に入った。暦で春に一歩近づいても、外の様子はきのうと何も変わってない。3月の撮影は花ではなく、地味にスナゴケ(砂苔)から始めた。

都市のヒートアイランドや地球温暖化対策として、建物の屋上の緑化が進められているが、スナゴケ(砂苔)は最も注目される植物である。日当たりにはめっぽう強く、他の植物と同じようにCO2を吸収する。
コケ類が注目されるのは、コケはやがて堆積してピートモス(泥炭)になるが、取り込んだCO2をそのまま閉じ込めるという。
コケ類は脇役として何種類も使っているが、スナゴケが一番扱いやすく、重宝している植物である。

 
(右は乾燥と寒さに耐える今朝のスナゴケ)

砂苔/キボウシゴケ科/シモフリゴケ属。
河原や山地の日当たりの良い砂質の土や岩の上に生えるコケ植物(蘚類)。
茎は直立し高さは2~3cm程度、砂質の土や岩の上に群落を作る。
名前の由来:砂地に多く生えていることからこの名がついた。
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コメント (6)
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